毎週土曜 よる9:00~9:54

#26 「先人の夢をつなぐ急登 谷川岳」(11月23日 放送)

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「魔の山」と言われる谷川岳。
群馬県と新潟県の県境に位置するこの山は太平洋側と日本海側の気候を分ける境目。
この特異な気候が谷川岳に急峻な山肌を作り、クライマー達の憧れの地・一ノ倉沢を作りました。

今回の旅人は北京オリンピック水泳銅メダリストの宮下純一。
選んだルートは谷川岳の荒々しい岩壁にまっすぐと向かう日本三大急登の一つ「西黒尾根ルート」。
距離3.7kmで1200mを登りきる難ルートに挑みます。

【 ロケ日:10月6日~10月11日 】

見どころ
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現在、谷川岳登山はロープウェイを使った天神尾根ルートが一般的ですが、西黒尾根ルートはかつてメインルートでした。番組では登山道のなかった山に道をつくった「谷川岳の主」と呼ばれた男も取り上げます。

変わりやすい天気、高さ10mにおよぶ鎖場、くずれやすく滑りやすい蛇紋岩。次々に訪れる自然の厳しさを経てようやく辿り着く頂上。そして迎える朝日は困難を乗り越えたことへのご褒美のように美しく輝いた。


取材後記
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谷川警備隊が昔からしているという靴ひもの結び方「谷川結び」。
ほどけにくく、解きやすいその結び方は簡単で実用的。撮影スタッフもみな「谷川結び」をしていました。

そしてシナハン・ロケハンで一度も見ることのできなかった朝日。
撮影時はガイドさん達も写真を撮るほどの朝日に出会えました。
山小屋に帰るとご主人に「やっぱり宮下さんはもってるわー。H君じゃないね」と言われました。