新 法廷荒らし 猪狩文助~終の棲家~
柄本明がいかりや長介からバトンを引き継ぎ主演!あの法廷の暴れん坊が帰って来た!
柄本明がいかりや長介からバトンを引き継ぎ主演!あの法廷の暴れん坊が帰って来た!
とぼけた性格としたたかな作戦で法廷を煙に巻きながら核心に迫っていく猪狩文助と、仕事に燃える新米弁護士・夏目理恵子が事件を巡って推理を繰り広げる人気弁護士ミステリー。2001年から03年までいかりや長介主演で5作を放送し、好評だったシリーズのバトンを柄本明が引き継いだ。 とある老人ホームで理事長が殺される。猪狩と理恵子は被告人の医師・笹山の弁護をすることに。笹山は逮捕時には犯行を認めるが、猪狩が話を聞くと一転して容疑を否認した。ホームで起きた殺人事件と、施設に渦巻く複雑な人間関係。型破りな猪狩と新米弁護士・理恵子が難事件の真相に迫る! 【あらすじ】 猪狩文助(柄本明)は、一見するとうだつの上がらない偏屈な老人だが、実は“法廷荒らし”の異名をとる凄腕弁護士だ。 ある日、猪狩と新人弁護士の夏目理恵子(舞羽美海)は、医師・笹山克典(金子昇)の弁護を引き受けることになった。笹山が嘱託医を務める老人ホームの理事長・香原周一郎(大河内浩)が、ガソリンの混入された石油ストーブを使用した末に焼死。その現場に居合わせた笹山に殺人の容疑がかけられたのだ。笹山は当初犯行を自白したが、その後容疑を否認した。 殺された周一郎と妻の真紀枝(中島ひろ子)は夫婦関係がうまくいっておらず、周一郎は真紀枝や血のつながっていない娘の真咲(柴田杏花)に度々暴力を振るっていた。担当検事の池波遼子(草刈民代)は、真咲の家庭教師も務めていた笹山がそのことに同情し、犯行に及んだと主張する。 池波は同ホームの事務長である野口正治(越村友一)を証人として召喚。野口は笹山の犯行を裏付ける証言をするが、猪狩は“廷荒らし”という名にふさわしく、徐々に裁判での主導権を握っていく。