大いなる鉄路 16,000㎞走破 東京発 パリ行き

4Kの列車旅は日常の風景を絶景に変えてくれる!

BS民放4局(BS朝日/BS-TBS/BSテレ東/BSフジ)は、2018年12月1日、2日の2夜にわたってBS4K放送開始記念・民放4社共同企画として『大いなる鉄路16,000㎞走破 東京発➡パリ行き』を放送しました。
今回、BS4K開局1周年を記念して『大いなる鉄路』をBS民放4局でリレー再放送することが決定。 4K映像による絶景の数々と列車での一期一会。民放4社がのべ8時間にわたってリレー形式で放送します。BS-TBSは、第1話(午前10時~)を担当します。

<放送概要>
日本から船でウラジオストクに向かいシベリア鉄道に乗り伝統文化が香りたつ中欧の街を訪ね、スイス山岳鉄道でアルプスを越え、地中海に出てからフランスに入りブルゴーニュ地方のワインの里で美味なる食文化にも触れ、鉄路だけをたどって終着駅パリを目指します。

ROUTE ルート

ROUTE ルート

東京>鳥取・境港

パリ行きのスタートは夜の東京駅。
寝台特急サンライズ出雲に乗車、鳥取県、境港へ。

ウラジオストク

そこからフェリーでロシア・ウラジオストクに到着。
シベリア鉄道の起点であり、極東ロシアの中心地として栄えるこの街には100年以上前に建てられたグム百貨店など日本から一番近いヨーロッパと言われるだけに時代の風格が感じられる建物が並んでいる。いよいよ6泊7日のシベリア鉄道の旅が始まる。

本格的な旅の前の腹ごしらえに地元の山海で採れた新鮮な食材を使ったパシフィック・ロシア・フードに舌鼓をうち、ウラジオストク駅へ向かう。

イルクーツク

駅のホーム中央にはモスクワまでの距離、9288キロを示すキロポストが立っている。乗り込んだロシア号は雄大なシベリアの平原を進む。
列車に乗り合わせた一人のフィンランド人女性、ミンカと出会った。片言の日本語が愛らしい。車窓に流れる風景や刻々と変わる日の光を追いながら乗客たちはゆっくりと紅茶を飲んだり、知り合ったもの同士おしゃべりしながら時間を過ごす。やがて紅葉がはじまった樹々の合間に世界遺産、バイカル湖が見えてくる。
海かと見間違うほどの大きさに乗客たちは圧倒される。

列車は湖の南に位置するイルクーツク駅に到着。瀟洒な駅舎を探索してみると、なんと豪華な待合室があった。ピアノやビリヤード台、卓球台が置かれている。駅のカフェには郷土料理が並び、長旅の疲れが癒される。

街の中央市場には新鮮な野菜、果物、肉、バイカル湖で採れた魚も並ぶ。かつては、この一帯でおなじみだったオームリという魚があったが、今は絶滅の危機にさらされ、禁漁になっているらしい。さらにシベリア鉄道はアジアとヨーロッパを分けるウラル山脈を越える。

途中で列車を降りていく人たちの別れは少し感傷的だ。

モスクワ

終着駅モスクワ・ヤロスラブリ駅に到着。
ミンカはここから長距離バスに乗って、故郷ヘルシンキへ帰っていった。シベリア鉄道の長旅を終えてたどりついたたモスクワは青空。色とりどりの玉ねぎ頭のドームを持つワシリー大聖堂が旅人を迎えてくれた。
列車はモスクワを南下して、ポーランド・ワルシャワを目指す。

NARRATION 旅の語り

NARRATION 旅の語り

三浦 春馬

[生年月日]:1990年4月5日(28才)
茨城県出身
[2008年] 第31回 日本アカデミー賞 新人俳優賞
『恋空』
[2009年] 第63回 毎日映画コンクール
スポニチグランプリ新人賞『奈緒子』
[2009年] エランドール賞 新人賞
[2014年] 第51回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞
『ラスト・シンデレラ』 / 『僕のいた時間』
[2015年] 第38回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞
『永遠の0』
[2017年] 第24回読売演劇大賞 優秀男優賞/杉村春子賞
『キンキーブーツ』

倍賞 千恵子

[生年月日]:1941年6月29日(77才)
東京都出身
[1960年] 松竹音楽舞踊学校を首席で卒業
同年 松竹歌劇団(SKD)へ入団
[1961年] 松竹にスカウト
松竹映画『斑女』でデビュー
[1962年] 『下町の太陽』で歌手デビュー
同曲でレコード大賞新人賞を受賞
[1969年] 芸術選奨文部大臣賞を受賞
日本アカデミー賞 毎日映画コンクール
キネマ旬報賞 等 各賞受賞
[2005年] 紫綬褒章
[2013年] 旭日小綬章
映画「男はつらいよ」のさくら役に代表される庶民派女優として、また歌手としても親しまれ活躍中