こころ ふれあい紀行~音と匠の旅~

過去の放送

番組詳細

#156「究極の原音を求めて」

#156「究極の原音を求めて」

2017年04月23日放送
ゲスト:今井清昭さん(オーディオ・マエストロ/東京都八王子市)

今井清昭さんが作る真空管アンプやスピーカーシステムなどのオーディオ装置は、オペラの本場イタリアでフェラーリと同格に評価され、今井さんは「オーディオ・マエストロ」と呼ばれるほどの尊敬を集めています。今井さんのこだわりは、再生音をいかに原音に近づけるか。今井さんのオーディオ装置で聴くと、まるで目の前で本人が演奏しているかのようです。そんな世界的なオーディオ装置の名器が生み出される工房を訪ねます。“今週の演奏曲”は、「メリー・ジェーン」(作曲:つのだ☆ひろ/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#155「“神様”に愛されたマウスピース」

#155「“神様”に愛されたマウスピース」

2017年04月16日放送
ゲスト:亀山敏昭さん(トランペット・マウスピース職人/静岡県浜松市)

トランペットのマウスピース作りでは世界でも指折りの名人が亀山敏昭さん。30歳でヤマハからドイツに派遣され、約11年にわたり欧州で一流の音楽家たちと交流しながら金管楽器の修理や開発に携わりました。そこで奏者から頼まれて始めたのがマウスピース作り。たちまち評判となり、ついには「トランペットの神様」モーリス・アンドレから注文されるほどに。帰国後、50歳で独立して開いた工房には世界中から奏者が訪れます。
“今週の演奏曲”は、「夜空のトランペット」(作曲:ニニ・ロッソ/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#154「南予伝統の鯉が空を泳ぐ」

#154「南予伝統の鯉が空を泳ぐ」

2017年04月02日放送
ゲスト:黒田勉さん 黒田健さん(鯉のぼり職人/愛媛県宇和島市)

日本有数の漁場を持つ愛媛県宇和島。伊達家十万石の時代から船に伊達藩の長印幟を立てて漁を行ったことから、幟や大漁旗、鯉のぼり、武者絵幟といった独自の技術が発達しました。かつては市内に5軒あった旗や幟を作る店も、今ではただ一軒残るだけ。創業113年の黒田旗幟店です。現在四代目として伝統の技を守るのは、黒田勉さん・健さんの双子のご兄弟。曽祖父の時代と変わらぬ手描き手染めの技法を頑なに守っています。
“今週の演奏曲”は、「風になりたい」(作曲:宮沢和史/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#153「山形に花開く信楽の技」

#153「山形に花開く信楽の技」

2017年03月26日放送
ゲスト:高橋廣道さん(陶器風呂作家/山形県大石田町)

東京生まれの高橋廣道さんは、信楽で陶芸を修業したあと、陶器風呂の製作に専念するため、日本有数の豪雪地帯である山形県大石田町へ移り住み、廃校した小学校校舎に次年子窯を構えました。高橋さんの作る陶器風呂は手びねり。猫をモチーフにした「猫バス」や、カエルをモチーフにした「風呂ッグ」など、どれもユーモアとロマンに溢れる作品ばかりです。深い雪の中で陶器風呂作りに励む高橋さんを訪ね、その横顔をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「世界中の誰よりきっと」(作曲:織田哲郎/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#152「加賀百万石の伝統美を今に」

#152「加賀百万石の伝統美を今に」

2017年03月19日放送
ゲスト:野村文子さん(加賀毛針職人/石川県川北町)

加賀百万石の時代に加賀藩士の手で始まった「加賀毛針」作り。明治に入ると全国的に需要が高まり、「土佐針」と人気を二分する銘品となりました。今では数人となってしまった加賀毛針の伝統を引き継ぐ職人の一人が、野村文子さん。昔ながらに、鳥の羽毛や加賀伝統の漆や金箔を使って、加賀毛針を作り続けています。これまでに作った毛針は、約300種。今も毎年鮎の解禁日に合わせて、全国から舞い込む注文に応えています。
“今週の演奏曲”は、「ひだまりの詩」(作曲:日向敏文/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#151「銅版に命を刻む」

#151「銅版に命を刻む」

2017年03月12日放送
ゲスト:小柳優衣さん(銅版画家/滋賀県彦根市)

大学で油彩を学んでいた小柳優衣さんは、友人がやっていた銅版画を見て、自分のイメージをもっともよく表現できる技法だと感じ、銅版画の世界へ飛び込みました。大学3年の時銀座で開いた個展が大きな反響を呼び、プロの作家になることを決意。以来、非日常的な生活感や独特の世界観を持つ作品を持つ銅版画家として注目を集めています。現在は彦根市に活動拠点を移し、二人のお子さんを育てながら活発に制作に取り組む毎日です。
“今週の演奏曲”は、「陽はまた昇る」(作曲:北川悠仁/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#150「黒髪の美を守り伝える」

#150「黒髪の美を守り伝える」

2017年03月05日放送
ゲスト:石原哲男さん(結髪師/京都市下京区)

京都祇園で長年舞妓や芸妓の日本髪を結う「結髪師」として活躍してきた石原哲男さん。現在は店を閉め、「日本髪の世界研究所」を主宰して後進の指導の当たっています。祇園ですら正しい日本髪文化が失われていく現状を憂慮した石原さんが、最も力を入れて取り組んでいるのは日本髪文化の保存と継承。長い歳月をかけ膨大な知識を書籍やDVD、豆鬘などの資料としてまとめ、黒髪の伝統美を後世へ伝える活動に取り組んでいます。
“今週の演奏曲”は、「亜麻色の髪の乙女」(作曲:すぎやまこういち/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#149「張子で素朴なぬくもりを」

#149「張子で素朴なぬくもりを」

2017年02月26日放送
ゲスト:房本武義さん(なにわ張子面職人/大阪市生野区)

京都の伏見稲荷の狐や鞍馬の天狗の面を今も本格的な張子の技術で作っているのが、房本武義さん。張子面を作る職人は、国内ではほぼ姿を消し、今売られているものは中国製がほとんど。房本さんは貴重な存在だ。厚手の紙で作る和装用マネキンの技術を応用し「内張子技法」でお面作りを始めたのが40年以上昔。それまでの「外張子」と違い、より細かい表情が出せるようになった。房本さんの張子面は独特のぬくもりで人気を集める。
“今週の演奏曲”は、「祭りのあと」(作曲:吉田拓郎/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#148「和紙の糸が織りなす美」

#148「和紙の糸が織りなす美」

2017年02月19日放送
ゲスト:櫻井貞子さん(紙布作家/茨城県水戸市)

細く切った和紙を縒って作る糸を織り上げた「紙布(しふ)」。江戸時代、奥州白石藩で武士の内職として生まれ、消滅寸前だった「白石紙布」を今は亡きご主人とともに復興させたのが、水戸市在住の紙布作家の櫻井貞子さん。「我が家で白石紙布を守ろう」というご主人の一言で始まった復興作業は苦難の連続でした。江戸時代の工程を忠実に再現した手仕事から生まれる櫻井さんの白石紙布は、見事に紙布本来の美を現代に伝えています。
“今週の演奏曲”は、「夢をあきらめないで」(作曲:岡村孝子/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#147「雲州そろばんを未来へ」

#147「雲州そろばんを未来へ」

2017年02月12日放送
ゲスト:「二代目雲文」 内田文雄さん(雲州そろばん職人/島根県奥出雲町)

島根県奥出雲町の横田界隈は、江戸時代からそろばんの名産地として栄え、最盛期には年間100万丁ものそろばんを生産した「そろばんの町」。内田文雄さんは、父子二代にわたり「雲文」の銘でそろばんを作る伝統工芸士であり、現代の名工にも選ばれたそろばん作りの名人だ。パソコンの登場により需要が減ったそろばんだが、内田さんは伝統の地場産業の火を消してはならないと、若い人を指導しながら、雲文銘の名器を作り続ける。
“今週の演奏曲”は、「Rhythm of My Heart」(作曲:Marc.T. Jordan, John Capek/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#146「こどもを育む街頭紙芝居」

#146「こどもを育む街頭紙芝居」

2017年02月05日放送
出演:小柳ゆき
ゲスト:永田為春さん(街頭紙芝居師/東京都江戸川区)

今では数えるほどになってしまった街頭紙芝居師。永田為春さんは昭和29年から街頭に立つ、最古参の紙芝居師だ。昭和30年代、テレビに押されて一時辞めたが、昭和40年代に入ると紙芝居をもう一度見たいという声が高まりカムバックした。まもなく90歳を迎える現在も現役。地元の公園などで子ども達に名調子を聞かせる。「紙芝居を見て育つ子に悪い子はいない」。子どもたちの成長が何よりも楽しみだと、今日も街頭に立つ。
“今週の演奏曲”は、「星に祈りを」(作詞・作曲:佐々木勉/歌:小柳ゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#145「心は大空をはばたく」

#145「心は大空をはばたく」

2017年01月29日放送
ゲスト:リチャード・アンセルさん(飛行機画家/高知県仁淀川町)

