「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#139 白亜の断崖セブンシスターズ(イギリス) 2013/1/4 O.A.

イギリス南部をめぐる旅

今回はイギリス南部をめぐる旅。旅の出発点は大都市ロンドンです。人口1400万人に対し、訪れる観光客も年間1400万人にも上り、世界有数の観光都市でもあります。まずは、近年のロンドン観光の人気スポットであるロンドン・アイという観覧車に乗って空中散歩を楽しみます。有名な時計台のビッグ・ベン、王室があるバッキンガム宮殿、テムズ川を中心に歴史あるロンドンの街並が見渡せます。 ロンドンは天気が変わりやすいことでも有名。さっきまで晴れていたかと思うと、急に雨が降ったり・・・だからお日さまが出ていると、ロンドンっ子は一斉に公園に繰り出し、ランチを食べたりひなたぼっこをしたりして太陽の恵みに歓喜します。公園に集まるのは人間だけではありません。アヒルや鴨やリスなど様々な動物たちもエサを求めてやってきます。ここはまさに大都会のオアシス。なんだか癒されちゃいました。 ロンドン観光のハイライトはテムズ川に架かる橋から見る夜景です。青く光る新しいシンボルの観覧車と、オレンジに光る歴史的なシンボルのビッグ・ベン。その2つが溶け込んだ光の絶景でした。

ドーヴァー海峡

翌日、ロンドンを出発して向かったのはセブン・シスターズ。白亜の断崖とも呼ばれ、ドーヴァー海峡に面してそそり立つイギリス屈指の絶景スポットです。ロンドンから車で2時間、その道中には広大な牧場が広がるのどかな風景。大きく息を吸い込むと緑の匂いと花の匂い、そして海の匂いまで。風が色々な匂いを運んできてくれます。そして牧場では草を食む羊や牛の姿もあります。そんなイギリスの原風景の中で、牧場を経営するテリーさんと出会いました。テリーさんは羊だけでなく牛、馬、豚、フェレット、犬、猫、アヒルなどと暮らしています。まるで小さな動物園のような牧場でテリーさんと動物たちは家族のように暮らしていました。牧場での楽しい時間はあっという間。夕暮れ時になると、緑の大地が一斉に金色に変わっていきました。草も木々も、そしてテリーさんが大好きな動物たちも。生きとし生けるあらゆる命があたたかい光に包まれていました。

白亜の断崖セブン・シスターズ

ついにセブン・シスターズにやってきました。駐車場からは歩いて白亜の断崖を目指します。芝生の大地を踏みしめながら歩くこと30分、ようやく海が見えてきました。そして目の前に現れたのは150mにもおよぶ巨大な崖。眩しいほど透き通った白は、石灰岩が含まれているからだそうです。崖の上には柵がありません。まさに断崖絶壁。下を覗き込むと足がすくみます。でも崖の近くを飛ぶカモメたちは海風に乗って気持ち良さそうです。 セブン・シスターズの名前の由来。それは崖の1つ1つがベールをかぶった修道女(シスター)のように見えるからだそうです。やがてセブン・シスターズが最も輝く瞬間がやってきました。夕日の光を受けた7人の修道女たちは、鮮やかな茜色の衣をまとい、海を見つめています。まるで祈りを捧げているように・・・