2018.12.12
日本で生まれ発展した「扇」。
中国の物語「三国志演義」の登場人物である、軍師・諸葛孔明が持っていたような、中国の「うちわ」が日本に伝わり、コンパクトに持ち運べるようにと、折りたためる「扇」が作られました。
近代の幕明け間もない明治11年、明治政府は「ジャポン」として、フランス・パリで開催された万国博覧会に参加し、そこで100本の扇を展示。当時、ヨーロッパで流行しつつあった「ジャポニスム文化」の浸透の一端を担いました。
問合せ先
「扇の国、日本」
2019年1月20日まで
サントリー美術館