女タクシードライバーの事件日誌6「スカイツリーは見ていた!」
余貴美子主演!「女タクシードライバーの事件日誌」の第6弾
余貴美子主演!「女タクシードライバーの事件日誌」の第6弾
春成衿子(余貴美子)がタクシードライバーになって10年。結城興建という建設会社の営業部長だった夫・正浩(田中健)は11年前に謎の死を遂げた。当時、結城興建は贈収賄事件への関与が疑われ、担当だった正浩が取り調べを受けた。警察は自殺と判断したが、事実は今もわからない。その結城興建が倒産したというニュースが世を駆け巡った頃、衿子は坂下(小林隆)という男性客を車に乗せた。建設会社に勤務していたという坂下は、住宅街でそそくさと降りていった。 数日後、衿子は「事務所に妙な男が訪ねてきた」と課長・大城(北村総一朗)から聞かされる。その男が坂下だと直感した衿子が彼を降ろした場所へ向かってみると、そこには人だかりが。なんと坂下が殺害され、捜査が行われていたのだ。その時、家から出てきた坂下の妻・静恵(阿知波悟美)と衿子の目が合った。衿子の中に記憶が蘇る。夫の死後、真相を求めて坂下家を何度も訪れた衿子だったが、坂下本人に会うことはできず、静恵に迷惑がられたことを…。坂下は亡き夫の直属の部下だったのだ! 衿子は新聞記者の宮本(村田雄浩)に、坂下が殺害された事件について相談する。その頃、結城興建の会長・結城(近藤正臣)は、愛人・美佳(りりィ)宅で坂下殺害のニュースを見ていた…。 捜査が進むうち、坂下が事件前日に女と2人でスカイツリーを見ていたという目撃証言があがった。警察は衿子を疑う。衿子は真相を解明するために静恵の勤め先を訪れ、静恵や彼女の雇い主・藤田(蛍雪次朗)から話を聞く。そうこうするうちに坂下と会っていた女が美佳だとわかった。衿子は夫と坂下の死の真相を知るため、宮本が止めるのも聞かず結城と美佳に会いに行く。