無敵ロシア艦隊全滅！ その日、名将東郷は世界を圧倒した。 世界三大海戦の一つといわれる壮絶な日本海海戦＝日本連合艦隊とバルチック艦隊の対馬沖での戦いをクライマックスに、旅順封鎖作戦、乃木大将の二百三高地の攻防戦など様々なエピソードをちりばめて日露戦争を描く一大絵巻。“特撮の神様”円谷英二が特技監督として実質的に関わった最後の映画作品でもある。 【あらすじ】 明治33年、中国大陸に義和団事件勃発。日本を含む列強八ヶ国が出兵しこれを鎮圧したが、ロシアだけがそのまま満州にとどまった。 これに怒った日本はついにロシアとの国交を断絶、日露戦争の幕が切って落とされた。連合艦隊司令長官東郷平八郎は無敵を誇るバルチック艦隊を殲滅すべく秘策を練る。陸上では乃木大将率いる第三軍が二百三高地を押さえ、旅順を奪還。そして、運命の明治38年5月27日、日本海軍は対馬海峡にロシア大艦隊38隻を迎え撃った──。