「日本一の清流」仁淀川の上流、大渡ダムを一望する山間で、英国生まれのリチャード・アンセルさんは明治から昭和初期に活躍した古い飛行機を描いている。大空を飛びたいという人間の夢を追求したこれらの飛行機は、美しいだけでなく、何か物語を感じさせるという。名付けて「クラシック・バタフライズ」。僅かな古い写真などを参考に、元航空エンジニアだったリチャードさんはまるで設計図のように精密な姿を5方向から描く。
“今週の演奏曲”は、「悲しみのジェット・プレーン」(作曲:ジョン・デンバー/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#144「木のぬくもりを奏でる」

#144「木のぬくもりを奏でる」

2017年01月22日放送
ゲスト:小林昭男さん(木ん管楽器製作/長野県長野市)

木工家具職人として働いてきた小林昭男さんは、仕事を辞めるにあたり長年培った職人技を、何か形にして孫たちに残そうとギターとウクレレを作りました。以来、残りの人生は木の楽器作りで楽しもうと、楽器作りにのめりこみます。中でも木で作った金管楽器「木ん管楽器」は大好評。最初は写真を見て、形を真似るだけでしたが、やがて音にもこだわって本物さながらの楽器に。今や家中が小林さんが作った木ん管楽器で埋まっています。
“今週の演奏曲”は、「コンドルは飛んでいく」(作曲:Daniel Alomia Robles/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#143「江戸の粋と洒落を伝える」

#143「江戸の粋と洒落を伝える」

2017年01月21日放送
※夕方5:00~5:24放送

ゲスト:広井政昭さん(江戸独楽師/神奈川県海老名市)

元禄から三百年の歴史を持つ「江戸独楽」作りの技術を、今に伝える広井政昭さん。幼い頃から父を手伝って独楽作りを始め、キャリアは70年にも及ぶ。一時は姿を消した「曲独楽」を復活させただけでなく、独楽を回すと人形がユーモア溢れる動きをする「からくり独楽」は、世界中にファンを持つ。大英博物館に展示されたり、ルーブル博物館にも収蔵されているほどだ。独楽の持つ手先の感覚を子供達に伝えたい。広井さんの願いだ。
“今週の演奏曲”は、「二色の独楽」(作曲:井上陽水/二胡:ジャー・パンファン:ギター:中村圭之介)。

#142「三国志組曲コンサート特番・2」

#142「三国志組曲コンサート特番・2」

2017年01月15日放送
二胡演奏:ジャー・パンファン
語り:野沢雅子
演奏:シンフォニック・オーケストラ

好評をいただいているジャー・パンファンさんの「三国志組曲コンサート」の模様を、2週に渡りお送りする特番。野沢雅子さんの重厚な「三国志」の朗読と、それを引き継いでジャー・パンファンさんの二胡とシンフォニック・オーケストラによる演奏が生み出す「三国志組曲」の壮大な歴史ドラマ。第2週目の今回は、「三国志組曲 第二番」、諸葛亮孔明から見た五虎将軍に三人加えた8人の将軍伝説にまつわる演奏です。

#141「三国志組曲コンサート特番・1」

#141「三国志組曲コンサート特番・1」

2017年01月08日放送
二胡演奏:ジャー・パンファン
語り:野沢雅子
演奏:シンフォニック・オーケストラ

大好評をいただいているジャー・パンファンさんの「三国志組曲コンサート」の模様を、2週に渡りお送りする特番。野沢雅子さんの重厚な「三国志」の朗読と、それを引き継いでジャー・パンファンさんの二胡とシンフォニック・オーケストラによる演奏が生み出す「三国志組曲」の壮大な歴史ドラマ。第1週目の今回は、「三国志組曲 第一番」、諸葛亮孔明が死を目前に、様々な蜀建国にまつわる出来事を回想する名シーンの演奏です。

#140「年末総集編特番2」

#140「年末総集編特番2」

2016年12月25日放送
今年後半に放送した中から8篇を選び、ジャーさんと中村さんの演奏シーンをダイジェストでお送りします。今週訪れる町は、京都・右京区、埼玉・所沢市、大阪・福島区、千葉・銚子市、愛知・岡崎市、東京・豊島区、山梨・市川三郷町、新潟・三条市。
“今週の演奏曲”は、「栄光の架け橋」「ジャムスの夏」「時代」「ひこうき雲」「You Raise Me Up」「君という名の翼」「人生の贈り物~他に望むものはない~」「昴」。

#139「年末総集編特番1」

#139「年末総集編特番1」

2016年12月18日放送
今年1月から5月に放送したなかから9篇を選び、ジャーさんと中村さんの演奏シーンをダイジェストでお送りします。今週訪れる町は、徳島・上板町、高知・四万十町、香川・高松市、東京・足立区、東京・港区、愛知・岡崎市、兵庫・三木市、埼玉・狭山市、千葉・大多喜町。
“今週の演奏曲”は、「群青」「Sailing」「花の首飾り」「夏色」「虹と雪のバラード」「まつり」「少年時代」「一期一会」「紫陽花のうた」。

#138「鼻緒がくれる笑顔」

#138「鼻緒がくれる笑顔」

2016年12月11日放送
ゲスト:根岸俊吉さん(鼻緒すげ職人/東京都青梅市)

東京・青梅市で三代続く履物店を営む根岸俊吉さんは、下駄や草履は足が痛くなると若い人に敬遠されるのを見て、1994年に「東京花緒すげ名人会」を結成しました。鼻緒をすげ直すだけで、みんながニコニコ笑顔になってくれるのを見て以来、日本各地を訪れて正しく鼻緒をすげる活動を続けています。足が痛くなるのは下駄や草履のせいではなく、鼻緒のすげ方が間違っているだけ。笑顔で履物を履いて欲しいと、根岸さんは語ります。
“今週の演奏曲”は、「ありがとう」(作曲:水野良樹/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#137「ステンレスで人を笑顔に」

#137「ステンレスで人を笑顔に」

2016年12月04日放送
ゲスト:小坂洋一さん(ステンレス工芸作家/長野県伊那市)

長年ステンレスの流し台を製造してきた小坂洋一さんは、10年ほど前、母校の中学校の卒業生で作品展を開くことになり、ステンレスで初めてロボットを作りました。みんなが喜んでくれたのが嬉しくてステンレス工芸に取り組み、ついには仕事をリタイアしてステンレス工芸一筋に。その作品は無機質なステンレスにもかかわらず、独特の温もりとユーモアがあると好評を博し、様々なコンクールで入賞を果たすほど注目を集めています。
“今週の演奏曲”は、「Stand By Me」(作曲:B.E.King, J.Leiber, M.Stoller/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#136「小さなボタンに宇宙を描く」

#136「小さなボタンに宇宙を描く」

2016年11月27日放送
ゲスト:室田志保さん(薩摩ボタン絵付け師/鹿児島県垂水市「絵付ケ舎 薩摩志史」)

幕末期に薩摩焼の「白薩摩」の伝統技法を元に作られた「薩摩ボタン」。ジャポニズムの意匠がイギリスを中心に欧州で大ヒットし、欧米ではコレクターを中心に今も高い人気を集めています。一時期廃れた薩摩ボタン作りを復活させたのは、白薩摩の絵付け師だった室田志保さん。雑誌で偶然に見た薩摩ボタンに魅せられ、自ら薩摩ボタン作りを始めました。今では室田さんの作る薩摩ボタンは、海外のコレクターにも高い評価を得ています。
“今週の演奏曲”は、「Time goes by」(作曲:五十嵐充/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#135「讃岐の心を受け継ぐ」

#135「讃岐の心を受け継ぐ」

2016年11月20日放送
ゲスト:荒木永子さん(讃岐かがり手まり作家/香川県高松市)

「讃岐三白」の一つである木綿糸を草木染めしてかがる手まりは、江戸時代に生まれた讃岐地方伝統の郷土玩具。しかし、ゴムボールの普及によって姿を消していました。荒木永子さんの義父・荒木計雄さんは民藝運動に傾倒し、妻の八重子さんと共に讃岐かがり手まりの復活に取り組みました。その後を引き継いだのが永子さん。永子さんは、伝統を守るだけでなく、新たな命を吹き込んだ独自の讃岐かがり手まり作りに取り組んでいます。
“今週の演奏曲”は、「見上げてごらん夜の星を」(作曲:いずみたく/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#134「人形に命を吹き込む」

#134「人形に命を吹き込む」

2016年11月13日放送
※特別編成のため午前10:00~10:24放送

ゲスト:九代玉屋庄兵衛さん(尾陽木偶師/愛知県犬山市)

