グリーンの教え Wisdom of Golf 毎週土曜日23時00分

#14「練習では手を抜かない PLAYでは力を抜く」柴俊夫

芝居では常に全力投球だった柴俊夫。それはゴルフでも変わらなかった。「自分より上手い人には負けたくない」という負けず嫌いの性格で、ゴルフの練習には人一倍打ちこんだ。ドライバーは常にフルスイングし、アプローチではピンをデッドに狙う。しかしそれでは18ホール集中力が持続しない・・・
プロゴルファーと自分の差は何なのだろう?しかしある時突然それが見えてきたのだ。

「必要なのは緩急」

練習では手を抜かず自分の10の力を伸ばすことを心がけ、コースでは肩の力を抜き、力を抜いてプレーする事で、スコアもぐっと良くなった。
舞台芝居もゴルフと同じ長丁場。
芝居の稽古でも自分の10の力を知るために追い込むことで、本番で力の抜けた良い演技を引き出せる。
体に染み込む強さを養うことが舞台の本番で、力の抜けた演技につながるのだ。

ゴルフもPLAY、芝居もPLAY。

練習で自分の限界を引き出すことで初めて本番でよいPLAYが出来るようになる。

柴の言う「練習では手を抜かない PLAYでは力を抜く」にあなたは何を感じるだろうか?

今回のゲスト

俳優 柴 俊夫

1970年、21歳の時にテレビドラマでデビュー。翌年には「シルバー仮面」で主役に大抜擢され注目を集める。その後、甘いマスクと180センチの長身を生かし、数々の映画やドラマで存在感を示す。
今も俳優として駆け出しだった40年前にもらったクラブを使っているという柴。
芸能界でも屈指の実力派ゴルファーである柴俊夫が学んだ「グリーンの教え」をは?


次回はのゲストは、若い女性たちから絶大な支持を得ている人気ブランド
「サマンサタバサジャパンリミテッド」の代表取締役社長 寺田和正さんです。