放送番組審議会

  • 2014.07.08

    第46回

    1.

    日 時

    2014年7月8日(火)午後5時3分

    2.

    場 所

    BS-TBS大会議室

    3.

    委員の出席

    委員総数 7名
    出席委員数 6名

     

    出席者

    委員長 山崎敏子
    委員 岸伸久 北代耿士 諸田玲子 渡辺久哲 白井晃

     

    局側

    平本 取締役会長
    武田 代表取締役社長
    渡辺 常務取締役
    狩野 専務取締役
    菅原 取締役
    三ツ井 取締役
    大崎 取締役
    佐藤 制作局長
    茂川 編成局担当局長兼編成部長
    吉田 制作局担当局長

    4.

    議 題

     
     

    審議事項

    テレビ番組
    「塩野七生×向井理 魅惑のイタリア大紀行 ルネサンスとは何であったのか」
    放送日時:
    2014年6月8日&15日(日)19:00~20:54

    5.

    審議事項

    ・初回の、ルネサンスの一番初めのアッシジのフランチェスコの話になるまで、ほぼ1時間以上かかっていて、そこまでがちょっと冗長な感じがいたしました。全体としてそういうお話の部分がもう少しタイトになったらよかったのではないかと思いました。

    ・ベネツィアなどの日常生活の中の食事の風景だとか、フレスコ画の教室のところに行ってみたり、それも楽しいんですけれども、テーマであるところの焦点からはちょっと外れている感じがしてしました。

    ・一般の方がどのくらい塩野さんのことをご存じかというのが、例えば冒頭に説明がちょっと出ただけで、どの方々が程度わかるかなあというのがある。

    ・塩野さんがテーマだったら、『ルネサンスの女たち』という本があるので、この時代の女性についても少し触れたいみたいな、フレスコ画とかいろんなところに行く前に、そっちをやっていただきたいなみたいなところもちょっとありました。

    ・向井さんのパートで本の話じゃないけれど、ルネサンスに絞るのか、あるいはイタリアの紀行に絞るのかというところをもうちょっと出してもいいかなというのは思いました。

    ・これだけのものを4時間の中で詰めてレポートされているというのはなかなかないんじゃないかと思いました。若干総花的かなと思ったんですけども、中身は非常に濃いなというふう思いました。

    ・イタリア人は、フィレンツェから始まってのルネサンスをどう見ているんだろう、それが今にどういう影響を与えているか、何人かのイタリア人の方にインタビューしていただいて、それぞれ異なった見方を対比させていただくことによって、何であったのかということに対する深掘りもできたんではないのかという印象を私はちょっと持ちました。

    ・フィレンツェに始まってローマ、それからベネツィアという3つ、ステージが変わっていくという中で、フィレンツェというのはメディチ家がいて、ローマというのは法王がいて、ベネツィアはそういう意味では庶民がつくり上げた、中産階級がつくり上げていったんということですね。僕は結構あれはおもしろかったです。元首、ドージェ、あれは必ず一代限りで世襲はしない話とか、すべて権力は分散していく話とか、そういうのが最後にドーッと。塩野さんが語ったりするわけですけれども、聞いていて、すごいおもしろいと思いました。

    ・旅行番組とか紀行番組というのは結構今まで審議していましたけれども、そういう枠組みを超えて、非常に充実して見ごたえがあって、多くを学べて、非常に満足しました。

    ・それぞれフィレンツェ、バチカン、ベネツィアと拠点をかえて、芸術作品だけに焦点を当てるのではなくて、それが成り立ってきた地域性ですとか、経済体制ですとか、国家とか人とか、非常にさまざまな視点から複眼的にルネサンスを学べる、そういう意味で非常にすばらしかったですね。時間配分の構成も、塩野さんの見識あふれるエッセンスを十分に生かして、その時代時代の話と同時に、今の日本の諸問題にも通じる普遍性にもつながってきているのかなと思って、非常に新鮮でした。

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