#289 京成線SP玉袋筋太郎

番組開始から、雰囲気の良い町中華を多く見つけることができた京成本線と京成押上線。そこで、今回は京成線沿線で、まだ巡っていない町中華を発掘する京成線SP。玉ちゃんは以前にも訪れた「京成立石」へ。

1軒目は、玉ちゃんが別番組の収録の際、下地を入れるために訪れたという「鳳龍」。昭和61年の開業で、駅の南口から歩いてすぐの仲見世商店街の一角にあります。そんな鳳龍で、まずはいつもの瓶ビールと少量サイズのメニューから「豚キムチ」を注文。再開発で激変する町の今を痛感しながら、ソース焼きそばでビールが捗ります。

2軒目は、4年前にもお邪魔した「宝塔」へ。すでに町の取り壊しが進む駅の北側の地域で、玉ちゃんも恐る恐る向かいます。しかし、幸いにも再開発区域外のため、お店は健在。ホッと胸を撫で下ろす玉ちゃんですが、聞けば、町が変化したことで、客足も変わったと店主の嘆き。それでも、玉ちゃんは景気づけに、ウーロンハイとヤキブタ、蒸し鶏のニンニクソースで店主との再会を喜びます。最後は10種類以上の調味料を合わせた店自慢の「味噌たんたん麺」を味わいます。

日々、その姿を変える東京の町をめぐり、感慨深く思う玉ちゃんでした。

#290 京成線SP樋口日奈

前半の玉さんに引き続き、新メンバーの樋口日奈が京成線沿線の町中華を巡ります。

1軒目は、お花茶屋の南口から徒歩3分、昭和51年開業の「えびす亭」。これまで番組を観ていたこともあり、最初は瓶ビールで喉を潤し、「レバニラ炒め」をいただきます。そして、店主おすすめの「もつ煮込み」や、女性客のために考案した「トマトスーラータンメン」を堪能。客想いの店主の優しさに包まれ、「うめサワー」と「グレープフルーツハイ」も飲み干すという勢い。

2軒目は、お花茶屋から2駅の京成高砂駅が最寄りという「平安」。昭和21年開業で、お酒に合う料理がメニューにずらり。焼酎好きの樋口さんが頼んだのは、芋焼酎の炭酸割り。それに合わせるため、定番の「餃子」と、開業以来その味を変えていないという「酢豚」を注文。そして、3代目が修業時代に学んだ本格「四川麻婆」に、人生初の「紹興酒」。

元アイドルながら酒好きで、町中華というこれまでと真反対の世界に活躍の場を見出そうとする一面も。今はまだ町中華の初心者。しかし、今後の成長が期待できる最初のロケとなりました。