ジョン・カビラ

旅のコンシェルジュ
ジョン・カビラ

#162 │ 2016/9/5 O.A

遥かなるシルクロード 敦煌へ 世界遺産を巡る! 【後編】
前編│後編)

悠久の時を刻むユーラシア大陸を駆け抜けて、西と東をつなぐシルクロードへ!古代中国王朝の都、西安から敦煌へ。世界遺産を巡る旅へ出掛けましょう!黄河上流にある中国最古の巨大石窟内部を特別公開!蘭州からは列車で、敦煌へ。張掖では七色に変わる不思議な大地を発見!そして敦煌ではシルクロードの歴史を刻む貴重な仏教美術の数々と砂丘に大感動!未発見の歴史ロマンを追い求めて。遥かなるシルクロードをたどる旅へ、ご一緒に!

敦煌の街からも見えるこちらの砂丘は、シルクロードの象徴、鳴沙山。

まずはヘリコプターで空中散歩!

どこまでも続く広大な砂漠。このシルクロードをたどって、西から、そして東から交流が進んだんですね。

千年以上、水が枯れることのない砂漠のオアシス、月牙泉です。『月牙』とは、中国語で三日月の意味で、鳴沙山に囲まれた池の形が三日月に似ていたのでこの名前が付けられたんですって。

砂漠の楽しみと言えば…?そう、ラクダに乗れるんです!これで正真正銘、シルクロードの旅人、ですね!

今度はアクティブに!バギーで砂丘を大疾走!

すごいスピード!楽だとは全然違います!道なき道を走るバギー、気持ちいい〜!

敦煌三大石窟のひとつ、西千仏洞にやってきました。こちらの石窟では貴重な仏教美術が、数多く発見されているんですって。

色彩豊かな壁画。時代は北朝末期。仏典のストーリーが描かれているんだとか。

敦煌には5つ星ホテルもあるんです!豪華なお部屋。旅の疲れを癒せること、間違いなし!

こちらでは西洋料理も頂くことが出来ます。砂漠の近くでサーモン!なんだか不思議!

砂漠の大画廊、世界遺産、莫高窟は千年に渡って掘られ続けた、仏教芸術の聖地。砂丘、鳴沙山の端に位置する断崖にめりこむように作られています。

この建物の中には莫高窟最大の仏像、弥勒大仏が鎮座しています。

ここは盛唐時代の代表的な窟のひとつ。壁画の色彩の鮮やかさと画像の完璧な状態は他の窟ではほとんどみられないんだとか。

旅の楽しみと言えば食事!夜市へお邪魔してみました!香辛料がしっかり効いた一品。疲れも吹っ飛びそうです!

シルクロードの美しい砂丘で日の出を見学。これは、感動です!

こんなアクティビティも!結構なスピード…。でも楽しそう!

敦煌から車でおよそ4時間。『孫悟空のふるさと』と言われている場所、東千仏洞石窟へ到着しました。


莫高窟以上の規模を誇る、素晴らしい仏教美術が眠っている地。ここには3体の仏像が保管されています。清の時代に作られたものなんですって。

観音様が菩提樹に寄りかかる、美しい姿を描いた『観音の曼陀羅』、別名『苦しみを救う観音』。シルクロードには未発見の歴史ロマン、そして私たちのルーツがまだまだたくさん眠っているんですね!