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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2012年12月25日 O.A.

#89 あったか家族ふれあいスペシャル

地図

地球上のありとあらゆる場所をバスで旅する中で、さまざまな人に出会ってきました。 突然の出会いにもかかわらず、温かくもてなしてくれた家族、食事をごちそうになったり、泊めてもらったり。「絶対にまた来てくれよ!」と手をふってくれた沢山の家族。 バス旅がきっかけで、出会えて様々な家族とのエピソードを改めて紹介します。

まずはイタリア。水の都ヴェネツィアからドロミーティ高原へ向かうバスの中。隣合わせたご婦人から、高原暮らしを満喫しているという親戚を紹介してもらい、思わぬ展開で、途中下車することになりました。 のどかな高原の村で、動物たちと暮らすご夫妻に、暖かなおもてなしをうけました。 続いては、フランス。バスを乗り継いでニースへ。プライベートビーチで、出会ったのは、地元で人気の夫婦で営むパン屋さん。 そして、アンデルセンの世界を巡るドイツ、メルヘン街道。バスの中で出会ったおじさんが、ソーセージマイスターを紹介してくれるといいます。訪ねたマイスターは、「ソーセージも子供も、自分の作ったものが大好きなのさ!」と、三食ソーセージというユニークなご主人。自慢のソーセージをごちそうになった上、泊めてもらえることになりました!

ペルーではアンデスの山に囲まれ、自給自足で暮らす家族との出会い。小さな女の子とすっかり仲良しになり、楽しい時を過ごしました。 さらに、ラオスでは、お父さんが運転手、お母さんが車掌、子供が荷物運びのお手伝いという、家族で運営するバスに乗車しました。

最後は、アフリカのアルジェリア。 サハラ砂漠を目指すバスで出会ったのは青年が、サハラの絶景へ案内してくれるといいます。 立ち寄ったおばあちゃんの家に一泊。3世代15人の大家族に混ざって、夕食をごちそうになりました。 そして、翌朝、おばあちゃん一押しの朝焼けのサハラ砂漠の絶景と感動の体面となりました。