新・地球絶景紀行
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#26<再放送> ミャンマー 黄金の世界遺産 バガン遺跡群
2020年9月2日放送

①ミャンマー最後の王都・マンダレーを散策
旅の始まりはミャンマー最後の王朝があったマンダレー。
街を歩くと、仏像など伝統工芸品を作る工房が至る所に。金箔工房では、職人さんが大きなハンマーを使って何度も何度も金の塊を叩いていました。薄い金箔を作るために、なんと、5時間以上叩き続けなくてはいけないそう。
その後、職人さんがおすすめしてくれたマハムニ・パゴダへ。そこには高さ4メートルもある金一色の大仏がありました。ミャンマーの人たちにとっての金は贅沢なものではなく、神聖なものにしか使えない特別なものだということです。

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②天空の寺院 タウン・カラッ
バガンを目指す前に、岩峰の上にパゴダがある「天空の寺院」タウン・カラッへ。この地域では、ミャンマーの土着宗教であるナッ神が今でも信仰されているのですが…ナッ神の像はとにかく服装が派手!
また、岩峰の頂上へ向かう道中には、20世紀ころ、ここで修行をしていたボーミンガウンという僧侶の像や写真がずらり。彼は超能力を使えたそうで、60キロ離れたバガンへ瞬間移動できたなど、数多くの伝説が残っていました。
摩訶不思議な神や偉人と出会いつつ、777段の階段を上った先にはパゴダが。そこから見る風景は絶景でした。
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③新世界遺産・バガン遺跡群
2019年7月、世界遺産に登録されたバガン遺跡群へ。11世紀から13世紀、ミャンマー仏教の礎を築いたバガン王朝が建立した仏塔や寺院が3000以上残っています。
その中で、私が訪れたのはバガンを代表するシュエズィーゴォン・パゴダ。ミャンマー史上初めて金箔が貼られたパゴダです。昼だけではなく、日が落ちた後、漆黒の空に浮かび上がる姿はとても神秘的でした。
そして、地元の人もおすすめする朝焼けのバガンを見るため、ちょっと早起き。朝もやの中、日の光を浴びながら徐々に姿を現す仏塔群。ミャンマー人が一生に一度は訪れたいという聖地の姿がそこにはありました。

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