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ドクターQ&A

番組のメールコーナーやHPに寄せられた質問に対するドクターからの回答を掲載しています。
(注:皆様から頂いたメッセージは番組やコンテンツに役立てるよう必ず目を通しておりますが、個別に返信・対応をお約束するものではありません。このコーナーに於きましてもすべての質問に対して回答を掲載するものではないことをご了承下さい。)


月のドクターQ&A


2005年9月18,25日OA テーマは『体脂肪』
Q: 身長163cm、現在の体重69kgです。この1年半で15kgも太ってしまい困っています。まだ肥りつづけている感じで、ズボンもシャツもきつくなっています。脂肪がついているところは特におなか周りと首、太ももです。朝食抜き、夕飯は9時過ぎ、外食が多いなど、仕事上、不規則な生活を強いられています。食欲が旺盛で、満腹にならないと気が済まないのですが、良きアドバイスをお願いします。(33歳 男性)
A: まず4点あります。1点朝食抜きということですが、朝食を完全には抜かないで野菜ジュースを1本摂りましょう。2つ目は外食が多いということですが、外食の丼物ではなく、ご飯とおかずが分かれた定食を頼んで、最初の時点でご飯を半分にしてもらう、という工夫をしてみてください。どうしても心理として、全部一緒に食べてしまうというということになりますから。3つ目は夕食ですが、夜九時以降になるときは目安として、お昼ご飯の半分の量を食べるようにしましょう。寝る時間との関係で9時前なら普通に食べても良いと思います。4つ目は、かなり不規則な生活で難しいとは思うんですが、週に一度は何らかの形で運動することをお勧めします。歩くことでも、自転車でも、近くのスイミングプールで泳ぐ、ということでも良いですから、どんな運動でも週に一度から始めてみましょう。一番大切なことは1ヶ月に体重1kg、もしくは1ヶ月に体脂肪1%という減量を計画してください。これを1ヶ月に3kg、5kgなどと考えてしまうと9割近くの人が減量してもリバウンドしてしまうんです。減量計画は控えめが成功のコツです。

Q: 詳しくは知らないのですが、身体の脂肪が少なすぎて起こる糖尿病があると聞きました。私たちは夫婦ともども、やせ型で、健康診断の結果も良く、あまり生活習慣病を気にかけていませんでした。本当に、脂肪が少なすぎても糖尿病になるのですか?どの位やせている人が起こるのかも含めて、詳しく教えて下さい。
(52歳 女性)
A: 糖尿病にはもともとT型、U型という二つのパターンがあります。U型には肥満の方が多いですが、T型の方は必ずしも肥満とは限らずに、痩せている人が多いんです。日本人の糖尿病の場合、95%がU型ですから、痩せているT型の糖尿病はあまり前面には出てこないというのがあります。また、非常にまれなパターンで脂肪萎縮性糖尿病というのがあります。これは糖尿病の人が1000人いても1人いらっしゃるかどうか、というくらい非常に珍しいタイプで、全身の脂肪組織が萎縮して、簡単に言えばなくなってしまうということで、脂肪細胞から出る良い物質も一緒になくなってしまい、そのために糖尿病になりやすいんではないかと考えられています。自分の身体から分泌されるインスリンの量というのは量れます。ですからそれを量ってみて無くなってしまっているのか、一応血中にはあるのか、という判断をなさるのが良いと思います。


2005年9月4,11日OA テーマは『アンチエイジング』
Q: ここ数年で、もの忘れがひどくなった気がします。息子には「年をとれば だれでも記憶力は衰えるものだ」と言われるのですが将来、アルツハイマーのような病気になるのではないか?と心配です。今のうちから何か注意することがあれば、アドバイスお願い致します。(65歳 女性)
A: 65歳で少しずつ物忘れをするのは、正常範囲かもしれないです。この方が恐れているアルツハイマー病はもっと若くてひどい痴呆になりますから、そういうものとはたぶん違うと思います。脳の働きをアップして、これ以上物忘れしないようにすればよいと思います。頭は使わないと衰えてきてしまいますから、使うということも、OUTPUTといって自分から作り出すこと、そういうことが頭をほんとに使っているという状態です。テレビもただ見ているだけではなくて、自分の中で見て、考えて、「なるほど」とか、「こうじゃないかな」とか考えることが大切なんです。「日記をつける」でもいいんです。もちろん詩を読むでも、誰かと理論立てて討論するとか。そういうことをすると頭を使うということになります。ケンカでも、ワーワー言っているだけではなくて、頭を使ってケンカをするでもいいんですよ。いつも頭を使っていることを意識する、そうすると、新しい脳の細胞もできてきますし、衰えない。時々休むことも大切です。

Q: 私は、幸い 今まで大きな病気もせず、元気に暮らしております。孫も生まれまして、まだまだ長生きしたいと思っております。実は先月、101歳の現役スキーヤー 三浦敬三さんの本を読んだのですがそこに 元気に生きる秘訣は運動と書かれていました。三浦さんは毎日 舌を出して左右に動かす口の運動をしているとのことなのですが、老化に効果はあるのでしょうか?(71歳 男性)
A: これは老化に効果があります。足先の運動なども、もちろんいいんですが、舌を出して動かすと、この首のあたりの筋肉が非常に強まるわけです。そうすると、肺炎や、誤飲や、気管支炎、むせるようになったりすることも予防することができると思います。舌の運動だけで体中よくなるわけではないですが、足は足、深呼吸したりするのもよいでしょう。舌の運動は非常に良いとおもいます。

※以前のQ&Aはバックナンバー化されました。
下記のバックナンバーをご参照下さい。


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