ジョン・カビラ

旅のコンシェルジュ
ジョン・カビラ

#161 │ 2016/9/5 O.A

遥かなるシルクロード 敦煌へ 世界遺産を巡る! 【前編】
(前編│後編

悠久の時を刻むユーラシア大陸を駆け抜けて、西と東をつなぐシルクロードへ!古代中国王朝の都、西安から敦煌へ。世界遺産を巡る旅へ出掛けましょう!黄河上流にある中国最古の巨大石窟内部を特別公開!蘭州からは列車で、敦煌へ。張掖では七色に変わる不思議な大地を発見!そして敦煌ではシルクロードの歴史を刻む貴重な仏教美術の数々と砂丘に大感動!未発見の歴史ロマンを追い求めて。遥かなるシルクロードをたどる旅へ、ご一緒に!

悠久の時を刻む、ユーラシア大陸を駆け抜けて!アジアとヨーロッパをつなぐ、シルクロードを目指して!

世界遺産の地、桂林。ここは『カルスト』という地形で、水に溶けやすい岩石で構成された土地が、雨水などで浸食されてできた場所なんですって。

巨大鍾乳洞、蘆笛岩。こんな幻想的な場所が地下に眠っているなんて…。なんだか竜宮城みたいです!

蘇州四大庭園の一つ、獅子林。元の時代に作られた庭園で、穴やくぼみが多い太湖石という奇岩を使った庭園です。

山西省にある氷の洞窟。外の気温が40度近くに達しても、洞窟内は氷点下4度以下を保っていて、一年中、氷が溶けることはないんだとか。

西安の東にある、中国の三大石像芸術の一つ、龍門石窟。北魏から唐の時代にかけて作られたおよそ10万体もの仏像が安置されています。

高さ17mの廬舎那仏。どれだけ大きなものを作るかと言う事が、信仰心の現れだったんですね!迫力満点!

古都・洛陽にある中国最古の仏教寺院、白馬寺。創建は68年。弘法大師、空海とも関係の深いお寺です。

西安の博物館にある世界遺産、兵馬俑。20世紀最大の発見と言われる兵馬俑はまだ発掘の途中。壮大な歴史ロマンを感じます!

中国4大美女の1人、楊貴妃が過ごしたという華清池。ここの温泉で美しい肌に磨きをかけたんですって!あやかりたい!

玄奘三蔵法師が天竺から持ち帰った経典が納められているという大雁塔。シルクロードは仏教を伝えた道でもあります。西安はシルクロードの出発地にふさわしい場所なのかもしれませんね。

西安から蘭州、張掖、そして敦煌へ!『絹の道』を辿る1700キロの旅へ出掛けましょう!

蘭州から南西へおよそ100キロの場所にある劉家峡ダム。高速ボートで一気に目的地まで行きましょう!

中国最古の巨大石窟、炳霊寺石窟。中国に数ある巨大石窟の始まりの場所です。

こちらは弥勒仏。高さはなんと27m!堂々としています。

ここは険しい環境にあり、破壊や持ち出しをまぬがれたため、貴重な仏像が数多く残されています。まだ調査中のため、公開される石窟は日によって違うんだとか。

今でも色を感じることが出来ます。1500年前のものとは思えません!

蘭州駅から列車で敦煌へ!乗車するのはこちら『敦煌号』。乗車の際にパスポートが必要なので気を付けないとね!


こちらではお食事もできるのね!ゆっくりくつろげそうだし、これは快適な旅になりそうです!

敦煌号にはこんな車両も!高級ラウンジみたいですね。


敦煌へ向かう途中にある張掖からおよそ40キロの場所にある、張掖丹霞地貌と呼ばれる場所。質学的にも非常に珍しい、光の角度で大地が七色に変わる大地なんだとか。大自然の神秘、ですね!

シルクロードの東と西が出会う街、敦煌はもうすぐです!