BS-TBS

BS-TBS開局20周年記念ドラマ「左手一本のシュート」

中川大志主演。夢あればこそ!実話をもとに描く感動の青春ドラマ!

◆キャスト
中川大志…田中正幸(日川高校バスケットボール部 部員) 駿河太郎…古田厚司(日川高校バスケットボール部 顧問) 安藤玉恵…二宮紀子(田富中学校美術部 顧問) 勝矢…丸谷守保(理学療法士) 日川高校バスケットボール部 <正幸と同い年> 石内呂依…逆瀬川浩志 細田佳央太…名取秀 豊田真丸…古屋卓人 <正幸より一歳下> 前田旺志郎…桑原健太 菅原健…中村椋耶 鈴木啓…小池健二 <正幸の後輩> 入江海斗…江口篤 渡辺哲史…金丸智生 <正幸の先輩> 北條慶…古屋皓瑛 ともやん(Lazy Lie Crazy)…清水湧(甲府西高校バスケットボール部) 高岡凜花…市原梨沙(日川高校の生徒) 小市慢太郎…田中正喜(正幸の父) 飯田基祐…宮崎宏道(平塚市民病院 外科医) 吉澤健…柏木正好(柏塾 訓練士) 原田佳奈…大貫はるな(リハビリスタッフ)   〇 石黒賢…森川透(田富中学校バスケットボール部 顧問)   〇 永作博美…田中一女(正幸の母)
◆スタッフ
原作:島沢優子「左手一本のシュート~夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活」(小学館文庫) 脚本:吉田紀子 演出:村上牧人(テレパック) 協力:古田厚司(山梨県立日川高等学校) 医療監修:宮崎宏道(平塚市民病院) リハビリ監修:丸谷守保(神奈川リハビリテーション病院) バスケットボール指導:八木亜樹 益子輝楓(TOKYO DIME) プロデューサー: 遠藤宗一(BS-TBS) 東田陽介(テレパック) 製作:テレパック BS-TBS BS-TBS / BS-TBS 4K 同時放送(4K制作) 初回放送:2020/3/14(土)よる9:00~10:54
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次回の放送

番組内容

「オレ…あきらめ、ない。から。バスケ……やる。から。」  ひとりのバスケ少年の強い想いが、「左手一本のシュート」の奇跡を生んだ! その感動のタスキは、1本の新聞記事から、書籍へ、そしてついにドラマへ!! 今から約10年前、2010年7月4日の新聞に掲載された1本の記事。写真には、「夢現」と書かれた横断幕の「夢」という1文字が見える観客席をバックに、左手を高くかかげ、シュートを放つユニフォーム姿の高校生があります。見出しは「左手一本 復活シュート」。同年6月12日に山梨県で開催された、バスケットボールのインターハイ予選でのひとコマを切り取った写真です。シュートを放っているのは、山梨県日川高校バスケットボール部、田中正幸さん(当時19歳)。 2007年4月、高校の入学式の3日前。中学からバスケ部で活躍していた正幸さんは、既に入部が決まっていた日川高校バスケ部の遠征に参加。その遠征先で突然、脳出血に倒れます。緊急手術により一命はとりとめたものの、右半身麻痺によって選手としての復帰は絶望的に。しかし正幸さんは、「再び試合のコートに立ってみせる!」という夢のもと、懸命にリハビリに取り組みます。その強い想いが生んだのが、新聞記事にもなった、インターハイ予選の「左手一本のシュート」の奇跡です。 田中正幸さんの物語は、その後、ジャーナリスト・島沢優子さんの取材によって、ノンフィクション作品「左手一本のシュート~夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活」として2011年5月に書籍として発売。決して夢をあきらめなかった正幸さんの実話は、中学校・高校の授業でも多く取り上げられ、たくさんの人々を勇気づけてきました。そして現在、正幸さんは水泳でのパラリンピック出場という新たな目標に向かって挑戦を続けています。 この、「左手一本のシュート」の実話を、BS-TBSがドラマ化!この物語には、大げさな涙も、悲哀に満ちた絶望もありません。「いつか。やがて。きっと。」その言葉を胸に、再び返り咲くことを愚直なまでにまっすぐ夢見て、奇跡を起こしたひとりのバスケ少年。そして、家族、主治医、理学療法士、先生、チームメイトら、彼をとりまく人々。爽やかな感動をお届けする青春ドラマにご期待ください! 【あらすじ】 2007年4月、高校の入学式の3日前。中学時代からバスケ部で活躍していた田中正幸(中川大志)は、入部が決まっていた日川高校バスケ部の遠征に参加するが、試合会場で突如倒れ、意識を失う。バスケ部顧問の古田(駿河太郎)に付き添われ、正幸は平塚市民病院に緊急搬送。医師・宮﨑(飯田喜祐)により脳動静脈奇形による脳出血と診断される。古田からの電話で、正幸の母・一女(永作博美)と父・正喜(小市慢太郎)、そして正幸の恩師・田富中のバスケットボール部顧問 森川(石黒賢)も病院に駆けつけた。緊急手術によって一命はとりとめたものの、昏睡状態は数日間続いた。そして、目を覚ました正幸を待っていたのは、右半身麻痺という、簡単には受け入れがたい事実だった。「これまでのようにバスケをやるのは難しい」という宮﨑医師の言葉…。落ち込む正幸を励まそうと病院を訪ねた一女が見たのは、リハビリ室で懸命に歩行練習をする正幸の姿だった。 「オレ…あきらめ、ない。から。バスケ……やる。から。」 母に告げる正幸。「再び試合のコートに立つ」。夢にむかって、リハビリの日々が始まった。6月、正幸は神奈川リハビリテーション病院に転院。理学療法士・丸谷(勝矢)やスタッフの大貫はるな(原田佳奈)のもと、時には壁にぶつかりながらも、リハビリに取り組んでいく。 そして、脳出血で倒れてから1年。2008年4月、正幸は1年遅れで高校生活をスタートする。バスケ部顧問の古田、田富中バスケ部の森川、そして田富中時代の担任・二宮(安藤玉恵)、リハビリ治療院「柏塾」の柏木(吉澤健)らのサポート。そして、バスケットボール部の先輩・後輩・同級生、チームメイトたちとのとの絆。試合には出られないが、ベンチから出す的確な指示で、正幸の存在は日川高校バスケ部には欠かせない存在になっていく。 「いつか。やがて。きっと。」 森川がふとつぶやいた言葉を胸に、正幸は夢に向かって努力を続ける。はたして、正幸は再びコートに舞い戻ることができるのか──!

