#11 2017年1月29日(日)放送

四国遍路~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~(愛媛県・高知県・徳島県・香川県)

日本で4番目に大きい巨大な四国。「四国遍路」は、四国をぐるり一周、1400キロも歩く壮大な巡礼路です。巡礼者は毎年10万人。
何が人々をこの長旅に惹きつけるのか、撮影カメラも駆け足で四国を一周しました。寺と寺の間が比較的近い徳島県、太平洋を横目に、東西に遙かな距離を歩く高知県、山岳と平地をいったりきたりの愛媛県、そして弘法大師生誕地のある香川県、それぞれの県の魅力が見えてきます。

『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~(石川県)

2300年にわたり小松の人々は大地の恵みである石の資源を見出し、時代のニーズに応じて技術・知識を磨き上げてきました。
権力の象徴である碧玉に施された驚異的な加工技術。古墳に見られる国内唯一のアーチ構造。そして明治期に世界で称賛を浴びたジャパンクタニ(九谷焼)等々。
現代にまで連なる豊かな石の文化を築き上げてきた『石の都・小松』の魅力を堪能します。