それがしりたい ニッポンおもしろいネ

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2013年7月22日放送

#36「日本一長い路線バスの旅！奈良県八木駅〜和歌山県新宮駅」

出演

藤本隆宏

奈良県八木駅から和歌山県新宮駅を結ぶ路線バス「八木新宮特急バス」。

全長166.9�q、停留所の数は167、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バスです。

今回は舞台・テレビに大活躍する元オリンピック水泳代表の藤本隆宏さんが

八木駅から終点の新宮駅まで２泊３日のガチンコ旅。

道中には日本一の大きな村・世界遺産・実在した天空の村など…

果たしてどんな旅が待っているのでしょうか？？

藤本さんがまず向かったのは切符売り場。

八木駅から新宮駅までの切符を購入。

藤本さん、バス停の数にビックリ！

その数１６７箇所！！

八木新宮特急バスに乗って旅の始まりです。

＜バス停�@：「戎神社前」・奈良県五條市＞

この町は、昔ながらの街並みが残っていました。

１６０７年に建てられた日本最古の民家。

重要文化財に指定され、現在も人が住んでいます。

通常は公開していませんが特別に見せてもらえることになりました。

「戎神社前」を出発して２時間。

周りの風景もがらりと変わり、山道へ。

バスは奈良県のある日本一大きな村「十津川村」へ入りました。

＜バス停�A：「上野地」・奈良県十津川村＞

ここでは２０分の休憩があります。

長距離ならではですね。

ここには十津川村名物の「谷瀬の吊り橋」がありました。

高さ５４メートル・長さ２９７メートル！

藤本さんもおっかなビックリ。

２０分の休憩では怖くて最後まで渡れませんでした。

車内には藤本さんだけになっていたところ地元の高校生が乗車してきました。

彼らは高校へ通学するのに、このバスを利用しています。

＜バス停�B：「十津川温泉」・奈良県十津川村＞

高校生の情報をもとに今夜の宿探し。

藤本さん自ら交渉し無事に泊まる宿を確保！

今夜の宿は「十津川温泉 ホテル昴」。

疲れたカラダを癒すには地のものが一番。

路線バスの旅２日目。

朝から温泉で鋭気を養う藤本さん。

バスの時刻まで時間があるため急遽世界遺産を歩くことに。

世界遺産「熊野参詣道小辺路」を歩くこと１時間。

そこには天空の村「果無集落」が広がっていました。

バス停に戻り路線バスの旅も再スタート。

バスは十津川村に別れを告げ和歌山県へと入っていきました。

＜バス停�C：「本宮大社前」・和歌山県田辺市＞

全国の「熊野神社」の総本山にあたる熊野本宮大社。

熊野詣の人々が夢にまで見た聖地・熊野本宮大社。

熊野三社の中でもとりわけ古式ゆかしい雰囲気が漂います。

藤本さんがお昼に買ったのはこの地方の特産品である「めはり寿司」。

白飯を高菜の浅漬けの葉で巻いた郷土料理。

＜バス停�D：「湯の峰温泉」・和歌山県田辺市＞

今回の旅では立ち寄れませんでしたがここ湯の峰温泉代表的な湯の町の１つ。

共同浴場の１つ「つぼ湯」は１８００年の歴史があり日本最古の温泉と言われています。

＜バス停�E：「かめや前」・和歌山県田辺市＞

藤本さんまた何かを発見！

川原でお風呂に入っている人が・・・

ここは「川湯温泉」という温泉の町。

名前の通り、川底を掘ればたちどころにお湯が沸く！

まさに天然の露天風呂！

最終バスに乗車。

目指すは終点の新宮駅。

＜バス停�F：「新宮駅・和歌山県新宮市＞

そして終点の新宮駅に到着！

走行距離１６７ｋｍ・バス停１６７箇所を制覇！

しかし旅の３日目藤本さんに地獄が待っていました。

路線バスの旅３日目。

熊野三社の１つ「熊野速玉大社」にお参り後、藤本さんが最後に選んだのは、パワースポットでも有名な「神倉神社」。

この神社に行くには、なんと５３８段もある急峻な石段を登らなくてはいけない試練が…

頂上で出迎えたのは巨大な岩の「ゴトビキ岩」。

人々は古代から大きな岩・木などの自然物に神が宿るとして崇拝してきた。

そしてこの神倉神社からは、新宮市が一望でき藤本さんも大感激！

３日間の日本一長い路線バスの旅を振り返りました。

この路線バスでないと行けない地域や出逢えなかった人々。

その土地ならではの文化にも触れることができ最高の旅となりました。また路線バス乗りたいですね。

いやぁ、ニッポンおもしろいネ！

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