警視庁三係・吉敷竹史シリーズ4「幽体離脱殺人事件」
もう一人の自分が犯した殺人?嫉妬…羨望…女心に潜む闇に吉敷の名推理が迫る!
もう一人の自分が犯した殺人?嫉妬…羨望…女心に潜む闇に吉敷の名推理が迫る!
鹿賀丈史主演「吉敷竹史シリーズ」第4弾。三重県のとある海岸で発見された身元不明死体。容疑者と目された女の過去に見え隠れするもう一人の女。東京から駆けつけた吉敷の推理が驚くべき方向へ向かった時、女の心に棲む闇が解き放たれる。まるで幽体離脱したかのような二人の女の存在…果たしてその真相は? 【ストーリー】 三重県・伊勢の海岸で、一人の男の他殺死体が発見された。警視庁捜査一課三係の刑事・吉敷(鹿賀丈史)は警視庁とは管轄外のこの事件の捜査のため、三重へと向かう。事の発端は一カ月前、都内にある総合病院で発生した立てこもり事件にあった。その時、犯人に人質に取られていたのが森岡輝子(相田翔子)で、彼女が伊勢の海岸に溺死寸前の状態で倒れていたというのだ。しかも現場付近からは輝子が書いたと思われる、自身の犯行を臭わせる文面の遺書まで見つかり、輝子は地元警察から事件の容疑者と見なされていた。 「もう一人の私が、人を殺したんです…。」という輝子からの電話連絡を受けた吉敷。地元警察で捜査の指揮を執る旗田(金田明夫)は、吉敷の訪問に露骨に不快感を表しつつも吉敷を輝子と面会させる。