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神秘と継承の世界遺産 白神山地
~第1章 尾上菊之助がゆく 生命育む8000年の森~

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世界自然遺産「白神山地」の魅力を余すことなく紹介。さらに美しい紅葉もお届け。

◆キャスト
尾上菊之助(旅人)
◆スタッフ
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番組内容

日本で最初に登録されたユネスコ世界自然遺産のひとつ、白神山地。そこには青森県と秋田県にまたがる世界最大級のブナ原生林が残されている。総面積およそ13万平方km(東京ドーム27,660個分)。それは8000年前の氷河期後期から、40~50世代続いたブナ林と考えられている。うち17,000平方kmが世界遺産の範囲である。その中心である核心地域には、青森県側からしか近づけない。青森の人々が美しくも過酷な大自然とどのように関わって来たかを背景に、「白神山地」の真髄を4K映像で特集する。旅人は自然や世界遺産に高い関心を持っている歌舞伎役者の尾上菊之助。全2部作の第1章、今回のテーマは「入門編~白神山地とは何か?」。世界自然遺産「白神山地」の魅力を余すことなく紹介。さらに美しい紅葉もお届け。 ◆見どころ◆ ○ダイナミックな地形を体感 白い凝灰岩でできた日本キャニオン。なぜ山に貝の化石が?溶岩が固まった海岸線でその謎に迫る。青く光る十二湖に秘密とは?豊かな保水力をもつ山、地滑りの多い地形にブナは生息する。 ○近くの縄文遺跡を訪問 大森勝山遺跡でブナと縄文人の歴史に触れる菊之助。8000年前から人間とブナ林は共存していた。 ○雨のブナ林でブナの力を学ぶ 暗門の滝付近のブナ原生林。ネイチャーガイドの案内で菊之助が歩き、ブナ林の基本について学ぶ。秋には台風がくる。雨も多い。ブナの表皮はつるっとして水の流れがよく、根元にまっすぐに雨水が落ちる。水を森全体で蓄えるシステム。沢を流れる水を直接手ですくって飲んだ菊之助はその美味しさに感動! ○原生林の中に入ってみる マタギ、レンジャーの案内で菊之助が特別な許可を得て核心地域に入る!原初のブナ森の姿がそのまま残った神秘の世界。中には樹齢200年の太いブナの木も。菊之助が思わず木に抱きつくシーンは必見。 ○世代交代する原生林を目撃! 白神のブナ林は40~50世代、およそ8000年続いた原生林。ブナの寿命は200年ぐらいなので、これ迄もそして今もなおブナの世代交代が絶え間なく続いている。倒れた老木の根があった場所に幼木が芽吹いていることに菊之助が感激!ブナ林が生み出す天然水を飲み、ふかふかの落ち葉の上に寝っ転ぶ。 ○秋の自然教室 谷口レンジャーは子供たちと山の中に入り、山菜などでキャンプ。(つがる野自然学校)これは子供達たちと野遊び、環境教育を大人もいっしょに学ぶアクティビティ。子供たちに白神の大切さを教えている。 ○紅葉の空撮 白神岳山頂からのドローン空撮。赤・黄・緑が入り乱れる美しい紅葉が4Kで鮮やかに映し出される。 ○冬に向かう白神山地 雪の予感のする季節。ブナは冬に向けてすべての葉を落とす。そして白神山地は長い冬へと向かう。 ※第2章「白神山地の四季」は2022年秋に放送予定です。

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