夢の鍵

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番組詳細

♯23 聞こえやすい不思議なスピーカー

♯23 聞こえやすい不思議なスピーカー

2017年03月18日放送
高音質ではないが、誰でも、どこでも聞こえやすいスピーカーが注目されている。そのスピーカーは高齢者にも聞こえやすく、空港などの騒々しい場所でもアナウンスが通りやすい特性を持つ。今では、羽田空港のJALカウンターや銀行の窓口、老人福祉施設などでの利用が広がっている。
そのスピーカーを開発したのは、平均年齢56歳のシニアたちが集まったベンチャー企業だ。60歳の社長、佐藤和則さんが開発に乗り出したきっかけは、「高齢者には蓄音機が聞き取りやすい」という話を耳にしたことだった。元ケンウッドのエンジニアだった71歳の宮原さんと二人三脚での開発が始まった。やがて、ふたりは蓄音機の音がなぜ聞こえやすい音を出せるのかという核心に迫っていくのだった。

ナレーション:小出恵介

♯22 世界が欲しがるARITA焼

♯22 世界が欲しがるARITA焼

2017年03月11日放送
400年の歴史を持つ有田焼。白地に青色顔料で模様を表す「染付」、赤から金色までを使った「色絵」や余白の美を追求した「柿右衛門様式」が有名だ。そんな伝統を持つ佐賀県有田町で、世界の名立たる有名シェフからの注文を受け、有田焼の洋食器を作っている窯元がある。そこに並ぶ有田焼は、従来のものとは色味や形がずいぶんと違う。
窯元の蒲地勝社長が家業を引き継いだのは先代社長が亡くなった15年前のことだ。全社員を前に、「きょうからフランス料理の食器をつくるから!」と言い放った。有田焼は最盛期の30%まで落ち込み、蒲地社長の会社は借金を抱え窮状に喘いでいた。伝統の町で周囲の反発を買いながらも、新たな器の開発が始まった。そして、蒲地社長は開発した器を持って、アポなしで、フランスの最高級ホテル「ホテル・ド・クリヨン」の総料理長を訪ねた。ここから蒲地社長の運命は大きく旋回していく。


ナレーション 賀来賢人

♯21 海中都市をつくる最新技術

♯21 海中都市をつくる最新技術

2017年03月04日放送
太平洋のキリバス共和国は、海面上昇の影響を受け、水没の危機に瀕している。清水建設の竹内真幸さんは10万人が海上都市に住める「グリーンフロート」という構想を打ち上げた。4年前にはキリバスの大統領にこの構想を説明し、計画を推進している人物だ。
その竹内さんが新たに打ち出したのが、「オーシャン スパイラル」構想で、海上ではなく海中に5000人が快適に居住できる都市を造るというものだ。海上と海底の温度差を利用した発電や海底資源を活用して、循環型のエネルギー社会を目指すという。そのために竹内さんは日本各地の研究所や工場を歩き、確かな技術力に構想実現の確信を強める。

ナレーション 小出恵介

♯20 離乳食で地元を元気に

♯20 離乳食で地元を元気に

2017年02月25日放送
ごご3:23~3:52
滋賀県の魅力を伝える10の商品のひとつに選ばれたのは、『はたけのみかた』という会社が作ったある商品だ。社長は24歳の武村幸奈さん。農業経験がない武村さんが目指したのは、無農薬野菜を使って、離乳食を作ることだった。
大学時代、「食」で地元を活性化させるという研究課題に取り組んできた武村さんは、無農薬野菜を作る地元の農家の人たちと知り合った。畑に行って、土を払っただけで食べた野菜は格別においしかった。しかし、無農薬野菜は形が悪いというだけで、売れにくいのだと教えられる。農家の思いを知れば知るほど、解決策はないかという思いは募るばかりだった。
思いついたのが、無農薬野菜のそのままの味を引き出せる、薄味の食品、離乳食だ。仲間たちとの試行錯誤の日々が始まった。

ナレーション 賀来賢人

♯19 若きエンジニアが慕う町工場の社長

♯19 若きエンジニアが慕う町工場の社長

2017年02月18日放送
東京の墨田区にある町工場、浜野製作所。社長の浜野慶一さんは若きエンジニアたちから慕われる存在だ。以前、この番組で紹介した電動車イス『WHILL』の福岡宗明さんは車体部品の試作を浜野製作所で行った。分身ロボット『OriHime』を生み出した吉藤健太朗さんもパーツの加工をここで行い、「困ったときに浜野さんがいるのが大きかった」と感謝している。