最先端のIT技術を駆使したかと思えるほど緻密な動きをする「からくり人形」。日本では古くから作られて人気を集め、江戸時代に尾張にからくり人形作りの名人たちが集結しました。京都の「初代玉屋庄兵衛」もその一人。以来代々約280年に渡り、犬山祭の山車からくり人形を作ったり、修理復元を行ってきました。さらに九代目はからくり儀右衛門が作った座敷からくりの復元にも挑戦。その精巧さは世界から注目を集めています。
からくり儀右衛門(田中久重)の傑作から、玉屋庄兵衛さんが復元したお茶を運ぶ「茶運人形」、「松竹」と文字を書く「文字書き人形」、さらにからくり人形の最高傑作と言われる「弓曳童子」が登場します。
“今週の演奏曲”は、「人間」(作曲:長渕剛/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#133「木の文化を伝えたい」

#133「木の文化を伝えたい」

2016年11月06日放送
※特別編成のため午後2:00~2:24放送

ゲスト:早川高師さん(寄木獅子頭職人/愛知県刈谷市)

獅子舞に使われる獅子頭はもともと一本の木から彫る「一本造り」でしたが、軽い獅子頭を作ろうと名古屋で生まれたのが、寄木細工による獅子頭造りの技術でした。サワラを割れにくい木目の方向に組み合わせることで、軽量化を計った「寄木獅子頭」。しかし、今その技術を伝えるのは、刈谷市に住む早川高師さん一人になってしまいました。彫刻家としても活躍しながら、寄木獅子頭の伝統を守り続ける早川さんの工房を訪ねます。
“今週の演奏曲”は、「青年は荒野をめざす」(作曲:加藤和彦/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#132「烏帽子作りに魅せられて」

#132「烏帽子作りに魅せられて」

2016年10月30日放送
ゲスト:四日市健さん(立烏帽子職人/富山県富山市)

神官などがかぶる烏帽子は、奈良平安の時代からの長い歴史を持ちます。しかし全工程を一人で作れる職人は、全国で四津谷敬一さん一人になっていました。後継者を諦めていた四津谷さんの下にある日現れたのが、東京でテレビディレクターをしていて故郷富山へUターンした四日市健さん。たちまち烏帽子作りに魅せられて、四津谷さんの下に入門。今では高齢の師匠に変わり、立烏帽子作りの伝統を師匠とともに守り続けています。
“今週の演奏曲”は、「万里の河」(作曲:飛鳥涼/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#131「幸せをもたらす夢箒」

#131「幸せをもたらす夢箒」

2016年10月23日放送
ゲスト:鈴木隆さん(鹿沼箒職人/栃木県鹿沼市)

江戸時代に箒の一大産地になった鹿沼市。日光東照宮を造った職人たちが数多く住んでいたことから、箒にも美が追求され、柄との接合部分が蛤のように膨らんだ独特の「鹿沼箒」が生まれました。15代続く大阪屋を営む鈴木隆さんは、職人がいなくなることに危機感を覚え、自分の代で店を終わらせることはできないと、50代半ばから箒作りを修業。自ら伝統の鹿沼箒を作り、伝統を未来へ伝えようと様々な活動に取り組んでいます。
“今週の演奏曲”は、「幸せをフォーエバー」(作曲:松本俊明/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#130「こころ ふれあいコンサート Part2」

#130「こころ ふれあいコンサート Part2」

2016年10月16日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡奏者)
中村圭之介(ギター)
ヤン・チンユー(二胡)
渡辺雅二(ピアノ)
藤井茂(ギター)
木村重之(パーカッション) ほか

先週に引き続き、去る9月6日、東京・渋谷のHakuju Hallで行われた「こころ ふれあいコンサート~二胡のしらべ」のPart2をお届けします。ジャー・パンファンさんの二胡、中村圭之介さんのギターを中心に、こころ安らぐコンサートの模様をたっぷりとお楽しみください。
演奏曲は「サボテンの花」(作曲・財津和夫)「ジュピター」(作曲・ホルスト)「ヘッドライト・テールライト」(作曲・中島みゆき)「Wonderfl Tonaight」(作曲・Eric Clapton)他。

#129「こころ ふれあいコンサート Part1」

#129「こころ ふれあいコンサート Part1」

2016年10月09日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡奏者)
中村圭之介(ギター)
ヤン・チンユー(二胡)
渡辺雅二(ピアノ)
藤井茂(ギター)
木村重之(パーカッション) ほか

去る9月6日、東京・渋谷のHakuju Hallで行われた「こころ ふれあいコンサート~二胡のしらべ」のPart1をお届けします。ジャー・パンファンさんの二胡、中村圭之介さんのギターを中心に、こころ安らぐコンサートの模様をたっぷりとお楽しみください。
“今週の演奏曲”は、「かざぐるま」(作曲・武部聡志)「夏の終わり」(作曲・森山直太郎)「君をのせて」(久石譲)「北の国から~遥かなる大地より~」(作曲・さだまさし)。

#128「世界に一軒の琵琶工房」

#128「世界に一軒の琵琶工房」

2016年10月02日放送
ゲスト:四世 石田不識さん(琵琶職人/東京都港区)

東京五輪に向け大きく変貌し続ける東京・虎ノ門に、時代が止まったかのように石田琵琶店は佇む。全盛期には東京都内だけでも20軒ほどあった琵琶店。今や日本中を探しても琵琶を全て作れるのは、この石田琵琶店一軒になってしまった。当主の四世石田不識さんは、元々宮大工。三世不識の突然の死去により、娘婿だった石田さんが後を継いだ。だから琵琶作りは独学。演奏を聴き、琵琶奏者に話を聞いて技を極めた琵琶作りの達人だ。
“今週の演奏曲”は、「地上の星」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#127「伝統の絣に 新たな息吹を」

#127「伝統の絣に 新たな息吹を」

2016年09月25日放送
ゲスト:小松寛幸さん(白鷹板締小絣染色家/山形県白鷹町)

大正から昭和にかけ高級紬として一大ブームを巻き起こした「白鷹紬」。全盛時には白鷹町だけで20軒を超す染織工房があり、伝統的な板締で絣糸を染色していました。しかし時代とともに職人は減少。今では板締の染色ができる工房は、日本全国でも2軒を残すのみとなってしまいました。その一人が小松寛幸さん。今も、イタヤカエデの絣板に彫り込んだ模様を糸に染めて織り上げる、伝統的な白鷹板締小絣の技を守り続けています。
“今週の演奏曲”は、「be alive」(作曲:原一博/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#126「和釘作りが未来を繋ぐ」

#126「和釘作りが未来を繋ぐ」

2016年09月18日放送
ゲスト
小林由夫さん(鍛冶職人/新潟県三条市)

金属加工の町として知られる新潟県三条市。鍛冶職人の小林さんは、矢床や喰切など「合わせ物」と呼ばれる工具を作って60年の大ベテランです。そんな小林さんに20年ごとに行われる伊勢神宮の式年遷宮に使う「和釘」が作れないかと話が持ち込まれたのは、20年以上昔のこと。小林さんは、持ち前の技術で見事に和釘を鍛造。以来、二度の式年遷宮に和釘を提供してきました。その匠の技は若い世代に引き継がれようとしています。
“今週の演奏曲”は、「昴-すばる-」(作曲:谷村新司/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#125「無二の印章を手彫りする」

#125「無二の印章を手彫りする」

2016年09月11日放送
ゲスト
望月煌雅さん(甲州手彫印章師/山梨県市川三郷町)

かつて六郷町と呼ばれた市川三郷町の岩間界隈は日本一の「ハンコの里」として知られます。全盛時には日本全国でつくられる印鑑の5割、山梨県全体の7割が、この小さな町で生産されていました。そんなハンコの里で、今も昔ながらの手彫の技法で印章を彫り続けているのが、甲州手彫印章師の望月煌雅(こうが)さんです。望月さんの工房に伺い、印章の大切さを学びながら、この世に二つと無い手彫印章作りの工程を拝見します。
“今週の演奏曲”は、「人生の贈り物~他に望むものはない」(作曲:さだまさし/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#124「メダリストを足元で支える」

#124「メダリストを足元で支える」

2016年09月04日放送
ゲスト
吉田良雄さん(フィギュアスケート靴職人/神奈川県川崎市)

銀盤を舞うフィギュアスケーターたちの華麗な演技を足元で支えているのが、フィギュアスケート靴を専門に作る靴職人の吉田良雄さんです。荒川静香さん、村主章枝さん、キム・ヨナさん、安藤美姫さんなど、多くの選手の皆さんが、吉田さんの靴を履いて戦ってきました。一足ずつ綿密に足を計測し、すべて手作りで仕上げます。吉田さんの靴でなくてはという選手も少なくありません。工房を訪ね、そのこだわりの仕事ぶりを拝見します。
“今週の演奏曲”は、「アランフェス協奏曲」より「第2楽章Adajio(作曲:ホアキン・ロドリーゴ/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#123「弓道の心を 技でつなぐ」

