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なかにし礼ヒット全集
一周忌追悼・名曲誕生秘話

昭和歌謡の黄金期を作詩家として支えた、なかにし礼が旅立って1年。一周忌にあたる今、その作詞術、人脈、ヒット曲秘話など「なかにし礼の世界」をTBSの秘蔵映像で紹介する。

◆キャスト
【インタビュー】加藤登紀子、菅原洋一ほか
◆スタッフ
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次回の放送

番組内容

昭和歌謡の黄金期を作詩家としてけん引した、なかにし礼が旅立っておよそ1年(令和2年12月23日逝去)。なかにしが残した歌は、今も多くの人に歌い継がれている。なかにし礼は言う。「自分が良いと思ってヒットしなかった歌はない」「作詩は、ヒラメキが大切」「歌謡曲は、万葉集から連なる文学である」と。その輝かしい足跡は日本レコード大賞で垣間見ることが出来る。シャンソンの訳詞家として活躍した後、歌謡曲の作詩家に転身。昭和42年に作詩賞を受賞したのを皮切りに、昭和43年、黛ジュンの「天使の誘惑」で初めて大賞を受賞。昭和45年、菅原洋一が歌った「今日でお別れ」で2度目の受賞。昭和57年には、細川たかしの「北酒場」で、3度目の受賞。その他、歌唱賞や新人賞に多くの歌手を導いた。流行り廃りの激しい歌謡界で、なかにしの存在は揺るぎないものであった。では、なかにし礼の詩の原点はどこにあったのか。ひとつは生まれ育った満州での体験。裕福な生活は戦争で一変。戦火で多くの命が失われた光景は脳裏に焼き付き、後に名作を生み出した。もうひとつは、伊豆の旅先で偶然出会った石原裕次郎の存在。歌謡曲の作詞をすることになったのも、その出会いがきっかけであった。さらに美空ひばり、阿久悠との関係とは…。 今回、稀代のヒットメーカー、作詩家・なかにし礼の一周忌にあたり、その世界をTBSの貴重映像で紹介して行く。 【紹介予定曲】♪知りたくないの/菅原洋一 ♪恋のハレルヤ/黛ジュン ♪天使の誘惑/黛ジュン ♪恋の奴隷/奥村チヨ ♪恋のフーガ/ザ・ピーナッツ ♪グッド・バイ・マイ・ラブ/アン・ルイス ♪今日でお別れ/菅原洋一 ♪愛のさざなみ/島倉千代子 ♪夜と朝のあいだに/ピーター ♪人形の家/弘田三枝子 ♪別れの朝/ペドロ&カプリシャス ♪手紙/由紀さおり ♪石狩挽歌/北原ミレイ ♪時には娼婦のように/黒沢年男 ♪北酒場/細川たかし ♪われとわが身を眠らす子守唄/美空ひばり ♪風の盆恋歌/石川さゆり ♪まつり/北島三郎 ♪我が人生に悔いなし/石原裕次郎 初回放送:2022/1/14(金)よる9:00~10:54

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