番組からのお知らせ

■田中正幸さん コメント 「2時間ドラマを考えています」と聞いた時、驚きでいっぱいでした。自分がシュートを決めた2010年から約10年経った今でも、こうやってドラマ化される事が決定し、すごく光栄に思います。また、打ち合わせを重ねて行くにつれ、ドラマ化されるんだという実感やワクワク感が湧いている状態です。同時に、2010年を振り返ると内容の濃い1年で、1年休学をしましたが、『諦めない心』を学んだ高校3年間だったなと思い出しました。 大河ドラマや、最近も連続ドラマに出ていた中川大志さんが主演と聞き、こんなイケメンが…と困惑しました。役になりきる姿は圧巻だと思います。 ドラマ化で楽しみにしてることはいっぱいあるのですが、ラストの試合シーンはもちろんのこと、チーム全員が一緒に泣いてくれたシーンを注目ポイントにあげたいと思います。 田中正幸(たなか・まさゆき)プロフィール 山梨県出身。県のナンバーワンプレーヤーとして注目され、バスケットボールの強豪・日川高校に進学を決める。しかし、入学式の3日前、10万人に1人と言われる血管異常による脳出血で右半身が不自由に。1年間休学、懸命のリハビリの末、日川高校3年生の公式戦に復活、シュートを決め、チームに全国大会出場という、誰もが驚く奇跡をもたらす。その後は福祉関係の大学を卒業し就職。この間、競泳に転向、パラリンピックを目指し現在に至る。 ■原作 島沢優子さん コメント 人は誰かのために頑張る時に最も成長する――。正幸君はもちろん、彼を支えた人たちが教えてくれたことです。いくつもの困難があり、何度か書くのを諦めかけました。脱稿直前には東日本大震災。インクも紙も足りず一時は出版中止の危機もありました。たくさんの本が外されたリストの最後に、なぜか残った奇跡の一冊です。 さらに左手一本でシュートを決める夢を叶えた彼の、水泳でパラリンピックという夢の第二章。ここでも彼は驚異の進化を遂げ、二つ目の奇跡を起こしました。結果はどうなるかわからないけれど、日々喘ぎ、時に涙して、成長した。そのプロセスこそスポーツの本質だと思います。 主人公の中川大志さんは、ドラマ好きの私が以前から応援していた役者さん。『G線上のあなたと私』の繊細な理人君と、「わずか3割不甲斐なし」の細杉君のギャップ萌えです。絶望から光を見出す主人公をどう演じるのか。私が書いた物語を一足飛びで超え、彼の姿が多くの若者に希望を与えることを願ってやみません。 島沢優子(しまざわ・ゆうこ)プロフィール ジャーナリスト。筑波大学体育専門学群4年時に全日本大学女子バスケットボール選手権優勝。スポーツ紙記者などを経て1998年よりフリー。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実 そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)、『部活があぶない』(講談社現代新書)、『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)など著書多数。日本文藝家協会会員。

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