CAST
旅人（ナビゲーター）: 髙嶋政宏・相沢紗世
総合司会:堀尾正明 /スタジオゲスト:大塚寧々・さかなクン
實吉達郎（動物学者・作家）・河合信和（科学ジャーナリスト）
オリジナルテーマ曲 : 「花びら」 TASHA gee
ABOUT
2011年3月。東日本大震災によって引き起こされた多くの混乱や恐怖。たくさんの尊い人命も失った。私たちが今、伝える事はひとつ。
「命」とは何か。
「命をつなぐ」とは何か。
番組のナビゲーターとして、髙嶋政宏と相沢紗世が、アフリカの大地に赴き、生きものたちの命の物語を見つめ、人類の遠い祖先の足跡を巡る。人類の始まりは未だ手つかずの大自然が残るアフリカにある。多くの動物を見ることができるサバンナや、世界３大瀑布の一つビクトリア･フォールズ。そして人類発祥の地を物語る人類化石遺跡群には、200〜100万年前に生息していたアウストラロピテクスの集落群が残り、人類誕生の痕跡を現在も見ることができる。この番組では、アフリカの大自然と人類誕生の足跡を訪ね、壮大なアフリカの魅力と地球の歴史を紹介していく。
番組の骨子は大きく2つ。アフリカの生きものたちの営みとアウストラロピテクスを中心とした人類創世の歴史。ナビゲーター・髙嶋政宏は、南アフリカで、「ジャングル大帝レオ」のモデルとなったともいわれる、野生のホワイトライオンを探し、喜望峰のあるケープタウンで人類の進化に深く関わるケープペンギン、アザラシの群生に出会う。ケニアの草原ではナビゲーター・相沢紗世が気球に乗り、大型動物の群れと動物の共生を紹介。さらにザンビアで、世界三大瀑布・ビクトリアの滝とそのザンベジ川流域をクルージングする。また、スタジオでは、実際にアフリカの大地を旅してきたナビゲーターのふたりを交え、堀尾正明が、ゲストと共に生物の多様性と人類の進化を、わかりやすく紹介していく。
①髙嶋政宏の旅
「人類のゆりかご〜人類発祥の地アフリカで人類の進化を辿る旅」
ナビゲーター髙嶋政宏は、南アフリカ ヨハネスブルグで人類の誕生から進化を辿る。世界遺産の人類化石遺跡群、スタークフォンテン。1896年、人類の祖先アウストラロピテクスの頭蓋骨が発見された洞窟。その頭蓋骨は約200万年前の女性のもので「Mrs.プレス」と名付けられた。髙嶋は、現地の人類学者と発掘現場や博物館を訪ね、人類進化の旅をスタートし、南アフリカの南端、ケープタウンへ大航海時代を象徴する喜望峰や、テーブルマウンテンを横目に、人類の進化を伝える遺跡へ向かう。食糧の貯蔵や遺体の埋葬を証明する洞窟、世界最古とも言われる部族・サン族の岩絵洞窟 ドラケンスバーグなどと、人類進化の過程を辿っていく。また猿人の進化過程や生物誕生のきっかけとなったアフリカ地溝帯など、ＣＧを使いながら、スタジオでは科学ジャーナリスト・河合信和が解説もしていく。
②相沢紗世の旅
「アフリカの大自然〜野生の王国でサファリ＆大瀑布を巡る感動の旅」
世界で最も沢山の種類の陸上哺乳類が生息する東アフリカ。その中でも人気の高いケニア、マサイ･マラ国立保護区で、ナビゲーターの相沢紗世が、サファリに挑戦する。サファリとはスワヒリ語で「旅」を意味する言葉。しかし、アフリカでの旅は、その規模が違う。アフリカ最高峰キリマンジャロを遠くに望みながら、野生動物の群れを気球から眺めたり、マサイ族との触れ合いや、豪華なロッジでの一時など大自然を満喫する、「旅」を体験！ザンビアとジンバブエにまたがる三大瀑布・ビクトリア・フォールズを、最も美しいと言われるジンバブエ側から鑑賞。 ヘリコプターで上空から、そして徒歩で陸上から迫力満点の絶景を堪能した後は、広大なザンベジ川を優雅にサンセットクルージング。また、スタジオでは動物学者の實吉達郎が、動物のおもしろい生態を紹介する。
地球生命スペシャル『アフリカ生命のゆりかご』 第１夜：誕生編 ('12年1月1日放送）
人類はいかにして誕生したのか、そして、どのように進化していったのかを髙嶋政宏が、人類のゆりかごと言われる南アフリカにその起源を探りに行く。
また、相沢紗世は、ケニアのマサイマラ国立保護区に、様々な動物を探し求めに行く。
地球生命スペシャル『アフリカ生命のゆりかご』 第２夜：旅立ち編 （'12年1月2日放送）
南アフリカに人類の起源を探りに行った髙嶋政宏は、その後人類がどのように進化していったのか、その進化の過程をたどる。髙嶋は、その途中、南アフリカに生息するホワイトライオンと出会い、厳しい自然環境の中で野生動物が生き残ることの厳しさを目の当たりにする。また、相沢紗世は、ザンビアとジンバブエにまたがる大瀑布・ビクトリアの滝を、最も美しいと言われるジンバブエ側から鑑賞。ヘリコプターで上空から、そして徒歩で陸上から迫力満点の絶景を堪能した後は、広大なザンベジ川をサンセットクルージングする。