#123「弓道の心を 技でつなぐ」

2016年08月28日放送
ゲスト:菅谷武さん(弓師)/吉川登さん(矢師)<東京都豊島区>

人類が考案した最も古い武器の一つと言われる弓矢。中でも「和弓」は、世界一の射程距離と威力を持つ弓矢です。奈良時代には、竹を使った弓矢が完成しており、作り方は現代とほとんど変わっていません。そんな伝統の和弓作りを、今も東京の都心で守り続ける弓師と矢師がいます。創業120年を迎える弓具の老舗「アサヒ弓具」の職人、弓師の菅谷武さんと矢師の吉川登さんのお二人。作業場を訪れ、伝統的な和弓作りを拝見します。
“今週の演奏曲”は、「君という名の翼」(作曲:小渕健太郎/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#122「伝統の炎が未来を照らす」

#122「伝統の炎が未来を照らす」

2016年08月21日放送
ゲスト:松井規有さん(本和蝋燭職人/愛知県岡崎市)

和蝋燭として売られているものも、多くが安価な原料を型に流して作る型和蝋燭になってしまっている中で、今でも江戸時代と変わらぬ原材料と製法にこだわって本和蝋燭を作っているのが、岡崎市の松井規有さんです。ハゼの木の実からとった蝋を何度も塗り重ねて作る本和蝋燭は、蝋が垂れず、嫌な臭いや煤も出ない上に、炎のゆらぎは癒し効果があることが科学的に証明されました。本和蝋燭を作り続ける松井さんの姿をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「You Raise Me Up」(作曲:Rolf Løvland/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#121「紅花染めを未来へつなぐ」

#121「紅花染めを未来へつなぐ」

2016年08月14日放送
ゲスト:鈴木孝男さん(紅花師/山形県河北町)

古くから優れた紅花の産地として知られる山形県河北町。元々はこの地にはなかった紅花染めを町おこしの一環として復活させたのが、地元で江戸時代から染物屋を営む染色家の鈴木孝男さんです。史料や文献を徹底的に研究した鈴木さんが出会ったのが「延喜式」。そこに記された染め方を解読し、試行錯誤の末に大宮人が身につけていた本物の紅花染めの色彩を蘇らせました。河北町の工房に鈴木さんを訪ね、美しい紅花色に出会います。
“今週の演奏曲”は、「糸」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#120「チョークアートの温もりを」

#120「チョークアートの温もりを」

2016年08月07日放送
ゲスト
栗田貴子さん(チョークアーティスト/沖縄県糸満市)

黒板にチョークで店の看板やメニューなどを描く「チョークアート」。栗田貴子さんは、オーストラリアに留学中に本場のチョークアートに出会い、一目で魅せられ、現地で修行しました。チョークアーティストとしての活動を始めました。人間らしい温もりがあるチョークアートは、看板だけでなくアートとしても可能性があると、独自のチョークアートを展開。沖縄から世界へ向けて、日本ならではのチョークアートを発信しています。
“今週の演奏曲”は、「Wonderful Tonight」(作曲:Eric Clapton/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#119「銚子電鉄で行く義経伝説の地」

#119「銚子電鉄で行く義経伝説の地」

2016年07月31日放送
JR総武本線銚子駅のホームの先に、銚子電鉄始発駅の銚子駅があります。全長6.4km。何度も廃線の危機に直面しながら、地元の人々と鉄道ファンの熱い思いによって走り続ける小さなローカル線です。今回はそんな銚子電鉄に乗って終着駅の外川駅へ。太平洋の荒波に面した昔ながらの漁師町には、奥州へ逃れる源義経の足跡が刻まれていました。さらに足を伸ばした犬吠埼で2人は、恐竜が生きていた白亜紀の風景を目撃します。
“今週の演奏曲”は、「ひこうき雲」(作曲:荒井由実/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#118「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿-2」

#118「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿-2」

2016年07月24日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡奏者)
K(シンガーソングライター)
中村圭之介(ギター)
渡辺雅二(キーボード)

先週に引き続き、去る5月に京都の将軍塚にある青龍殿の特設大舞台で開かれた「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿」のステージの模様をお届けします。京都市街の夜景を一望する東山山頂の特設ステージで繰り広げられた感動のライブ。ジャーさんとシンガーソングライターのKさんとのコラボもお楽しみいただきます。
“今週の演奏曲”は、「ジャムスの夏」「ヘッドライト・テールライト」「北の国から」「あの雲の向こう側」「フレンズ」。

#117「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿-1」

#117「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿-1」

2016年07月17日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡奏者)
中村圭之介(ギター)
渡辺雅二(キーボード)

今週と来週は2回にわたって、去る5月に京都の将軍塚にある青龍殿の特設大舞台で開かれた「こころ ふれあいコンサート in 京都青龍殿」のステージの模様をお届けします。京都市街の夜景を一望する東山山頂の特設ステージで繰り広げられた感動のライブをお楽しみください。
“今週の演奏曲”は、「愛しき日々」「君をのせて」「かさぐるま」「もう一つの土曜日」「哀愁のカサブランカ」「一期一会」。

#116「アートする活版印刷」

#116「アートする活版印刷」

2016年07月10日放送
ゲスト:高崎健治さん(活版印刷職人/明晃印刷株式会社 代表取締役)

デジタル印刷の波に押されて急速に姿を消した活版印刷が、近年若い世代を中心に静かなブームになりつつあります。活版印刷特有の触感や三次元の感覚が、若い人には新しさを感じさせるからだとか。その仕掛け人の一人が大阪市福島区にある創業 63 年の老舗印刷会社「明晃(めいこう)印刷」社長の高崎健治さん。現代にマッチしたデザイン性を取り込むことで、活版印刷は新たな息吹を得て、今人気を取り戻しています。
“今週の演奏曲”は、「時代」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#115「恐竜に生命を吹き込む」

#115「恐竜に生命を吹き込む」

2016年07月03日放送
ゲスト:金丸賀也さん(DINO-A-LIVE製作者/株式会社ON-ART 代表取締役)

実物大の恐竜が、生きているかのように暴れまわるライブショー「DINO-A-LIVE」。思わずジュラシックパークの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。この恐竜を作り出したのが、金丸賀也さん。元々ショーウインドウの背景や博物館のジオラマを作っていましたが、ジュラシックパークのイベントの恐竜を見て、動き回る恐竜を作ろうと一念発起。試行錯誤を重ねて、まるで生きているかのような恐竜を作り上げたのです。
“今週の演奏曲”は、「ジャムスの夏」(作曲:賈鵬芳/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
番組では、全長6.4mもあるジュラ紀最強の大型肉食恐竜アロサウルスが登場。所狭しと暴れまわって、ジャーさんと中村さんに襲いかかります。その迫力に、二人は撮影だということを忘れるほど大興奮でした!

#114「世界の今を 地球儀に込めて」

#114「世界の今を 地球儀に込めて」

2016年06月26日放送
ゲスト
渡辺美和子さん(地球儀製作/渡辺教具製作所 取締役会長)

地球儀作りのトップメーカー、渡辺教具製作所会長の渡辺美和子さんは、ある日突然病に倒れたご主人に代わり経営を引き継ぎました。以来、女性ならではの柔軟な発想と大胆なチャレンジで、地球儀作りに数多くの革新をもたらしました。衛星や宇宙探査から得られた最新の科学データを取り入れたユニークな地球儀の数々。さらには、月球儀や火星儀までも。地球儀作りは、「宇宙を通じて学ぶ」ことだと言う渡辺さんの半生に迫ります。
“今週の演奏曲”は、「地球(ほし)」(作曲:山下穂尊/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#113「流鉄で訪ねる一茶の”ふるさと”」

#113「流鉄で訪ねる一茶の”ふるさと”」

2016年06月19日放送
ゲスト
秋元智城さん(秋元本家第12代当主)
北原幸治さん(流鉄株式会社鉄道部)
ほか

流山特産の白みりんを輸送するため、町民たちの出資でできた流鉄は、今年開業100周年。千葉県松戸市の馬橋から終点の流山まで全長わずか5.7キロのミニ鉄道です。旧水戸街道の馬橋を出発したジャーさんと中村さんは、流鉄に揺られて史跡巡りを楽しみます。左甚五郎が彫ったと伝えられる鴨の彫刻、創業百数十年の老舗、近藤勇の最後の陣営地、そして小林一茶の意外な足跡・・・。思いがけない千葉の横顔が浮き彫りになります。
“今週の演奏曲”は、「若葉」(作曲:草野正宗/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#112「大地を這い 鳥の目で描く」

#112「大地を這い 鳥の目で描く」

2016年06月12日放送
ゲスト:村松昭さん(鳥瞰絵図作家)

40年ほど前、ヨーロッパの山の鳥瞰図に魅せられ、当時住んでいた東京・深大寺周辺の鳥瞰絵図を作った村松昭さん。これが大好評で次々鳥瞰絵図の制作依頼が舞い込み、いつしか数少ない鳥瞰絵図専門の作家になりました。入念な下調べに始まり、実際に現地に足を運んでスケッチを繰り返し、地図を描いていくという村松さんの鳥瞰絵図作りは、完成まで最低でも一年がかり。76歳になった今も、お元気に新作に取り組んでいます。
“今週の演奏曲”は、「つめたい部屋の世界地図」(作曲:井上陽水/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#111「杖で心の扉をノックしたい」

