【放送日時】 １１月２４日（金）午後２：００～３：５４ 　　　　　　　　　　よる７：００～８：５４ １１月２５日（土）午後７：３０～８：５４ １１月２６日（日）午後７：３０～８：５４ 日本男子ツアー最終盤のビッグトーナメント『カシオワールドオープン』。 賞金総額２億円、優勝賞金４０００万円を賭けたビッグトーナメント。 戦いの舞台はツアー屈指の雄大なコース、高知県の『Kochi黒潮カントリークラブ』。 また、今年も加熱する賞金王争いも注目の一つだ。 今シーズンは若手とベテランが入り混じった混戦となっている。 賞金王レースを盛り上げるのは若手の２人。 現在賞金ランキング１位、小平智（２８歳）。 ３月に元賞金女王の古閑美保さんと結婚。 結婚後は１勝、トップ５に５回入るなど充実したシーズンを送っている。 史上初の夫婦で賞金ランキング１位へこの大会での上位進出を目指す！ さらに、４位の今平周吾（２５歳）は今季１勝、トップ１０が８回と好調をキープ。 今シーズンは「賞金王」のタイトルを狙うと公言。南国高知でどんなプレーを見せてくれるのか！？ また、３０歳以上のベテラン勢たちにも注目だ。 まずは昨年の賞金王で賞金ランク７位の池田勇太（３１歳）。 今季はアメリカＰＧＡツアーを中心に出場していたため、日本ツアーは僅か１０試合の出場となっている前半戦は過密日程の中での出場となったため苦戦を強いられた。 しかし、夏場以降は本来の力を見せ、６試合で２勝と調子をあげている。 それでも賞金ランクトップの今平とは２５００万円以上の差があるため、この大舞台での活躍は必須となっている。 他にも年内の世界ランキング５０位以内を目指している宮里優作（３７歳）、 同５位の片山晋呉（４４歳）、今季ダイヤモンドカップで通算３勝目をあげた片岡大育（２８歳）などの実力者や同２位で規格外の飛ばし屋アメリカのチャン・キム（２７歳）といった外国勢も虎視眈々とビッグタイトルを狙っている。 そしてこの『カシオワールドオープン』、もうひとつの焦点は、賞金シード当落線上の争い。賞金ランキング60位までにしか翌年のシード権が与えられない。翌週のツアー最終戦、ＪＴカップは、その年のツアー優勝者と賞金ランキング上位者など、ごく限られた選手にしか出場資格が与えられない大会のため、実質的にこのカシオワールドオープンが最終戦になる選手がほとんど。 つまり、このカシオワールドオープン終了時点で賞金ランキング60位以内に入らないと、2017年のシード権を失うことに成る。 賞金ランキング60位の当落線上にいる選手にとっては、このビッグトーナメントの出来が翌年のシード権を大きく左右することとなる。 昨年は賞金ランク88位で大会を迎えた正岡竜二が2位に入り、大逆転でシード権を獲得した。一方、シード当落線上にいた韓国のＳ．Ｋ．ホは大会でシードに必要な成績を残せなかった。そのため僅か1万2694円差で届かず、１４年連続で守ったシード権を失った。 賞金王争いとシード権争い、ゴルファー達の意地とプライドをかけた２つの戦いが見られるカシオワールドオープン。 今から楽しみだ！ （順位、賞金額は10月6日現在）