BS-TBS

浅見光彦シリーズ19「長崎殺人事件」

この番組は終了しました

沢村一樹主演。素人探偵・浅見光彦が連続殺人事件を推理・解決する!

◆キャスト
沢村一樹→浅見光彦(ルポライター) 村井国夫→浅見陽一郎(光彦の兄、警視庁刑事局局長) 加藤治子→浅見雪江(光彦の母親) 山本郁子→浅見和子(陽一郎の妻) 武重裕子→吉田須美子(浅見家のお手伝い) 林隆三→松波公一郎(老舗カステラ店「松風軒」店主) 宝生舞→松波春香(公一郎の娘) 長谷川稀世→松波美奈子(同妻) 黒田福美→久山柚紀子(同元恋人) 野村真美→江口紗綾子(柚紀子の妹) 岡本信人→藤島刑事 ラサール石井→吉田刑事課長 恵秀→宮本刑事 戸沢佑介→稲垣高志 新井康弘→竹田 田口寛子/久富惟晴/渡辺寛二/福田信昭/仙波和之/鳥居しのぶ/増子倭文江/関えつ子/石橋篤史/友田安紀/別営優輝/國弘侑奈 ほか
◆スタッフ
脚本:橋塚慎一、石原武龍 監督:山内宗信
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次回の放送

番組内容

長崎の数ある観光名所の1つ、眼鏡橋の下で、男が殺された。男はカステラ連合組合の会長・山岡(仙波和之)で、その胸には凝った彫り物を施した懐剣が突き刺さっていた。ルポライターの浅見光彦(沢村一樹)は「長崎の食と歴史」をテーマにした取材に出ることになった。うっかり朝の食卓でそれを話したために、母の雪江(加藤治子)も同行することに。二人は長崎市内を観光してまわる。べっ甲細工の店に入って、そこの若夫人・紗綾子(野村真美)の説明を聞いていると、紗綾子の笑顔が急にこわばった。店の外から自分を見つめるジャンパーの男に気づいたのだ。紗綾子は男を追うように店を出ていく。その二人の後を、もうひとり若い女が尾行していた。光彦は怪訝に思う。取材の約束をしていたカステラ店・松風軒を訪ねた光彦と雪江は、先刻のジャンパーの男が店主の松波(林隆三)で、その後をつけていた娘が長女の春香(宝生舞)であることを知る。松波は無愛想だがカステラづくり一筋という職人気質の男で、春香は父の後を継ぐべく修行中だった。初めはつっけんどんに対応していた松波だったが、光彦と雪江の人となりを知り心を開く。一同が和気藹々と焼き上がったばかりのカステラを試食しているところに松波を訪ねて刑事がやってきた。眼鏡橋の下で殺された山岡について聞こうとすが、松波は何も語ろうとしない。山岡が会長をつとめていたカステラ連合組合は品質よりも金もうけを優先する業者の団体で、松波はもちろん、老舗は加盟していなかった。長崎では市内の再開発をめぐって推進派と反対派が対立しており、山岡は推進派に属していた。光彦はホテルのラウ ンジで、再開発推進派である長崎南病院院長・園井と市の観光課職員・田村が反対派の荒井と言い争っているところに出くわした。光彦が取材で来ていることを知った田村は長崎を案内するからと、光彦を連れ出す。光彦と話しながら歩いていた田村が不意に胸をかきむしって倒れ、そのまま息絶える。光彦は田村がホテルで飲んだカプセルに毒物が入っていたのだと推理するが、担当の刑事課長・吉田(ラサール石井)は素人は口出しするなと相手にしない。押し問答していると、とんでもない知らせが飛び込んできた。山岡の命を奪った懐剣は松波が持っていたものであることが判明したのだ。松波の無実を確信する光彦は、独自に調査を開始する。

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