#111「杖で心の扉をノックしたい」

2016年06月05日放送
ゲスト:楓友子(ふゆこ)さん(ステッキアーティスト)
出演:小柳ゆき

20歳の時、楓友子(ふゆこ)さんは交通事故で杖を使う生活に。しかし、売られている杖は高齢者向けの地味なものばかり。せっかくオシャレをしてもファッションが台無しで、友達からは「かわいそう」と言われる始末。そこで自分で杖を装飾してみると、「かわいそう」が「かわいい」に変わりました。以来、ステッキアーティストとして活動を開始。彼女の作るステッキは、足の不自由な人々に、生きる喜びと元気を与えています。
今回は、準レギュラーの小柳ゆきさんが一緒に、京都にある楓友子さんのアトリエを訪問します。曲のプレゼントでは、ジャーさんの二胡をバックに、ゆずの「栄光の架橋」を熱唱します。
“今週の演奏曲”は、「栄光の架橋」(作曲:北川悠仁/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#110「一子相伝で伝える竹の心」

#110「一子相伝で伝える竹の心」

2016年05月29日放送
ゲスト:谷村丹後さん(茶筅師)

室町時代に茶筅(ちゃせん)が考案された奈良県生駒市の高山町は、「茶筌の里」。今も90%を超える茶筅がこの地域で作られています。茶筅師の谷村丹後さんは、創業500年、20代にわたり父から子へ一子相伝で茶筅作りを伝え続けてきました。小刀と指先の感覚だけで竹を削る茶筅作りは「指頭芸術」と呼ばれる職人技の極み。工房を訪ね、茶道具の中で唯一消耗品である茶筅作りに賭ける谷村さんの匠の技と熱き思いを伺います。
“今週の演奏曲”は、「サルビアの花」(作曲:早川義夫/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#109「組子細工の日本美を世界へ」

#109「組子細工の日本美を世界へ」

2016年05月22日放送
ゲスト:田中松夫さん(江戸組子 建松/組子細工師)

建具に細密な意匠を施す組子細工。細い桟を交差させ、様々な幾何学模様を連続するように組んでいきます。釘は一切使わない、まさに木のレース。高度な細工技術はもちろんですが、緻密さや根気を求められるだけでなく、木の性質も熟知する必要がある、建具職人の中でも別格の最高の技とされてきました。田中松夫さんは、15歳でこの世界へ飛び込み、独学で技を極めた組子細工の名人。その日本美に溢れた技の数々を拝見します。
“今週の演奏曲”は、「青葉城恋歌」(作曲:さとう宗幸/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#108「ムーミン列車で行く房総の春」

#108「ムーミン列車で行く房総の春」

2016年05月15日放送
ゲスト
田中しほさん(いすみ鉄道)
市原賢田さん(東頭山行元寺住職)

今回の旅は、房総半島を横断する人気のいすみ鉄道。太平洋を望む景勝地八幡岬を皮切りに、ムーミンのキャラクターたちが描かれた「ムーミン列車」に乗って、まず訪れたのは国吉駅。懐かしいボンネットバスや旧国鉄の名車「キハ30」に出会い、さらに大多喜駅へ。「房総の小江戸」の異名を持つ城下町で天然ガス井戸発祥の地を発見。さらに訪れた行元寺では、北斎の名画の元になった名人伊八作の欄間「波に宝珠」を拝見します。
“今週の演奏曲”は、「紫陽花のうた」(作曲:さだまさし/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
いすみ鉄道のムーミン列車は、鉄道ファンだけでなく、シニアの皆さんにも今大人気。そして、北斎の名画「神奈川沖波裏」の元になったと言われる名人彫刻師・伊八作の欄間「波に宝珠」は必見の迫力です。

#107「地球のカケラと対話する」

#107「地球のカケラと対話する」

2016年05月08日放送
ゲスト:Akieさん(ストーンアーティスト)

石に生きものなどを描くAkieさん。その作品は、まるで生きているかのように細密です。大切なのは、石との出会い。出会った瞬間に、完成した姿が見えるといい、その生きものの骨格や生態までじっくりと調べ上げ、その上でどう描くを決定します。決して石を削ったりはしません。出来上がった作品は、元が石だとは思えないリアルさで見る人を驚かせます。地球のカケラである石とのコラボで、地球環境の大切さを訴え続けています。
“今週の演奏曲”は、「一期一会」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#106「肥後守の伝統を次世代へ」

#106「肥後守の伝統を次世代へ」

2016年05月01日放送
ゲスト:永尾光雄さん(肥後守鍛冶職人)

昭和30年代まで子供たちの筆箱に必ず入っていた肥後守ナイフ。子どもたちはこれで鉛筆を削るほか、竹トンボなどの工作などを作りました。その後刃物追放運動により姿を消していき、今では「肥後守」を名乗れるナイフを作るのは、「金物のまち」兵庫県三木市の永尾かね駒製作所ただ一軒です。五代目の永尾光雄さんは、肥後守を考案した曽祖父の技を受け継ぎ、今も昔ながらの方法で伝統の肥後守ナイフを作り続けています。
“今週の演奏曲”は、「少年時代」(作曲:井上陽水・平井夏美/二胡:ジャー・パンファン/ ギター:中村圭之介)。

#105「和太鼓の活きた音を伝えたい」

#105「和太鼓の活きた音を伝えたい」

2016年04月24日放送
ゲスト:三浦和也さん(和太鼓職人「六代目彌市」)

創業は慶応元年(1865年)という三浦太鼓店。昨年で150周年を迎えました。当主は代々「彌市」を名乗り、三浦和也さんは六代目。勤めていた会社を辞める口実で始めた和太鼓造りでしたが、いざ始めてみるとすっかり和太鼓の虜に。伝統的な和太鼓を造るだけでなく、若い仲間と和太鼓の演奏グループ「和太鼓零~ZERO~」を結成し、オリジナルの和太鼓も造るなど、和太鼓の活きた音を求めて精力的な活動を続けています。
“今週の演奏曲”は、「まつり」(作曲:原譲二/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#104「春の秩父路に史跡を訪ねて」

#104「春の秩父路に史跡を訪ねて」

2016年04月17日放送
新シリーズ「知られざる遺跡・史跡・音を訪ねて」の第1回目は、埼玉県の秩父地方を走るローカル線秩父鉄道に乗って、秩父に眠る遺跡・史跡を訪ねます。桜の名所として知られる長瀞北桜通りから始まった二人の旅。明治の創業時のままの木造駅舎が残る長瀞駅。途中下車して訪れた「和同開珎」のふるさと和銅遺跡。さらに秩父駅へと足を伸ばしてたどり着いたのは、数多くの音楽家も訪れるというその名も音楽寺というお寺でした。
春の秩父路はちょうど桜が見頃。二人は行く先々で、美しい桜の花の歓迎を受けます。1300年の歴史を秘めた和銅遺跡で、ダイナミックな大地の歴史を目撃し、音楽寺では由緒ある梵鐘を撞き、本堂で演奏もご披露。
“今週の演奏曲”は、「桜坂」(作曲:福山雅治/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#103「世界に一台だけのピアノを」

#103「世界に一台だけのピアノを」

2016年04月10日放送
※特別編成のため午前12:30~12:54放送

ゲスト:岩本良一さん(ピアノ職人)

ピアノを一から全て一人で手作りできる職人は、今や日本ではただ一人。それが静岡県磐田市で手作りピアノの製作を続ける岩本良一さんです。18歳でこの道に入って一筋に60年。国産ピアノでは三番目に古く、その柔らかな音色で根強い人気を持つシュベスターピアノを、今も手作りで作り続けています。一方でその腕を見込まれ、修理に持ち込まれる古いピアノも後を絶ちません。ピアノ作りに魅せられた岩本さんの素顔に迫ります。
“今週の演奏曲”は、「Can't Help Falling In Love」(作曲:H. Peretti, G. D. Weiss他/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
オープニングで訪れるのは、明治8年に建てられた磐田市のシンボル「旧見付学校」。現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎です。その美しい姿にはジャーさんも大感激でした。

#102「灯を囲めば笑顔になれる」

#102「灯を囲めば笑顔になれる」

2016年04月03日放送
ゲスト:別所由加さん(ランプ職人)

別所由加さん(26)は、ハリケーンランプを作る日本でただ一人のランプ職人です。嵐の中でも安定した炎で燃えるハリケーンランプ。日本では由加さんの曽祖父・別所留吉さんが10年がかりで開発。その優れた性能から世界中に輸出されました。一時は消えかけたハリケーンランプ作りを受け継いだのは、当時20歳の女子大生だった由加さん。曽祖父伝来の温もりあるランプの灯を絶やすまいと、一人でランプ作りを続けています。
“今週の演奏曲”は、「First Love」(作曲:宇多田ヒカル/二胡:ジャー・パンファン/ギタ
ー:中村圭之介)。

#101「リードの音で心をつなぐ」

#101「リードの音で心をつなぐ」

2016年03月27日放送
ゲスト:長谷川茂行さん(ハーモニカリードプロデューサー)

