#98 │ 2014/12/29 O.A

ドイツ ベルリン〜ドレスデン ドイツクラシック紀行 世界の音楽家が憧れるオペラハウスへ

今回は、クラシック音楽を巡るドイツの旅。首都ベルリンでは、ピアノの整音をする日本人を発見。作曲家ヘンデル生誕の地ハレで、音楽の国を支える職人に出会います。音楽の都ライプツィヒでは、バッハの残した足跡を辿ります。歴史と伝統に彩られるドレスデンでは、名物アイアーシェッケを堪能。そして辿りつくゴール、オペラの殿堂ゼンパーオーパー。豪華絢爛とはまさにこのこと。観光客も音楽家も魅了するドイツ音楽の旅へ出掛けましょう。

コンサートハウス・ベルリン。ここを拠点とする楽団もトップレベルの音楽水準なんですよ。生で聴く演奏は、鳥肌ものでした。

ドイツの連邦議会が行われる国会議事堂。

東西分断のシンボル、ベルリンの壁。時を経た今では若きアーティストの活躍の場となっています。

ベルリンで大人気のソーセージ屋さん。「カリー36」カレー味が人気なんですって。やっぱりみんなソーセージがお好きなんですね。

ハレにあるヘンデルの生家。バッハと並ぶバロック音楽の巨匠。今は博物館になっていて貴重な資料が多く残されています。

ヘンデルハウスのピアノ。彼は、この家で生まれ、ヨーロッパ中で活躍し、最後はイギリス国籍になり、亡くなった際にはイギリスの国葬でおくられたそうです。

管楽器を修理する専門家ヤコブ・シモンさん。大胆さと繊細さが必要な作業は、とても興味深く、さすが音楽の国ドイツといったところでした。ヤコブさんいわく、楽器職人と音楽家の橋渡し役としてやりがいがあるとのこと。かっこいい!

ドイツ屈指の音楽の都ライプツィヒ。

当時、バッハが暮らした住まい、現在はバッハ博物館になっています。

バッハは、音楽一家で息子たちも音楽家として有名になったことから大バッハとして、特別に尊敬されています。教会音楽から、宮廷音楽まで幅広く活躍をしました。圧倒的な才能とバイタリティで音楽の父とも言われています。

チェコとの国境も近いドレスデン。歴史的建造物も多く、とても綺麗な街でした。

フラウエン教会。

ドレスデンの名物アイアーシェッケ。家族のお祝いや、お呼ばれした時にお土産にする定番のスイーツです。

「クローネン・ベッカー ローテ」ドレスデンのイチオシのパン屋さん。ご協力ありがとう!

ゼンパーオーパー(州立歌劇場)。

宮廷歌劇場として設立され、度重なる戦争で破壊と復興を繰り替しながら1985年に現在の姿で復活を遂げたそう。

ドイツが誇る歌劇場なだけあって豪華絢爛な装飾です。まだ無名だったワーグナーが、ここで発表した演奏で一躍有名になったそう。そうここは、まさにドイツの音楽の聖地です。

今週の「世界の日本人」

ベルリンのベッヒシュタインで働く、山内ポール直樹さん。

ピアノの整音師です。とても繊細な仕事で、後輩を育てるのが大変だそう。でも、音楽の国ドイツで、整音師として認められている方が日本人って嬉しいことですね。これからも、音楽を支えるお仕事続けてくださいね。

ドレスデンのゲヴァントハウスオーケストラで、ヴァイオリン奏者として活躍する赤阪加奈さん。難関試験を突破し、1年の使用期間を経て今は正式な楽団員です。

ご主人のショーンさんが、心の支えだそう。加奈さん、これからもご活躍を期待しています。

撮影スタッフが現地で見つけた、「魅惑の鉄道紀行」ならではの“旅のおみやげ”を各1名様にプレゼントします。
番組へのご意見・ご感想を添えてご応募ください。たくさんのメッセージお待ちしています!
なお、当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
応募締切 │ 2015/1/5 20:00まで

ハレで見つけたメンデルスゾーンのCD
… 1名様

バッハ博物館のTシャツとトートバック
… 1名様