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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2012年7月3日 O.A.

#64 チューリヒ発アルプスを越えて

スイス

今回の旅は、観光立国スイスを縦断する旅です。
鉄道網の発達したこの国を路線バスを乗り継いでゆっくりと旅してみたら、新しい発見が見えてきました。

チューリッヒ
旅の出発点は、スイス最大の国際都市チューリッヒ。ここをスタートにスイス縦断していきます。
事前に購入していた「スイスパス」を使えばほとんどの公共交通機関が乗り放題です。早速、南を目指していきます。

ルツェルン
かつてスイスの首都だった古都ルツェルン。この湖に囲まれた街の旧市街は、車禁止です。ゲーテや、チャイコフスキーなどの芸術家たちが愛した、静かな街を散策。ちょっと足を延ばせば、湖畔を取り囲むスイスアルプスの絶景も楽しめます。この街では、スイスならではの人々の暮らしぶりに触れることができました。

ベッケンリード
ルツェルンからさらに南を目指します。ますは船で湖を渡り、交通の要所ベッケンリードへむかいます。ここから再びバスに乗るのですが、そのバスには乗客とは別の積み荷が…。それは、手紙です。スイスの公共バスは「ポストバス」と呼ばれ、鉄道網がカバーできないような奥地へ手紙を運ぶという役割も担っているのです。その手紙はどこに届けられるのでしょうか? 手紙の行く先までバスに乗っていくと、そこにも出会いが待っていました…。

ヴァッセン
いよいよ中央アルプスの峠へ。到着したのは、渓谷の街ヴァッセン。そこで出会った暖かい家族の優しさに触れました。そしてここからがスイス縦断のハイライト、中央アルプスの峠越えです。鉄道もこのヴァッセンで終わり。車でしか超えることのできない峠、古く中世より最大の難所として知られてきた悪魔の橋を渡って行きます。

ベリンツォーナ
中央アルプスを越えてさらに南へ。到着したのはスイスのイタリア語圏、ティチーノ地方の州都ベリンツォーナ。ここは本当にスイスだろうかと疑ってしまうような「スイスの中のイタリア」。スイスで暮らすイタリアンな人々と触れ合いました。

ロカルノ
そして最後の街、夏は避暑地、冬は避寒地として知られる華やかな南国の雰囲気漂うリゾート地ロカルノへ。優雅に夕日を眺めながら、旅の余韻に浸りました。