学校教育用ハーモニカを製造する長谷川茂行さんは、ハーモニカリードを活用して様々な楽器や製品を生み出しています。美しい和音の響きを出す笛吹きケトル。Jリーグ発足時にはサッカー用の応援ラッパ。同様のラッパは長野オリンピックの公式応援グッズにも選ばれました。さらに製造が終わってすでに20年近く経っていたお豆腐屋さんのラッパも復刻。その記念すべき第一号は、東日本大震災で被災した豆腐屋さんに手渡されました。リードを使ってもっと人々を喜ばせたいと、新たな楽器作りに意欲を見せます。
“今週の演奏曲”は、「虹と雪のバラード」(作曲:村井邦彦/二胡:ジャー・パンファン  /ギター:中村圭之介)。

#100「セルロイド人形の笑顔を未来へ」

#100「セルロイド人形の笑顔を未来へ」

2016年03月20日放送
ゲスト:平井英一さん(セルロイド玩具職人)

平井英一さんは、東京・足立区で昔懐かしいセルロイド人形を作っています。昭和30年代には花形輸出産業で外貨の稼ぎ頭だったセルロイド玩具。その後プラスチックに取って代わられ、国内でセルロイド人形を作っているのは、今や平井さんただ一人です。きっかけは自宅で見つけた古い金型。亡き父と共に復刻したセルロイド人形は「ミーコ」と名付けられ、インターネットを通じて愛好家の間に静かなブームを生み出しています。
ジャーさんと中村さんが、セルロイド人形ミーコちゃんの顔のペイントにチャレンジします。いったいどんな顔のミーコちゃんが出来上がるでしょう?
“今週の演奏曲”は、「僕の胸でおやすみ」(作曲:山田つぐと/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#99「自転車で人に笑顔と喜びを」

#99「自転車で人に笑顔と喜びを」

2016年03月13日放送
ゲスト:堀田健一さん(障がい者用自転車製作者)

体に障がいを持つ方やお年寄りのために、一台一台オリジナル自転車をオーダーメイドする堀田健一さん。きっかけは当時小学生だった息子さんのために自作した踏込式三輪車でした。この37年間に作り上げたオリジナル自転車は、2000人を超す方々のために約2400台。依頼主の方の体や生活環境に合わせて、きめ細かい様々な工夫を凝らした堀田さんの自転車は、乗るご本人だけでなく、ご家族や周囲にも笑顔を広げています。
堀田さんが製作している自転車は、実に多種多様。足だけで駆動もハンドル操作もできるもの、足を使わず手で駆動できるもの…など、様々な工夫を凝らしたオリジナル自転車をご覧に入れます。
“今週の演奏曲”は、「夏色」(作曲 北川悠仁/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#98「本の”治療”で人を笑顔に」

#98「本の”治療”で人を笑顔に」

2016年03月06日放送
ゲスト:齋藤英世さん〔ブックスドクター(本のお医者さん)〕

酒田市で製本会社を営む齋藤英世さんは、何か世の中に恩返しがしたいと考えていました。そんな時出会ったのが一冊の絵本「ルリユールおじさん」。ルリユールは製本職人のこと。少女のために大切な図鑑を直してあげるお話に、これだと閃いた齋藤さんは「ブックスドクター(本のお医者さん)」を始めました。採算は全く合いませんが、かけがえのない本が蘇った時の笑顔を見るのが何よりの喜び。月に数十冊の本を「治療」しています。
“今週の演奏曲”は、「YELL」(作曲:水野良樹/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#97「方寸の木型に魂を込めて」

#97「方寸の木型に魂を込めて」

2016年02月28日放送
ゲスト:市原吉博さん(菓子木型職人)

和菓子作りに欠かせない菓子木型を作る職人は、今や全国で数人のみ。その一人が、四国で唯一の菓子木型作りを続ける伝統工芸士の市原吉博さんです。樹齢100年以上を経た山桜を材料に、50種類以上の彫刻刀を駆使して彫りあげる市原さんの菓子木型は、繊細で緻密。鑑賞するだけでも美しい見事な出来栄えです。今では菓子職人だけでなく、一般の人々にも愛用され、異業種とのコラボも国内外で活発に行われています。ジャーさんと中村さんは、市原さん手作りの菓子木型を使って、生まれて初めての落雁作りに挑戦します。果たして、出来栄えは?
“今週の演奏曲”は、「花の首飾り」(作曲:すぎやまこういち/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#96「和銑茶釜の伝統を未来へ」

#96「和銑茶釜の伝統を未来へ」

2016年02月21日放送
ゲスト:長野新(ながの・あらた)さん 〔釜師〕

茶の湯釜を作る釜師の長野新(ながの・あらた)さん。人間国宝だった祖父の初代長野垤志(てつし)さんの代から和銑(わずく)を使って茶釜を作る数少ない釜師です。和銑とは、砂鉄をタタラで精錬した鉄。鉄鋼石から作る洋銑(ようずく)と違い、錆びにくく、薄く作れて発色がいいので、茶釜には最適の素材ですが、現在は生産されていません。長野さんは和銑で作られた古い釜を溶かし、それを元に伝統の茶釜を作り続けています。
“今週の演奏曲”は、「キセキノハナ」(作曲:Senoo/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
番組中で長野さんが自作の茶釜を使い、ジャーさんと中村さんに抹茶を振る舞います。ジャーさんも中村さんもお点前は初体験。神妙な顔つきでいただきます。

#95 「柳行李 千二百年の伝統をつなぐ」

#95 「柳行李 千二百年の伝統をつなぐ」

2016年02月14日放送
ゲスト:寺内卓己さん(豊岡杞柳細工伝統工芸士)

杞柳(きりゅう)とは、柳の古称。かつてどの家庭にもあった柳行李は、豊岡杞柳細工の代表的な製品です。その柳行李のふるさとが、「但馬の小京都」と呼ばれる美しい城下町兵庫県豊岡市出石町です。1200年もの長い歴史を持つ豊岡杞柳細工も、最盛期の昭和初期に1万人もいた職人が、柳行李を編める杞柳細工職人は今や寺内卓己さん一人になってしまいました。伝統の技を未来へ伝えようと奮闘する寺内さんの姿をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「三日月」(作曲:西尾芳彦/絢香/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
伝統的な柳行李だけでなく、柳行李をトランクにした鞄や現代風にデザインした柳バッグの他、皇太子様が幼稚園時代に愛用して一躍有名になった「なるちゃんバスケット」も登場します。

#94「蘇れ!無二の写真」

#94「蘇れ!無二の写真」

2016年02月07日放送
ゲスト:村林孝夫さん(写真化学修復師)

古くなって退色したり、銀が表面に浮き出て見づらくなった白黒写真(銀塩写真)を、出来上がった時の鮮明さそのままに蘇らせる魔法のような修復技術を開発した村林孝夫さん。デジタル修復と違い、化学的に写真そのものが美しく蘇ります。村林さんが、この研究に取り組んだのは、父である写真家・村林忠さんの「遺言」でした。10年がかりで研究に没頭、ついに完成したこの修復法は今も世界でただ一人村林さんだけの技術です。
ジャーさんは、約40年前の学生時代に撮影し、DPEを自分で行った古い白黒写真を持参し、村林さんに修復してもらいます。撮影時そのままに鮮やかに蘇った写真を見て、大感激の一幕も!
“今週の演奏曲”は、「哀愁のカサブランカ」(作曲:B.Higgins/S.Limbo/J.Healy/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#93「海で生まれ山で育つ天日塩」

#93「海で生まれ山で育つ天日塩」

2016年01月31日放送
ゲスト:森澤宏夫さん(塩職人)

太平洋岸から車で40分もかかる山中で天日塩をも作る塩職人がいます。日本最後の清流と呼ばれる美しい四万十川畔の水田跡に建てたビニールハウス。ここが森澤さんの「塩田」です。太平洋で汲んだ海水を運び上げ、自然熱だけでじっくりと時間をかけて濃縮させる独自の塩作り。夏場で2〜3週間、冬場では2~3か月かかって仕上がる森澤さんの塩は、天然のミネラルがたっぷりで味が良いと、一流シェフからも絶賛されています。
“今週の演奏曲”は、「Sailing」(作曲:Gavin Sutherland/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
番組のオープニングは「日本最後の清流」と称される四万十川の風物詩である沈下橋で撮影されました。美しい風景に出演者も大いに癒されました。

#92「"すべては宝物"の心で」

#92「"すべては宝物"の心で」

2016年01月24日放送
ゲスト:高橋宏直さん(ペットボトルアーティスト)

高橋宏直さんは、ペットボトルが大量に捨てられる現実を見て、ゴミとして捨てられる廃物を何かに使い寿命を延ばしてやりたいと考えました。戦中生まれでモノ不足の辛さを痛いほど知っているからです。そこで思いついたのが、子どもの頃から得意だった工作。ペットボトルをベースにほとんどが捨てられる廃物でつくられる飛行機は、本物そっくり。ペットボトル工作を通して、モノの大切さと工作の楽しさを子どもたちに伝えています。
一見まるでプラモデルのようによくできた高橋さんの飛行機ですが、ペットボトルの胴体からお菓子の包装紙を切り抜いたシールまで、部品のほとんどが廃物。その作り方も、高橋さんが詳しくご披露します。
"今週の演奏曲"は、「リンゴの唄」(作曲:万城目正/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#91「世界で唯一奇跡の輝き」

