BS-TBS

会社情報

放送番組基準

2000年11月6日制定

当社は、全国民を対象とする放送メディアの社会的責任と公共的使命を認識したうえで、衛星デジタル放送の特性を十分に活用した高品質で多様な放送サービスを国民にあまねく提供しそのサービスを通じて文化の普及と国民生活の向上に努め、健全な民主主義の発達に貢献することを目的とする。

この目的に向け、当社は公正な立場を守り自立を確保し、基本的人権を尊重するとともに言論と表現の自由を貫き、質の高い放送サービスを提供することによって国民の期待と信頼に応える。このために、当社は放送番組を以下の基準によって編成する。

  • 放送番組は報道、教養、教育、娯楽・スポーツの各分野にわたる編成を行う。
  • 世論と視聴者の要望を把握したうえで、放送番組審議会の意見を尊重し、これらの意見を放送番組に反映させる。
  • 政治的に公平な立場を守り、意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにする。
  • 放送内容が事実と相違することが明らかになったときは、すみやかに訂正または取り消しを行う。
  • 報道番組は、独立した立場から、事実を客観的かつ正確に取り扱う。報道に際しては個人の自由と名誉を尊重し、ニュースと意見は区別して取り扱う。
  • 教養番組は、視聴者の教養を高め、知識を豊富にし、常識と豊かな情操を養う助けとなるものとする。学術研究に関する番組は、正確を期し、科学的な根拠を明らかにしたうえで慎重に取り扱う。
  • 教育番組は、対象とする視聴者にとって有益かつ適切であるとともに、組織的かつ継続的に放送するように努める。
  • 娯楽・スポーツ番組は、視聴者に楽しみと感動を提供して、生活内容を豊かにすることに努める。
  • 児童向け番組は、児童の健全な常識と豊かな情操を養うことに努め、心理的・身体的に悪影響を及ぼす恐れのあるものは取り扱わない。
  • 広告は広告であることを明かにしたうえで、真実を伝え、関係法令に従い、かつ視聴者に対して責任を負いうるもののみを放送する。
  • この基準に定められた以外の細目については、日本民間放送連盟基準を準用する。