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今の日本に通じる未来を見据えた100年計画…!小岩井農場の新たな挑戦とは?「小岩井農牧」

2014年2月8日(土曜日)O.A.

岩手県の雫石町と滝沢市にまたがる小岩井農場。この日本有数の農場を運営しているのが小岩井農牧。

創業は123年前の1891年。
実は小岩井農場の緑豊かな環境は人の手で作られたもの。
それは1888年、当時鉄道庁長官の井上勝が、岩手県を訪れたことから始まります。後に「鉄道の父」と呼ばれるまでになる井上。不毛の原野を見たとき、これまで潰してきた田んぼや畑の埋め合わせとして、国家公共のためにこの地を開墾し農場を創設しようではないかと、志を持ったのでした。

しかし、この無謀な計画…一人でできるのか?そしてお金はどうするのか?井上が協力を仰いだ人物とは?地名でも、人の名前でもない「小岩井」という農場名に隠された創業秘話とは…。

そして現在でも創業者たちのチャレンジ精神を受け継ぎ、酪農と林業を軸に様々な取り組みをしています。今では生産現場を見学するバスツアーに、東京での直営レストラン。生業の幅は広がりを見せています。

食の安全に環境保全…。
今の日本にも通じる取り組みを100年以上も前から行っている小岩井農場に迫ります。