#91「世界で唯一奇跡の輝き」

2016年01月17日放送
ゲスト:清水幸雄さん(宝石研磨士)

世界三大宝石の街の一つに数えられる山梨県甲府市。ここに、機械を使わず手だけで研磨する「手摺り」で、180面体ものカットを生み出す世界でただ一人の宝石研磨士・清水幸雄さんがいます。15歳から町工場で修業。19歳で独立してからは全て独学で技術を身につけました。奇跡の「180面体桔梗カット」も、師匠から完成品を見せられただけ。世界最高峰の技術を、次世代に伝えたいと、清水さんは後進の育成にも取り組みます。
清水さんは、ジャーさんと中村さんの目の前でアメシストの原石を手摺りで研磨、瞬く間に180面体桔梗カットを作り上げます。海外で「God's Hand」と呼ばれる世界唯一の技術は見ものです。
“今週の演奏曲”は、「ルビーの指環」(作曲:寺尾聰/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#90「もっと深く美しい青を!」

#90「もっと深く美しい青を!」

2016年01月10日放送
ゲスト:新居修(にい・おさむ)さん<藍師>

藍染めの染料になる「蒅(すくも)」をつくる藍師は、今や藍の本場徳島県にわずか5人、日本全国でも6人しかいいない貴重な存在です。その一人、新居修さんは江戸時代から蒅作りを続ける新居家の6代目。春先に蓼藍の種を蒔くことから始まる蒅作りの作業は、12月に「水打ち」と「切り返し」を繰り返して発酵が最盛期となるクライマックスを迎えます。そんな藍蔵を訪ねて、新居さんから蒅作りのご苦労や阿波藍の魅力を伺います。
“今週の演奏曲”は、「群青」(作曲:谷村新司/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#89「年始特集」

#89「年始特集」

2016年01月03日放送
今週は「年始特集」。先週に引き続き、2015年後半に訪れた日本各地でのジャーさんと中村さんによる演奏シーンをまとめてお届けいたします。お正月のひと時、二人の名演奏を思う存分お楽しみください。

#88「年末特集」

#88「年末特集」

2015年12月27日放送
今週は「年末特集」。今年前半に訪れた日本各地でのジャーさんと中村さんによる演奏シーンをまとめてお届けいたします。二人の名演奏を思う存分お楽しみください。

#87「クリスマスプレミアムコンサート」

#87「クリスマスプレミアムコンサート」

2015年12月20日放送
番組ホスト:ジャー・パンファン(二胡奏者) 中村圭之介
司会:山寺宏一
歌:ピーボ・ブライソン、K、福原美穂、成城学園初等学校合唱部
演奏:西山勝指揮 シンフォニック・オーケストラ

今週は去る11月26日、ジャー・パンファンさんも出演して東京・めぐろパーシモンホールで開かれた「クリスマスプレミアムコンサート」のステージの模様をお届けします。シンフォニック・オーケストラの華麗な演奏をバックに、番組ホストのジャーさんはじめ、アメリカを代表するシンガーのピーボ・ブライソンさん、「天使の歌声」のKさん、福原美穂さん、成城学園初等学校合唱部の子供たちが次々と夢のステージを繰り広げます。

#86「粋で美しい江戸の華」

#86「粋で美しい江戸の華」

2015年12月13日放送
ゲスト:天野安喜子さん(花火師・宗家花火鍵屋15代目)

1659年(萬治2年)に創業した鍵屋の350年を超える歩みは、江戸花火の歴史そのものです。その15代目にして初の女性当主となったのが、天野安喜子さん。鍵屋14代目であるお父さんに憧れ、小学校2年生の時「15代目を継ぐ」と自ら宣言。様々な苦難に直面しながら、柔道で鍛えあげた持ち前のガッツで乗り越え、今では100人単位の男たちを指揮して花火大会を作り上げる花火師の総帥として日本中で活躍されています。
“今週の演奏曲”は、「雪の華」(作曲:松本良喜、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。
番組内では、今年8月に富士スピードウェイで天野さんが打ち揚げを担当された花火大会での美しい打ち揚げ花火の映像もたっぷりとお楽しみいただきます。

#85「こころ ふれあいコンサート in 京都高台寺」

#85「こころ ふれあいコンサート in 京都高台寺」

2015年12月06日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡奏者)
中村圭之介(ギター)
渡辺雅二(キーボード)

今週は、去る9月5日、京都市東山区にある高台寺の方丈庭園で開かれた「こころ ふれあいコンサート」の模様をお送りします。豊臣秀吉の北政所ねねが秀吉の菩提を弔うために建立した高台寺は、京都でも屈指の人気スポット。美しくライトアップされた初秋の方丈庭園を舞台に、ジャー・パンファンさんの二胡の音色が響き渡ります。
“今週の演奏曲”は、「Heal The World」(作曲 Michael Jackson  二胡 ジャー・パンファン  ギター 中村圭之介)。

#84「しあわせをみんなで編もう」

#84「しあわせをみんなで編もう」

2015年11月29日放送
ゲスト:梅村マルティナさん(しあわせを編む人)

東日本大震災直後、被災地へ編み物のセットを贈ったことがきっかけで気仙沼への支援を始めた梅村マルティナさん。地元女性に働く場がないことに心を痛め、震災から一年後に京都から気仙沼へ住民票を移し、地元に編み物会社を立ち上げました。今では地元の女性6人を雇用し、仮設のアトリエからマルティナさんが考案した「腹巻き帽子」や「平和の靴下」「小原木タコちゃん」などのユニークなオリジナル編み物を送り出しています。
“今週の演奏曲”は、「Heal The World」(作曲:Michael Jackson/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
梅村マルティナさんが考案した編み物は、どれもユニーク。中でも「腹巻き帽子」は、名前の通り腹巻きにも帽子にも、さらにはネックウォーマーやマフラーにもなる傑作です。

#83「犬も飼い主もハッピーに!」

#83「犬も飼い主もハッピーに!」

2015年11月22日放送
ゲスト:島田旭緒さん(動物義肢装具士)

事故や病気で体に機能障害を負った動物用の補助器具をつくる動物義肢装具士の島田旭緒さん。人間用の義肢装具士を目指す専門学校の卒論テーマに、動物用の義肢装具に関する研究を選んだのが始まりでした。当時動物用の義肢装具は全くゼロ。それどころか関心も持ってもらえない状況でしたが、島田さんは独自に研究と開発を重ね、ついに日本初の動物用装具をつくる会社を自ら設立。多くのペットと飼い主に希望を与えています。
“今週の演奏曲”は、「be with you」(作曲:h-wonder/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
島田さんが独自に開発した装着コルセットなどの様々な装具を、島田さんの愛犬ルコちゃんが実際に装着してご覧にいれます。装着しただけで自立歩行できるようになるショルダーブレースなど、どれも愛犬家必見です。

#82「孫や曾孫の代まで本物の醤油を~山本康夫さん」

#82「孫や曾孫の代まで本物の醤油を~山本康夫さん」

2015年11月15日放送
ゲスト:山本康夫さん(醤油蔵人)

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、江戸時代から醤油造りが盛んな「醤油の島」。そんな小豆島で、今も昔ながらの木桶を使った本物の醤油造りに取り組んでいるのが、ヤマロク醤油五代目の山本康夫さんです。後を継がなくていいという父の言葉で一度は島を出たものの、作り手の顔が見える安心して食べられる「食」を目指してUターン。孫、曾孫の時代まで本物の醤油を残そうと、百年先を見据えて木桶造りから取り組む姿をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「もうひとつの土曜日」(作曲:浜田省吾/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
桶屋に修業に行き桶作りを学び、自らの手で新桶を完成させ、100年後を見据えた醤油作りを考える山本康夫さん。孫や曾孫の代まで残す「信念」や「醤油作り」を伺います。

#81「世界にひとつだけの箸~宮保克行さん」

#81「世界にひとつだけの箸~宮保克行さん」

2015年11月08日放送
ゲスト:宮保克行さん(箸職人)

福井市内で工房「箸Factory 宮bow」を構える箸職人の宮保克行さんは、手が不自由な人でも使えるオリジナル箸を考案しました。きっかけは障害を持つある方との出会い。一緒に食事して生活パターンを観察、相手を十分理解した上で、その人に最も適した箸をデザインし、心を込めてつくるという宮保さん。完成した箸を使った方から寄せられる「おいしくご飯が食べられた」という言葉が、何よりの励ましだと言います。
“今週の演奏曲”は、「世界に一つだけの花」(作曲:槇原敬之/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#80「世界に一つだけの靴~山口千尋さん」

