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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2012年8月21日 O.A.

#71 ザルツブルク発チロルアルプスを巡る

オーストリア

地図

アルプス山脈東部に位置するオーストリアとイタリアにまたがるチロル地方。今なお、昔ながらの習慣や文化が色濃く残るこの地方をオーストリアのザルツブルクから出発し、イタリアの世界遺産の景勝地・ドロミーティの絶景を目指し、路線バスを乗り継いで縦断の旅に出ます。

バスはチロル地方を目指して南下。途中、ラッテンベルクで伝統のガラス工芸やハチミツ農家に立ち寄り、古都インスブルックの街に立ち寄り、社交ダンス学校の若者たちのパーティにお邪魔して、そのダンステクニックに驚愕。

そして歴史あるホテルに宿泊し、翌日は山岳ガイド親子に案内されてチロルの山へハイキング。山頂からの広大な景色を堪能し、イタリア国境の町ブレーナンに向けて出発しますが、途中、とんでもないハプニングが!土砂崩れで道がふさがり、結局インスブルックへ逆戻り。仕方なくバスをあきらめちょっとだけ電車で移動。

そしてイタリア国境を越え最終目的地ドロミーティへ。世界自然遺産に登録されるドロミーティの夕暮れに染まる山々に抱かれました。