「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#100 全て見せます!5大陸横断絶景ツアー100回記念スペシャル 2012/4/6 O.A.

ブラジル・レンソイス

今回は放送100回目を記念した特別企画。5大陸を横断する絶景ツアーをお届します。
旅の始まりは、地球の裏側、南米ブラジルから。
風情あるサンルイスの街から、東へ260キロ。目的地、レンソイス国立公園へ。地元のガイドさんとオンボロバスで最も有名な大砂丘へ出発!飛び跳ねるほどの悪路を、ものすごいスピードで走り抜けます。到着したのは、見渡す限り、眩しい光を放つ、真っ白い大砂漠。東京都23区の2倍以上という広さのレンソイスは、ポルトガル語でシーツの意味。シーツを広げたかのように真っ白な大砂丘です。白い砂丘と空の青。そして、雨季になると砂丘の山と山の谷間に現れるいくつもの巨大な水たまり。その水は透き通り、青と白のグラデーションが美しい。雨期にだけ現れるこの池には、不思議なことに小さな魚の群れが泳いでいます。乾期には消えてなくなる、この水たまりに、なぜ魚が生きているのか・・・、よくわかりませんが、この神秘の水たまりに沈む夕日の美しさにも、心奪われました。白い大砂丘・レンソイス。大自然が作り上げた不思議な絶景でした。

スイス・マッターホルン

オセアニア、アジアを旅した後に辿り着いたのは、ヨーロッパ。スイスにまたがるアルプス山脈の絶景を見つけました。かの有名な名峰・マッターホルンです。
世界でも有数の山岳リゾートとして知られる山村、ツェルマット。電気自動車と自転車、そして山を愛する人々が行き交う小さな村から標高差1485mの先にあるゴルナーグラートまで、登山鉄道に乗り込みます。目的は、その孤高の姿が世界中のアルピニストを引きつけてやまないというマッターホルン。ケーブルカーが見える迫力の風景に圧倒された後は、山の中腹にある泉から見る知られざる絶景ポイントへ。いくつものマッターホルンの姿を楽しみました。

タンザニア・ンゴロンゴロ

旅の終盤に辿り着いたのは、アフリカ大陸。タンザニアにある「野生の王国」にやってきました。世界遺産ンゴロンゴロクレーターを有する、ンゴロンゴロ保全地域。クレーターを目指して、標高1700mにあるクレーターを囲む山を駆け抜けて行きます。さらに山を登り標高2286m。樹林が切れると眼前に直径21キロ、世界最大級のカルデラ、ンゴロンゴロクレーターが飛び込んできました。
標高差610mの急斜面の外輪山に囲まれたクレーターはまさに自然の円形シアター。ここでは東アフリカにいる動物のほとんどが見られるそうです。特に人気のある「ビッグ5」と呼ばれる、ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、サイの全部を見られるかどうか…
その他にも、シマウマ、ガゼルにダチョウなどあらゆる動物と出会うことができます。ここは彼らにとって、まさに楽園なのです。