新・地球絶景紀行
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#9 ジョージア 千年の塔と生きる
2019年12月11日放送

8000年の歴史をもつジョージアワイン
ユーラシア大陸の十字路にあるジョージア。昔から幾度となく戦争に巻き込まれ、他の国に支配された歴史を持つ。しかし、自らの文化や伝統を絶やすことなく守り続け、今では世界遺産や無形文化遺産となって国じゅうに残されている。その1つがジョージアワイン。壺を土の中に埋め、ブドウの果汁を流し込みじっくり発酵させるという昔ながらの製造法だ。ブドウ本来の味を活かした、ジョージアならではの琥珀色に輝くワインを愉しむ。
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古都ムツヘタの世界遺産を訪ねる
かつてジョージアの前身、イベリア王国の首都として栄えたムツヘタ。ジョージア最古の教会と言われるスヴェティツホヴェリ大聖堂やジュワリ教会などの世界遺産がある。スヴェティツホヴェリ大聖堂には、イエス・キリストが処刑された時に来ていたローブが埋められているという伝説も残されている。ムツヘタの町を見下ろす丘の上に建てられたジュワリ教会からの夕景は必見。
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旅の終わりはスヴァネティ地方
最終目的地はジョージア北部スヴァネティ地方。標高4000メートルを超えるコーカサス山脈の麓にいくつも村が点在している。敵から身を守るために建てられた石の塔は、一家に一つ残されている。中でもアッパースヴァネティ地域には、千年以上前に建てられた石の塔が残るウシュグリ村など、美しい景観が世界遺産になっている。また、無形文化遺産であるジョージア独特の音楽・ポリフォニーは紀元前5世紀から語り継がれてきた。高らかな音色が氷河の山々に響き渡る。
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