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地球バス紀行

毎週火曜22時オンエア

人間の鼓動に出会う旅、一篇の旅物語
旅の案内役は「バス」です。大陸を横断する長距離バスから都市部を毛細血管のほうに走り回る生活導線バス。早足の旅ではけっして見えて来ない車窓の風景が、乗り合わせた人との出会いが、いろいろな物語を紡ぎだしていきます。

2012年5月8日 O.A.

#56 カッセル発メルヘン街道行き

ドイツ

地図

ドイツ北西部を南北に走るメルヘン街道。
今回のバス旅は、グリム童話発祥の地カッセルを出発し、メルヘン街道を北上、ハンミュンデン、ゲッティンゲン、そして笛吹き男の物語で知られるハーメルンを訪れます。

ドイツで乗り継ぐバスは、真面目なドイツ人気質を表したかのように時間厳守で発着。
そんなバスでは、のんびり風景と共にバスを楽しむお婆ちゃんや、隣町行きのバスへ自転車ごと乗り込む親子、学校帰りの子供たちとも出会います。
降り立った村や町では、自分の街を誇らしげに案内してくれる若者や、ドイツ発祥のスポーツ「カヌーポロ」に打ち込む大学生と触れ合い。さらには、ウスラーの畜産農家で本場のソーセージをごちそうになりました。

バスも人も、真面目で厳格、でもとっても優しいドイツのバス旅をです。