日本の旬を行く!路線バスの旅

#23

2014年11月25日

旅人
賀集利樹

#23「きらめく棚田に里山里海の能登」

旅のはじまりは石川県「のと里山空港」。俳優の賀集利樹さんが秋冬限定の夜景「きらめく棚田」を目指し、世界農業遺産の能登半島を巡ります。
最初に訪れたのは輪島の朝市。山海の幸がずらり並ぶ中、今が旬の高級魚、ノドグロの一夜干しを発見。市場の一画にある炭火焼きコーナーに行けば、買った魚を自分で焼いて食べられる、と聞いた賀集さん。炭火でじっくり焼いたノドグロを、さっそく賞味。脂がのった旬のノドグロは絶品です。美味しい海の幸と朝市のお母さん達に元気をもらったあとは、いよいよ奥能登へ向けて路線バスで出発。
港町・宇出津では豪快に盛り付けた旬の魚づくしのお刺身を堪能。能登半島先端の珠洲市にたどり着いた時には、すっかり夕暮れになっていました。今夜の宿泊先は珠洲市の農家民宿。故郷のような温もりが自慢の宿です。しいたけ栽培も行っているとあって、宿のお母さん手づくりの夕食は、採れたての山の幸をふんだんに使った家庭料理。賀集さん、原木で栽培した肉厚のしいたけに大感激です。
さて、日本で唯一「揚げ浜式」による塩づくりが受け継がれているのが、珠洲市の仁江海岸。翌朝は仁江で伝統の製塩を見学し、まさに手塩にかけた能登の塩を味わいました。そして旅の最終目的地、「きらめく棚田」がある「白米の千枚田」へ。夕暮れをむかえた頃、棚田を縁取るLEDが一斉に輝き出しました。日本海に浮かび上がる「きらめく棚田」…幻想的なイルミネーションの美しさが胸に迫る瞬間です。能登半島の里山里海で出会った“旬”と“ふるさとの風景”。「また帰ってきたい…」そう思える、感動の旅となりました。

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今週のバス旅スポット

輪島朝市ノドグロ

輪島朝市 ノドグロ
住所
石川県輪島市河井町
電話番号
0768-22-7653(輪島市朝市組合)
アクセス
北鉄奥能登バス「輪島駅前バス停」徒歩15分
営業時間
8:00~12:00
毎月第2・第4水曜日、正月1・2・3日定休
旬の時期
ノドグロ一夜干し:秋~冬

したひら鮮魚店

したひら鮮魚店 カワハギ
住所
石川県鳳珠郡能登町字宇出津ト−5
電話番号
0768-62-0078
アクセス
北鉄奥能登バス「宇出津駅前バス停」徒歩3分
営業時間
11:30~13:30、17:00~21:00
土・日・祝日定休(鮮魚販売9:00~19:00)
旬の時期
カワハギ肝和え:秋~冬

しいたけ小屋 ひろ吉農家民宿

しいたけ小屋 ひろ吉 しいたけ小屋 ひろ吉
住所
石川県珠洲市三崎町雲津ト-39-1
電話番号
0768-82-3178
アクセス
北鉄奥能登バスほか「上雲津バス停」徒歩8分
営業時間
宿泊予約・問合せ受付:9:00~20:00
※料理の内容は時期で異なります
旬の時期

すず塩田村揚げ浜式製塩

すず塩田村 揚げ浜式製塩
住所
石川県珠洲市清水町1-58-1
電話番号
0768-87-2040
アクセス
北鉄奥能登バス「仁江バス停」徒歩6分
営業時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
旬の時期

白米の千枚田あぜのきらめき

白米の千枚田 あぜのきらめき
住所
石川県輪島市白米町
電話番号
0768-23-1146(輪島市観光課)
アクセス
北鉄奥能登バス「白米バス停」徒歩4分
営業時間
ライトアップは日没から4時間の自動点灯
旬の時期
あぜのきらめき:10月中旬~3月中旬