新・地球絶景紀行
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#31 ペルー 天空に現れた虹の山
2020年6月17日放送

①世界遺産の街 クスコ
南米ペルーの旅、今回は近年新たに発見された“レインボーマウンテン“とも言われる「ビニクンカ山」を目指します。
旅の始まりは、世界遺産の街クスコ。15世紀に最も繁栄し、高度な文明を築いたインカ帝国。その自然信仰と、スペインのカトリック信仰が融合した宗教儀式に遭遇しました。
山の神様と、イエス・キリストが同時にまつられ、インカの太鼓のリズムが心地よく響く…この地ならではの貴重な体験でした。
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②自然が織りなす白の絶景 インカの塩田
約600年前から続くという塩田を案内してもらいました。山の斜面を埋め尽くすほどの数は、まさに圧巻です。
ここで、日本の花の名前を持つ女の子、サユリちゃんと出会いました。日本では、百合は「純粋」という意味を持つことから、小さな百合「サユリ」と名付けられたんだそう。
サユリちゃんの夢は、お母さんのような製塩農家になること。小さな百合によって塩田が純白に染まる日が楽しみですね。
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③7色に輝くビニクンカ山
旅のゴールは標高5100mの「ビニクンカ山」。高地での登山は空気も薄く、少し歩くだけでも息が切れます。一見なだらかに見える道でも、体は重く、寒くて、とにかくきつい…。
登りきった先に広がっていたのは、7色に輝く色鮮やかな山肌。疲れが吹き飛びます。
この山は、地球温暖化の影響により氷河が溶けたことで2013年に発見されたそうです。
インカの人々も見たことがない、まるで大地に架かる虹のような絶景でした。
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