浜野社長自身も、深海7800メートルで3Dハイビジョンの動画撮影に成功した江戸っ子1号の開発に参加するなど、ものづくりへの情熱を注いできた。
そんな浜野社長のところに、またひとりの若者がやってきた。農作業を手助けするアイデアを具体化したいという。浜野社長やスタッフはサポートを続け、ついに開発は山場を迎える…。

ナレーション 小出恵介

♯18 丹後織物でパリコレに挑戦

♯18 丹後織物でパリコレに挑戦

2017年02月11日放送
丹後地方は1300年の歴史を持つ絹織物の産地だ。今回の主人公は、丹後の伝統を引き継ぐ民谷共路さん。民谷さんの技法は螺鈿を生地に織り込む「螺鈿織」で、硬い貝を生地に織り込むための工夫が随所に凝らされている。カメラは「螺鈿織」の技法を丹念に追いかける。
今、丹後の織物は最盛期の3%の生産量にまで減少しており、苦境に立たされている。民谷さんたちは、なんとか次の世代にバトンを渡すため、日本だけではなく世界に打って出ようと考えていた。目指したのは、パリコレクションへの出品だ。そして、待ちに待ったパリからのオファーがついに…。

ナレーション 賀来賢人

♯17 二酸化炭素で町おこし

♯17 二酸化炭素で町おこし

2017年02月04日放送
今回の主人公は、佐賀市役所の井口浩樹さんだ。日本で初めて清掃工場の排ガスから二酸化炭素を回収し、活用し始めた佐賀市役所の挑戦を追いかける。二酸化炭素といえば、地球温暖化の元凶と言われ、どちらかといえば厄介者扱いされてきた。だが、二酸化炭素は炭酸飲料に利用されたり、ドライアイスの原料になったり、野菜の生育を促すなど役に立つ資源の側面を持つ。
今、佐賀市役所では、ミドリムシの培養で有名なベンチャー企業、ユーグレナなど様々な企業と共同でエコな町づくりを目指した研究を進めている。未来産業の拠点になるような取り組みを追った。

ナレーション 小出恵介

♯16 日本の冬でも育つバナナ

♯16 日本の冬でも育つバナナ

2017年01月28日放送
今回の主人公は、日本の冬でも育つバナナを生み出した岡山県の田中節三さんだ。田中さんの手掛けるバナナ園では、真冬でもバナナが、たくさんの実をつけている。田中さんが子供の頃、バナナは贅沢品だった。「いつかバナナを自分で作って、お腹いっぱい食べてみたい」。少年時代の夢を胸に、苦節40年をかけてその夢を実現させた。しかも田中さんのバナナは、遺伝子組み換えの技術とは一切、無縁だ。

今、田中さんのもとには、北海道や青森といった寒い地域からもたくさんの人たちが視察に訪れている。今年の4月からは北海道での試験栽培も開始するという。奇想天外な発想と地道な努力で生み出した田中さんのバナナの秘密に迫る。

ナレーション 賀来賢人

♯15 極小の太陽電池

♯15 極小の太陽電池

2017年01月21日放送
エジソンが京都の石清水八幡宮にある竹をフィラメントとして使い、電球の実用化に成功したのは有名な話だ。今回の主人公は、そのエジソンを尊敬し、初詣には石清水八幡宮にお参りしてきた半導体のスペシャリストで、ベンチャー企業を立ち上げた中田仗祐(なかたじょうすけ)さんだ。
中田さんが開発したのは、極小の太陽電池で、しかも球のように丸い。パチンコ玉や仁丹よりかなり小さな直径1.2ミリの球状太陽電池である。球状のため、光を取り込む範囲が広い。また小さなため、デザインの自由度が高いのが特徴となっている。近年、ウェアラブル端末への利用などに期待が高まっている。
この太陽電池の開発は困難を極めたが、開発の鍵を握ったのは無重力空間を利用した実験だった。そこでの実験で失敗を重ねた中田さんは、エジソンのように、あるアイデアがひらめいたのだった…。

ナレーション 小出恵介

♯14 伝統の組紐技術で人工筋肉

♯14 伝統の組紐技術で人工筋肉

2017年01月14日放送
今回の主人公は、繊維の街、倉敷で伝統の組紐(くみひも)を作っている会社の清板社長だ。全国の繊維業者は、30年前に6万軒以上あったのが、今では安い輸入品に押されて4分の1になってしまった。それは繊維業だけではなく、組紐製造の会社も同じで、伝統を守り、生き残るためのチャレンジが求められていた。

そんな中、ある依頼が舞い込んだ。東京工業大学の鈴森教授からの依頼で、組紐の技術を使って非常に細い人工筋肉を作りたいというものだった。畑違いの分野に踏み出す決心をつけた清板社長と鈴森教授の挑戦は始まるが、そこには越えねばならない技術的な壁が立ちはだかっていた…。

