それがしりたい ニッポンおもしろいネ

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2013年9月2日放送
午後6:00〜7:54〔2時間スペシャル〕

♯38「富士山ぐるっと１周！路線バスの旅」

出演

神保悟志

日本が世界に誇る名峰、富士山。

神秘的で雄大な姿は古来より

私たちを魅了しつづけてきました。

今回はその富士山をぐるっと１周！

路線バスの旅２時間スペシャルです。

旅人は自らも富士山を見て育ったという静岡出身の俳優・神保悟志さん。

ぶっつけ本番！２泊３日「路線バス」の旅！

富士山を愛する人たちとふれあい地元の人だけが知る“とっておきの富士山”を探しに気ままに途中下車します。

<晴天の富士山を祈って…>

初日は朝からあいにくの雨…

富士山は見えません…

それでも新富士駅をスタート。

河口湖方面へ向かうバスは一日に３本しかありません。

最初に途中下車をしたのは富士宮駅。

その目的は富士山世界遺産の構成資産のひとつである富士山本宮浅間大社での参拝。

「晴れて素敵な富士山が見えますように」

果してこの願いは届くのでしょうか。

お昼に向かったのは浅間大社の目の前にあるお宮横丁。

そこでＢ級グルメでも知られる「富士宮やきそば」や「静岡おでん」に舌鼓。

ぶらり富士宮を散歩して出会ったのは地元商店街の鮮魚店のご主人。

趣味で撮影している富士山の絶景写真を見せてくれました。

ご主人のおすすめで次の立ち寄り先は「白糸ノ滝」に決定。

しかし、行ってみたら…

濃い霧のため残念ながら滝は全然見えず…

この先大丈夫！？

<富士山×湖×温泉は最高の組み合わせ！>

河口湖駅へ向かう途中、お参りのご利益が！？　

雲のすき間から富士山が“ちょこっと”顔を出してくれました。

富士山の絶景が望める宿を探すため情緒あるレトロバスに乗り河口湖畔を走ります。

ぶっつけ本番の旅は、宿の交渉も自力で…。

スタッフは本当に神保さんの宿の予約をとっていないのです。

湖畔のホテル「風のテラスＫＵＫＵＮＡ」に突然のお願い…

なんとか特別にＯＫが出ました！

最上階にある絶景！湖一望！の露天風呂はまるで湖に浮かんでいるかのよう…

神保さん、気持ち良さそうです！

地元の食材や旬の素材をふんだんに使った豪華ディナーと美味しいワインで初日の疲れを癒しました。

<富士山の歴史を訪ねて…>

２日目の朝。この日は晴れ！

個室専用の露天風呂からは幸運にも、「逆さ富士」を見ることができました。

さて、ぶっつけ本番！路線バスの旅再開です

最初の目的地は　富士山の登山道のひとつ吉田口の起点にもなっている「北口本宮冨士浅間神社」へ。

そこでもっと「富士山信仰」を知りたい！と思った神保さんは、かつて富士山登山者の宿坊だった御師（おし）の家・旧外川家住宅を訪れました。

富士山信仰の歴史の奥深さを感じたひと時でした

お昼はかねてより食べてみたかったという名物・吉田うどん！コシのある麺は絶品！

続いて向かった山中湖では水陸両用バスＫＡＢＡで湖にダイブ！

しかし残念ながら富士山は見えませんでした…。

<“恩師の富士山”に囲まれて>

御殿場市に立ち寄るなら、会いたい人がいる！とのこと。

その方は神保さんが俳優を目指すきっかけとなった高校時代の恩師・平賀譲先生。

突然のお宅訪問を快く迎えて下さいました。

画家でもある先生が描いた富士山に囲まれながら思い出話に花が咲きます。

粋な平賀先生のはからいで今晩泊めてもらえることに…。

夜遅くまでお酒を酌み交わしたふたりでした。

<懐かしの富士山と三島の水>

３日目、神保さんの故郷・三島市に到着。

最初に訪れたのは、三島市立公園楽寿園。

１００円の豆汽車に乗ればたちまち童心に戻ります。

三島市民の自慢のひとつが豊富に湧き出る富士の雪解け水。

白滝公園の水は懐かしい味でした。

家内安全、商売繁盛、安産祈願などで多くの人々が訪れる三嶋大社。

三島のスター凱旋に妊婦さんも駆け寄り安産祈願のお願いを！

神保さんにお腹をさすってもらいました。

お昼は三島自慢のうなぎ！

富士の天然水でしめた絶品・上うな丼を堪能しました。

さぁ、そろそろ富士山ぐるっと１周！

ゴールが見えてきましたよ〜

<富士山は日本人の心>

富士駅到着で見事！１周を達成した神保さん。

しかし…もう１か所どうしても行きたい所があるといいます。

そこは三保松原…。

三保松原といえば、事前の除外勧告を覆して世界遺産逆転登録を果たした名勝地。

その立役者の一人として注目を浴びたのが羽衣ホテルの女将・遠藤まゆみさんです。

この女将さんと神保さん夫妻は旧知の仲。

是非！直接女将さんに「登録おめでとう」を伝えたい！ということで久々の再会となりました。

路線バスで巡った、富士山ぐるっと１周の旅。

神保さんが幼い頃から見ていた富士山、地元の人々の暮らしの中にある富士山、それぞれの想いにふれ、なんとも心温まる旅となりました。

いやぁ、ニッポン、おもしろいネ！

今週の「それおも」スポット