BS-TBS

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放送番組審議会

第67回

2019/10/29

1.

日 時

2019年10月29日(火)午後4時

2.

場 所

BS-TBS 会議室

3.

委員の出席

委員総数 8名
出席委員数 7名

 

出席者

委員長  末綱隆
副委員長 出井直樹
委員   天野 篤 瀬古利彦 大森美香 寺﨑 明 古川柳子

 

局側

相子 代表取締役社長
藤原 常務取締役
林 常務取締役
中澤 取締役
茂川 取締役・放送番組審議会事務局
坂本 編成制作局編成部長
川口 総務局ライツ考査部長
中尾 編成制作局局次長・放送番組審議会事務局
朝岡 番組プロデューサー

4.

議 題

 
 

審議事項

テレビ番組
「関口宏のもう一度!近現代史」
2K及び4K放送日時:10月12日(土)12:00~12:54

5.

審議内容

 

◎委員

「近現代史」は、現代に繋がる非常に重要な時代であるにも拘らず、学校ではあまり教わらなかった時代だと思います。教科書ではわからない所まで踏み込み、メインストリートの話だけでなく、サイドストーリーもあり、番組に厚みがありました。「大政奉還」をどの様な真意や目論見で行ったのか。倒幕派がどの様な事を考えて行ったのかという所がよく出ていたと思います。この種の番組によくある再現VTRがなく、関口さんと保阪さんの対談形式での進行がよかったです。

◎委員

慶喜が何故「大政奉還」という奇策をとったのか、とらざるを得なかったのか、倒幕の機運が高まっている辺りの事をもう少し深掘りして欲しかったです。

◎委員

坂本龍馬ですが、番組の中での役割がよくわからなかったです。「坂本龍馬は、維新を見ずに亡くなり残念」と言うコメントがあっただけでした。「大政奉還」との関係性で、坂本龍馬がどんな位置づけだったのか、土佐藩がどんな位置づけだったのか、倒幕派との関係はどうだったのか。その辺りを掘り下げて欲しかったです。

◎局側

坂本龍馬については、この時代に活躍し、「王政復古」に間に合わなかったという意味付けだけで、あえて入れました。

◎委員

今まで3回放送されていますが、第2次世界大戦まで続きますか?

◎局側

第2次世界大戦終戦を目指しています。

◎委員

絵と図と話だけのシンプルな構成が、とても見やすかったです。出来れば1800年頃から始めて欲しかったです。この時代を関口さんと保阪さんとの話で聞けたら、とても面白く学べると思いました。

◎局側

幕末維新の派手な所から始めると、その部分がどうしても手厚くなります。それでは教科書と同じになる為、「大政奉還」以降がどうなったのかという所を今回注目し始めました。

◎委員

絵や手紙はどこから借りて来るのですか?

◎局側

国会図書館や美術館、博物館で所蔵されているものがあります。個人で所有されている方もおります。

◎委員

明治時代になると、写真が増えてきます。外国人が撮影した写真等も紹介してもいいと思います。

◎委員

絵や今迄にない材料から想像を膨らませるという新しい切り口が、BS視聴者層からすると、考えのヒントをもらえます。民放BSらしい切り口をどこまで通せるかがテーマだと思います。若い人が見てもとても役に立つ事、目を開かせてあげる番組になればいいと思います。

◎委員

真実としての文章と絵を見せつつ、メリハリのある形で語られている保阪さんがよかったです。絵は、あの時代にとって大きなメディアだったと思います。そのメディアの裏側に何があったのか、逆に教科書に載っている「大政奉還」の絵の意味も1つあると思いました。

◎委員

教科書に書かれていない裏側が語られている所が面白かったです。歴史は、視点が動くと全く違って見えるという部分も今後あってもいいと思います。

◎委員

時代背景の中で視点をどこに置いているのかという事を明らかにしながら説明して行く構成でお願いしたいです。

◎局側

視点を変えて見せる事については、これから取り組んで行きたいと思います。
どこに視点を置いているのかをうまく見せながら、そこに辿り着けるよう努力したいと思います。

◎委員

歴史をあまり知らない人でもわかる様に、映像があった方がいいと思います。

◎局側

再現映像を入れて欲しい要望は、歴史に興味がない方にも見て頂きたい為、意見がわかれる所ですが、今後研究したいと思います。

◎委員

反響は如何ですか?

◎局側

見た方には、「とても面白い」と言って頂いております。

◎委員

土曜お昼の放送時間ですが、この時間帯は見れない人も結構いると思いますので、放送時間帯を考えて欲しいです。

◎局側

短いタームは編成的には厳しいですが、何本か溜まりましたら、2時間番組を考えております。

◎委員

歴史好きの方は沢山いるので、是非続けて頂き、色々なチャレンジをして頂ければと思います。

◎局側

皆様からの貴重なご意見、ご感想を頂きまして、誠にありがとうございました。今後の番組制作に活かさせて頂きまして、良い番組にして行きたいと思います。
それでは、この辺りで番組審議会を終了させて頂きます。

学校で学ぶ事が少ない「近現代史」の分野を、絵と図と話だけでシンプルに構成した、新しい切り口の番組に評価を頂いた一方で、時代背景の中で視点をどこに置くか、変えて見せるか等、演出上、編成上での課題も議題にあがった。
また審議会冒頭に、上期の総括、上期2K&4K番組種別放送時間の集計結果、下期の編成状況の報告を行った。