榊原・嶌のグローバルナビ


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第444回 2009年8月1日 放送

360度のパノラマビューの絶景。まるで空につかっているような露天風呂。鹿児島の南端、薩摩の地に山ひとつをそのままリゾートにしている楽園があります。究極のプライベート空間、「天空の森」です。

広さはおよそ18万坪、東京ドーム13個分。その広大な敷地の中に宿泊施設はたった3棟しかありません。その一つが「天空」と名づけられた一番人気のヴィラです。視界を遮る壁のない建物にキングサイズのベッド、広大なオープンテラスにあるのは源泉かけ流しの露天風呂…。ここは宿泊客が誰とも合わずに、日常の喧騒やストレスから開放できる場所なのです。

「マラソンの給水所ですよ。」こう語るのは天空の森を運営する雅叙園観光の田島社長。「お客様は人間の持っている五感を取戻しにやってくる。」といいます。自然に囲まれながら日暮れとともに寝て、日の出とともに起きるという人間本来のリズムを取り戻す…。田島社長はリゾート業を「人間性回復産業」だといいます。そして気になる利用料金ですが、極上の時間を過ごす費用はひとり一泊20万円(20万1400円)。破格の値段ですが、これとは別に日帰りで楽しむプランも用意されていて、ランチバスケット付きのちょっと贅沢なピクニックは滞在4時間で3万1500円。6時間では4万2000円です。

そんな天空の森のもう一つの魅力は地元の食材にとことんこだわった食事です。シラス台地で育ったミネラルたっぷりの野菜やそのさつまいもを食べて育った黒豚、そして薩摩地鶏など、現地の味や文化を楽しむことが観光の醍醐味だと田島社長は主張します。 田島社長自ら重機を扱い、天空の森は今も日々進化を続けています。そんな田島社長が次に描いているのはオーシャンリゾートとのこと。他にはない、オンリーワンのリゾートを夢見ているのです。

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