#2 2017年12月10日(日)放送

やばけい遊覧~大地に描いた山水絵巻の道をゆく~(大分県)

大分県の中津市・玖珠町にまたがる景勝地・耶馬溪耶馬渓は、川が溶岩台地を侵食した奇岩の渓谷で石柱の断崖、岩窟、滝、巨石が大パノラマを作り出しています。その深く神秘的な地形は伝説と祈りの場所となりました。この耶馬渓が日本全国に知られるようになり観光のための橋をつくり、鉄道を通したのは、およそ200年前にある人物が描いた絵がきっかけとなっていました。なぜその絵をきっかけに観光地として発展したのでしょうか?

和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田(埼玉県)

埼玉県行田市は、かつて全国シェア8割を誇った“日本一の足袋の街”。市内には、年代も種類も異なる足袋蔵(たびぐら)が今も80軒あり、ここまで多彩な蔵の街は日本でも珍しい。行田が足袋の産地として発展したヒントは、街のシンボル・忍城にあった?一足一足を職人が手作業で仕上げる足袋づくりの奥深さとは?一方、裸足感覚が売りの“ランニング足袋”や海外で人気の“和装以外にも合う足袋”など現代風の“進化系足袋”も紹介します。