週刊報道LIFE

2015.12.13

「もんじゅ事故20年…核燃サイクル見直し論」

1995年12月、ナトリウム事故を起こしてから
ちょうど20年になる高速増殖炉「もんじゅ」。
1兆円以上を投じたにもかかわらず、ほとんど運転実績はなく、
先月、原子力規制委員会は、日本原子力研究開発機構から
運営主体を変えるよう文部科学省に異例の勧告を出しました。

特殊な原子炉のため、移管先は容易にみつかりそうになく
事実上の「廃炉勧告」を突きつけられたもんじゅは、
いま岐路に立たされています。

当時、日本の原子力政策に携わり、核燃料サイクルの方針を決めた
キーマンのひとり・伊原義徳氏を松原キャスターが取材。
これからの日本の原子力政策の行方について聞きました。

※ゲスト 倉澤治雄(科学ジャーナリスト)