ナレーション 賀来賢人

♯13 ノーベル賞受賞者の次の一手

♯13 ノーベル賞受賞者の次の一手

2017年01月07日放送
今回の主人公は、青色LEDでノーベル賞を受賞した天野浩教授と工学博士の小熊久美子さんのふたり。2人が目指すのは世界で安全な水を飲むことができない6億人以上の人々に安全な水を飲んでもらうこと。不衛生な水で毎日1000人近くの子供が命を落としている。

この現状を解決するため、天野教授はLEDで作り出すことができる深紫外線を利用して、水を殺菌しようという装置の開発を長年、精密機器メーカーと続けてきた。小熊久美子さんも、同じ方法で水殺菌を目指す研究者だ。この二人がタッグを組むことによって、水殺菌装置の開発は、佳境を迎えていた。小熊久美子さんンは、この装置を持ってベトナムに向かう。

ナレーション 小出恵介

♯12 地震に強いドームハウス

♯12 地震に強いドームハウス

2016年12月24日放送
4月に起きた熊本地震。南阿蘇村のレジャー施設にある450棟のドームハウスはほとんど無傷だった。震災1か月後には受け入れが始まり、最大650人もの被災者を受け入れ、地元にも貢献した。
今回の主人公は、誰もが思いつかない発想で、このドームハウスをつくった元和菓子屋の経営者だ。

しかし、その道は平坦ではなく、強度や耐火性など安全性を証明するための実験を重ねる日々が続いた。なぜ、ドームハウスは地震に強いのか、開発の苦心を含めドームハウスの開発者に迫る。

ナレーション 賀来賢人

♯11 人工知能で卓球コーチ

♯11 人工知能で卓球コーチ

2016年12月17日放送
囲碁や将棋、チェスの世界では、人工知能が名人クラスの強豪を次々に打ち破る時代に突入した。実際、人工知能に人間が支配される時代が来るのではないかと警鐘を鳴らす人もいる。

今回の主人公は、体温計や血圧計でおなじみのオムロンのエンジニアだが、人工知能を使って人に寄り添うロボットを作りたいと考えていた。具体的なプロジェクトは先輩エンジニアたちの開発してきた卓球ロボットに人工知能を取り入れ、卓球が下手な人でも上手な人でも実力に合わせて、卓球のラリーが続けられるコーチロボットに進化させることだった。そのためには卓球が上手か下手かを人工知能に判断させる必要があった。エンジニアたちの挑戦が始まった。

ナレーション 小出恵介

♯10 二足も四足も…変身ロボット

♯10 二足も四足も…変身ロボット

2016年12月10日放送
日本はロボット大国と言われながら
実際に福島原発事故の発生直後に、建屋内で使われたロボットは海外製のものだった。
国産のロボットは使われなかった。このことにショックを受けた今回の主人公はロボット大国、日本の誇りをかけて災害現場で役に立つロボット開発に立ち上がった。
目指すは狭い場所から階段まで、どんなところでも転倒せずに、作業ができるロボットだ。
二足歩行ロボットの研究をリードしてきた早稲田大学の研究者として学生たちと開発を進めるが、ロボットお披露目の場ともなる国の評価会は目前に迫っていた…。

ナレーション 賀来賢人

♯9 世界初の「大腸菌プラスチック」

♯9 世界初の「大腸菌プラスチック」

2016年12月03日放送
今回の主人公は、石油を一切使わず、大腸菌などの微生物の力を借りてバイオプラスチックづくりを目指す二人の研究者だ。
バイオプラスチックといえば、植物を原料としたものが開発されてきたが、二人の研究者は大腸菌などの微生物の力を借りて、鋼鉄並みの強度を持ち、高熱でも溶けないこれまでにないプラスチックを開発した。次の壁は実用化。ふたりは壁に突き当たりながらも、突き進んでいく。

ナレーション 小出恵介

♯8 命を救え!心臓シミュレーター

♯8 命を救え!心臓シミュレーター

2016年11月26日放送
今回の主人公は従業員30人の会社の社長。
この会社は「ものづくり日本大賞」の最高賞に当たる内閣総理大臣賞を受賞した。
受賞の理由は、独創的な心臓シミュレーターの開発だった。年間6万件以上といわれる心臓手術の世界で、今、この会社の作る心臓シミュレーターが注目されているという。なぜ医師たちは注目するのか、竹田さんが心臓シミュレーターの開発に乗り出したきっかけとは何だったのかをたどる。

