2018.10.02
約800年前。京都・大報恩寺の開創と、時同じくして作られた仏師、快慶の一番弟子、行快が制作した釈迦如来坐像が、2018年10月に東京で展示されることが決まり、鎌倉時代に作られてから初めて、大報恩寺の外から出る事になりました。
「釈迦如来坐像」を輸送するのは「日通・特殊美術梱包チーム」。これまでに、ミロのヴィーナスやモナ・リザの微笑みなど芸術的遺産の輸送を数々、成功させているプロ集団。
貴重な文化財を安全に運搬するために特別仕様の和紙を輸送の際の緩衝材として使っているんです。
今回、梱包作業を密着させて頂いた釈迦如来坐像が展示されている特別展「大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」は、2018年10月2日から東京国立博物館で開催されます。
問合せ先
特別展「大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」
10月2日(火)~12月9日(日)
東京国立博物館