磯や船から数多くの大物を仕留め、海の大物師として名を馳せる高橋哲也さん。中国や台湾などアジア圏でも活動する彼は、ここ数年淡水で延べ竿を使う釣りに熱中している。そんな高橋さんが今一番興味あるのがへらぶな釣り。この釣りの教えを請おうと名手・伊藤さとしさんの元を訪れた。伊藤さんの手ほどきを受け、埼玉県の管理池椎の木湖で基本を学び、翌日には、へら釣りの名所でもある群馬県三名湖で桟橋からの釣りに挑戦する。

※4月18日(木)は放送休止になります。フライフィッシングの第一人者・里見栄正さんは、50年以上もこの釣りにのめり込みながら、毎年特別な気持ちで渓流解禁日を迎える。里見さんの地元・群馬県利根川水系の上流域は、例年3月初旬はまだ雪深い季節。一般的に雪深いエリアは、魚の活性も低いイメージがあるが、実は毎年解禁初期こそ、イワナがたくさん釣れるという。今回は、レジェンド里見さんが、ニンフフライを駆使する解禁初日の釣りに密着。暖かい季節のフライフィッシングのイメージとは違い、雪景色に包まれてのこの釣りで違った風情を感じ取る。