7人制ラグビー世界一決定戦 ワールドカップ・セブンズ 日本代表の挑戦
この番組は終了しました
7人制ラグビーのワールドカップがモスクワで開催。 男女日本代表の健闘を中心に大会をダイジェストで放送。
この番組は終了しました
7人制ラグビーのワールドカップがモスクワで開催。 男女日本代表の健闘を中心に大会をダイジェストで放送。
2016年夏季五輪で新たに採用される7人制ラグビー。 この競技は1883年、スコットランド南部、イングランドとの国境近くにあるボーダーズ地方で誕生。発案者はアダム・エドワード・ヘイグ。創立以来ずっと財政難に悩まされていたスコットランド メルローズのクラブチームを救おうと、資金調達のため15人制よりも実施しやすい7人で行うラグビーを考案。メルローズクラブあげてのスポーツイベントに組み込んだところ大成功。コンパクトかつシンプルな競技スタイルは、あっという間に近隣の街に広がり、1926年には全国規模の「ミドルセックス・セブンズ」が開催されるまでになった。 1993年には国際ラグビーボード(IRB)主催の「ワールドカップセブンズ」が始まり世界一を決めるチャンピオンシップも生まれた。ワールドカップの優勝杯はセブンズが誕生したメルローズクラブから由来し『メルローズカップ』と呼ばれる。7人制日本代表は第1回大会(1993年)から2009年、ドバイで行われた第5回大会まで参加している。 ◆男子7人制日本代表・瀬川智広ヘッドコーチ コメント 最初の相手がスコットランドなので、十分に準備したアタックをぶつけたい。一方、プール最後のロシアは日本と同じレベルだけに、しっかり分析して勝たなければならない。プールが1試合と2試合の2日間に分かれ、一戦一戦休養を取りながら余裕を持って3試合を戦える日程は、日本にとってありがたい。試合スケジュールが決まったので、これから、試合間の時間の使い方などをシミュレーションして本番に臨む。 ◆女子7人制日本代表・浅見敬子ヘッドコーチ コメント 初戦の相手ロシアは、前回大会と同じ顔合わせで2月に大敗した相手と、因縁を感じる。開催国だけに大声援の後押しを受け、日本は大きなプレッシャーを受けるだろう。そこで良いパフォーマンスをして勝てば一気に波に乗れる。初戦に集中して準備したい。プール最後のフランス戦はメーン会場のルジニキスタジアムで行われる。日本女子にとってなかなかない機会を楽しめるよう、そこまでの2試合で結果を出したい。