「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#3 バラ色の夕日サントリーニ島(ギリシア) 2010/4/23 O.A.

アテネ

アテネの中心地、シンタグマ広場を散策。人の流れについていくとそこは国会議事堂、大勢の見物客が見守る中、アテネ名物の「衛兵交替式」が行われていました。 町の食堂では何故か肉を食べる人を多く見ます。理由を聞くと明日は「クリーンマンデー」、キリスト復活祭までの40日間は肉を食べられないからなのだとか。 1日の終わりに高台からアテネのシンボル「パルテノン神殿」を観ると、この日はアフリカの砂漠から飛んで来た赤い砂に街が包まれ、いつもとはまた違った美しい風景を見る事できました。

ガラクシディ

アテネから車で3時間かかる小さな港町。普段は静かなこの町が1年にこの日だけ大きく様相を変えるといいます。家にはビニールシートが張られ、店ではマスクや防護服が飛ぶように売れていきます。実はこの日、「小麦粉戦争」という世界でここにしかない祭りが開催されるのです。 祭りを毎年楽しみにする一家にお邪魔し、「小麦粉戦争」の楽しみ方を聞いていきます。

そして、いよいよ祭りはスタート。色とりどりの小麦粉が飛び交い、町が煙に包まれます。全身小麦粉まみれの人々だが素敵な笑顔で輝いていました。

サントリーニ島

紺碧の海と白の街並のコントラストが美しいサントリーニ。島で一番栄える町フィラを歩くと海に向かっていくつもの扉があります。これはいったい? 扉の向こうを覗くと、なるほど島の地形を生かした美しい町づくりがされていました。

島の北端の町イア、ここは世界一の夕日が見られることで有名です。案内をしてくれた地元写真家は言います。「夕日が白の街並をバラ色に染め、自分が絵の中にいるように思える」。今回そのバラ色の夕日を見る事は出来るのでしょうか…