ナレーション 賀来賢人

#7 未来へテイクオフ! 空飛ぶクルマ

#7 未来へテイクオフ! 空飛ぶクルマ

2016年11月19日放送
今回の主人公は自動車メーカーの若手エンジニアたちだ。
わくわくする車をつくりたいという彼らが目指したのは子供の頃、誰もが夢見た「空飛ぶクルマ」だ。ゴールは2020年の東京オリンピック。
開会式で空飛ぶクルマに乗って、聖火台に点火させようという壮大な夢を持っている。
休日に集まり「空飛ぶクルマ」づくりを目指す若者たちに、次から次に壁が立ちはだかる。

ナレーション 小出恵介

#6 走れ!高校生が挑むワイヤレス電車

#6 走れ!高校生が挑むワイヤレス電車

2016年11月12日放送
川越工業高校「電車班」の名前を一躍有名にしたのが、昨年、乾電池で動く電車で世界最長距離のギネスレコードを打ち立てたことだった。新たな「電車班」が目指したのはワイヤレスで充電し、電車を走らせるという高いハードルだ。
電車班12名は、高校生らしい独自の発想でハードルをクリアーしようとするが、お披露目の舞台となる文化祭は間近に迫っていた…

ナレーション:賀来賢人

#5 アクリルパネルの新たな挑戦

#5 アクリルパネルの新たな挑戦

2016年11月05日放送
今回の主人公は、職人気質の83歳。美ら海水族館や旭山動物園の巨大水槽を手掛け、世界からの受注が絶えない会社の社長。すでに、巨大水槽の実績ではギネス記録をつくるなど、かなり有名な会社の社長だ。その社長が巨大水槽だけでなく、新たな挑戦を始めている。大手ゼネコンからの依頼を受けた深海未来都市用の壁面づくりへの挑戦がそのひとつだ。しかし、挑戦はそれだけにとどまらなかった。

ナレーション:小出恵介

#4 石からつくる紙

#4 石からつくる紙

2016年10月29日放送
今回の主人公は、大阪府岸和田市生まれ、だんじり祭りが大好きな山﨑敦義さん、42歳。行動力のある熱血漢タイプだ。ひょんなことから山﨑さんは石から紙をつくることを目指すことになった。この方法だと原料のパルプも大量の水も必要とせず、成功すれば資源のない国にとってのニーズは限りなく大きい。「紙の神様」と言われる専門家、角祐一郎さんの力を得て、自社生産に向け開発を急ぐ山﨑さんだが、鍵を握っていたのは紙づくりにも使われる、ある製法だった。

ナレーション:賀来賢人

#3 障害を越える次世代モビリティ

#3 障害を越える次世代モビリティ

2016年10月22日放送
今回の主人公は、大手医療機器メーカーを辞め、夢の乗り物づくりを目指す若者とその仲間たちだ。彼らが目指したのは、デザインに優れているだけではなく、坂道でも段差でも簡単に移動ができ、エレベーターなどの狭い空間でも旋回できる次世代の電気車椅子だった。東京モーターショー出品したプロトタイプ車が一躍脚光を浴びるものの、製品化は難渋を極めた。試行錯誤の中から、彼らが行き着いた結論は、新たなキーテクノロジーの開発だった。

ナレーション:小出恵介

#2 世界一薄い和紙

#2 世界一薄い和紙

2016年10月15日放送
近年、和紙が持つ多様な特質に世界が注目し始めている。今回の主人公は、ひだかコウゾ和紙の産地、高知県高岡郡の和紙職人だ。古来から伝わる、ひだかコウゾ和紙を発展させ、最も薄い和紙作りにたった一人で情熱を傾ける。そのきっかけは、「自分たちが作った和紙はどんな風に使われているのか?」という疑問だった。調べているうちに、和紙は意外な使われ方をされているのを知る。経年による酸性劣化が起こりにくい特質を重宝する人たちが日本だけでなく、世界にもいることを知った主人公は、活躍の場を世界に広げていく。

ナレーション:賀来賢人

#1 世界が注目!町工場の「3Dカーボン」

#1 世界が注目!町工場の「3Dカーボン」

2016年10月08日放送
ボーイング787のボディで注目を集めた「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」。鉄の10倍強く、軽さは5分の1。弾力性、耐久性、耐熱性に優れ、まさに夢の新素材と言われている。素材生産では日本が6割を占めリードするが、加工分野で日本の出遅れが目立っている。今回の主人公は、この分野で3D成形に成功し、世界のトップメーカーからその技術力が注目されている会社の創業者だ。その進出分野はランボルギーニの重要部品の開発にとどまらず、新たな広がりを見せようとしている。  

ナレーション:小出恵介

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