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 雷(小出早織)が岡野(国広富之)を訪ねると、熱心に推理の練習をしていた。何事かと思っていると、岡野が「名探偵の会」から「第一回推理王グランプリ」にノミネートされたという。雷は何で自分ではなく岡野さんだろうと思いながらも一緒に授賞式会場に向かう。

 授賞式の司会は「名探偵の会」会長の吉澤秀一(酒井敏也)で、その吉澤からノミネートされた推理王候補が紹介される。名探偵ジャーロック・ボームズの助手ワドソン(柴田束志)、刑事ボロンコのカミさんこと、ミセス・ボロンコ(滝本ゆに)そして、岡野とここまで順調だったが、最後の候補者である名探偵ドケチ小五郎の助手、小林中年(宮崎邦重)が、会場裏手にて遺体で発見された。

 急遽授賞式を休止し、全員で事件の謎を解き明かすことに。出入り口を封鎖し、防犯カメラを調べてみたが、犯行時刻の映像は映っていなかった。岡野の助手として推理に加わっていた雷が、建物の脇で地面に2本の轍を見つける。

 岡野は、2本の轍から車椅子を利用している吉澤のものと推理したが、雷だけ浮かぬ顔を。轍をさらに調べるとある地点で木をはさんでクロスしていた。それを見た岡野は、犯人は車椅子の吉澤ではないと、一輪車の得意な副会長の山崎学(林和義)を名指しする。事件はこれで解決するかと思ったが…。

吉澤秀一
酒井敏也
ミセス・ボロンコ
滝本ゆに
山崎学
林和義
ワドソン
大堀こういち
小林中年
宮崎邦重