「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#42 夜空に舞う燈火 チェンマイ(タイ) 2011/2/4 O.A.

チェンマイ

今回の旅は、タイ北部のチェンマイ。日本からバンコクを経由して、およそ7時間で到着します。まずは、町の中心に流れるピン川沿いを歩いてみると、お花屋さんがたくさん。中でも目を引くのは、蓮の花。キレイに折ってお寺にお供えするんだそう。ここは、歴史があり、古くから町中に多くの寺院や遺跡が存在しているのです。中でももっとも古いと言われているワット・チェディ・ルアンや、チェンマイで最も大きいと言われているワット・プラシンなどを訪ねます。また、早朝には、托鉢を行う姿を目の当たりにします。黄金に輝く仏像の美しさ、そして途切れることなく訪れ続けるタイの人々の深い信仰心を感じます。

パーノックコッコ村

チェンマイの西にある山岳地帯に、200年前にモン族が作った小さな村を訪ねます。モン族は、「針と糸の民」とも呼ばれ、伝統的な刺繍が有名なんだそう。早速村の中を歩いていると、たくさんの作品が並ぶお土産屋さんにたどり着きました。中ではおばあさんが一人、なにやら行っています。巻きスカートを作るための布を織っているところでした。モン族は、カチョーンという植物から糸を作って、布を織るんだとか。その行程も見せてもらいます。 更に山奥へと歩みを進めると、農家を営む家族と出会いました。4人兄弟のいる家の中はとっても賑やか。穫れたての野菜を使った昼食をごちそうになり、最後には村を見渡せる高台まで、みんなでお散歩に出かけます。

ロイカトーン

最後は、再びチェンマイに戻ります。なにやらピン川に浮かんでいたり、川沿いも賑やかに。ロイカトーンと呼ばれるお祭りの日でした。お祭りに使用する大きな灯籠を購入している家族と出会い、お祭りを一緒に楽しみます。夜空に次々と上げられていく灯籠はとても幻想的な風景でした。