#80「世界に一つだけの靴~山口千尋さん」

2015年11月01日放送
ゲスト:山口千尋さん(靴職人)

「靴の町」である東京・浅草に工房を構える靴職人の山口千尋さんは、一人ひとりの足に合わせた完全オーダーメイドの靴を手作りで作っています。100以上ある工程は、家を一軒建てるほど複雑ですが、こうして出来上がる山口さんの靴は、裸足でいるより快適だと評判です。英国で靴作りを学んだ山口さんは、日本人初の「ギルド・オブ・マスタークラフツマン」の称号を得た靴作りの名人。手は最高の道具。メジャーで測りきれない誤差も察知できると言う山口さん。その手が生み出す革靴は、50年以上も履き続けることができます。今回は魔法のような靴作りの秘密を探ります。
“今週の演奏曲”は、「So This Is Love (Cinderella)」(作曲:Mack David / Al Hoffman他/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#79「働く水車づくり~野瀬秀拓さん」

#79「働く水車づくり~野瀬秀拓さん」

2015年10月25日放送
ゲスト
野瀬秀拓さん(水車大工棟梁)

福岡県久留米市の野瀬秀拓さんは、全国でも数少ない水車大工棟梁です。一般の建築大工だったある日、偶然に見た水車に強烈な衝撃を受け、30歳で名工・中野忠幸師匠に弟子入りしました。以来、35年間ほどの間に造った水車は200基を超えます。今も野瀬さんがこだわるのは、水車を動力にして精米や粉砕を行う動力水車。海外でもこの技術を伝えている他、エコな自然エネルギー・水車の新たな可能性にもチャレンジしています。
“今週の演奏曲”は、「かざぐるま」(作曲:一青窈/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#78「漆に浮かぶ夜景~三好かがりさん」

#78「漆に浮かぶ夜景~三好かがりさん」

2015年10月18日放送
ゲスト:三好かがりさん(漆芸家)

夜光貝や白蝶貝などの貝片を散りばめて漆で固める伝統的な螺鈿の技術を使い、指物を電光に輝く都会の夜景で彩る漆芸家の三好かがりさんを、鎌倉のアトリエに訪ねます。お父さんが絵本作家である三好さんは、美術の世界に進みたいと考えていましたが、大学時代に漆芸家・佐々木英氏に出会ったことで、漆芸の道へ。10年間の修業の後、師匠の死を契機に独立し、夜景シリーズで独自の世界を確立、世界から高く評価されています。黒く塗られた漆から浮かぶ夜景には、街並みのドラマが見えてきます。三好さんにはなぜ夜景がモチーフになったか等を伺います。
“今週の演奏曲”は、「スカボロー・フェア」(作曲:P.Simon/A.Garfunkel/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#77「古楽器の世界と音色~平山照秋さん」

#77「古楽器の世界と音色~平山照秋さん」

2015年10月11日放送
ゲスト:平山照秋さん(古楽器製作家)

古楽器とは、中世からバロック時代にかけてヨーロッパで使われ、その後使われなくなったり、形が大きく変わってしまった楽器です。篠山市に工房を開く平山照秋さんは、22歳のときラジオで耳にしたヴィオラ・ダ・ガンバの音色に魅せられ、古楽器の世界に入りました。演奏から始めてやがて楽器作りに。独学で様々な古楽器を作り上げ、内外の演奏家にも愛用されています。工房を訪ねて、珍しい古楽器の数々の音色を楽しみます。
“今週の演奏曲”は、「In My Life」(作曲:Lennon/McCartney/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#76「木の命を大切にした箪笥作り~及川孝一さん」

#76「木の命を大切にした箪笥作り~及川孝一さん」

2015年10月04日放送
ゲスト:及川孝一さん(岩谷堂箪笥職人)

奥州藤原氏の祖である藤原清衡にまでその起源を辿れる伝統の「岩谷堂箪笥」。欅の美しい木目と重厚な金具、流麗な漆塗りが特徴の車箪笥や階段箪笥は、江戸時代から多くの人々に愛されてきました。太平洋戦争後、一時期途絶えそうになっていた岩谷堂箪笥を復興させた功労者が、岩谷堂箪笥職人で伝統工芸士の及川孝一さんです。木工、金具、漆の全工程を一人で仕上げる独自の技を確立して、岩谷堂箪笥を見事復興させました。
“今週の演奏曲”は、「この広い野原いっぱい」(作曲:森山良子/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
一人の職人が一貫した手作り作業で、頑固な岩谷堂箪笥を作り上げていく過程や、木の大切さがわかる人に使って欲しいと願う、及川孝一さんの思いは必見です。

#75「ぷれぜんと・あーと~氏田治久さん」

#75「ぷれぜんと・あーと~氏田治久さん」

2015年09月27日放送
ゲスト:氏田治久さん(プレゼント・アーティスト)

東京・足立区の氏田治久さんはプレゼント・アーティスト。大学生の頃から、出会った人へのお礼にオリジナルの「ぷれぜんと・あーと」を制作して贈ってきました。そのどれもが、贈る相手の好きなものや、その人との思い出を形にしたもの。作品を通して、その人の素晴らしさや二人の間にある物語が浮き彫りになり、見る人を思わずほっこりとさせます。氏田さんがこれまでに作った作品を、出会いのエピソードと共にご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「Over The Rainbow」(作曲:Harold Arlen/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#74「自由な楽器作り人生~市川武邦さん」

#74「自由な楽器作り人生~市川武邦さん」

2015年09月20日放送
ゲスト:市川武邦さん(提琴作家)

東京・八王子市の市川武邦さんは元小学校の校長先生。長年趣味の木工を生かしてバイオリンを作っていましたが、定年退職した60歳からバイオリン職人を目指して本格的に修業。その後自宅に工房を構え、楽器作りを始めました。その間バイオリンの源流を求めて、自転車でシルクロードを走破。さらには腕前を見込まれ、モンゴルの伝統民族楽器「馬頭琴」も製作するほどに。市川さんの自由で闊達な楽器作り人生をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「モヒーニー(魅惑)~シルクロード」(作曲:Das&Day・喜多郎/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#73「平成のねぶた名人~北村隆さん」

#73「平成のねぶた名人~北村隆さん」

2015年09月13日放送
ゲスト:北村隆さん(第六代ねぶた名人位ねぶた師)

巨大灯篭の山車「ねぶた」を作るため、テーマとなる題材を決め、骨組み、下絵、色付けまでおこなう「ねぶた師」。今回は、平成のねぶた名人と呼ばれる北村隆さんの工房を訪ねます。
青森の夏を彩る「ねぶた祭」は、300年の歴史を持つ東北伝統の祭です。祭の主役は「ねぶた」と呼ばれる勇壮な武者絵などを題材にした大型の山車燈籠。ねぶた師の北村隆さんは、「第六代名人位」を有す「平成のねぶた名人」。こどもの時からすでにねぶた作りで頭角を現し、30歳からは本格的に数々の名作を発表。その作品は広く海外でも紹介されています。ねぶた祭が終わったばかりの工房を訪ね、名人の仕事ぶりを拝見します。
“今週の演奏曲”は、「夏祭り」(作曲: 井上陽水/二胡:ジャー・パンファン/ ギター:中村圭之介)。

#72「菊間瓦の女鬼師を目指す~菊地晴香さん」

#72「菊間瓦の女鬼師を目指す~菊地晴香さん」

2015年09月06日放送
ゲスト:菊地晴香さん(鬼師)

愛媛県今治市菊間町は750年前から瓦を作り続ける「瓦の町」。いぶし銀に輝く菊間瓦は、京都御所や皇居にも使われている高級瓦です。菊間瓦750年の歴史で、初の女性鬼師になったのが菊地晴香さん。鬼師とは、鬼瓦をつくる瓦職人のこと。機械でプレスする屋根瓦と違い、鬼瓦は形も複雑ですべて手作業。熟練した専門技術を必要とします。名鬼師だった祖父を見てこの道へ進んだ晴香さん。菊間瓦に新たな歴史を刻んでいます。
“今週の演奏曲”は、「いつも何度でも」(「千と千尋の神隠し」主題歌)(作曲:木村弓/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
日本の伝統と瀬戸の自然が育てた、菊間瓦の鬼師を目指す菊地晴香さん。図面を描き、土を作り、そして粘土の表面を磨く作業を何度も繰り返しながら造る鬼瓦の魅力を伺います。

#71「飴細工から生まれる笑顔~花輪茶之介さん」

#71「飴細工から生まれる笑顔~花輪茶之介さん」

2015年08月30日放送
ゲスト:花輪茶之介さん(飴細工師)

昔ながらの飴細工で通りがかる人々を笑顔にしている飴細工師の花輪茶之介(さのすけ)さん。実は30歳までの8年間、お笑いトリオ「三福星」のリーダーとして活躍した元お笑い芸人です。元々ものづくりが大好きだったこともあり、トリオ解散と共に芸能界を引退。たまたま出会った飴細工に魅了され、大阪の師匠の下へ身一つで弟子入りして、飴細工を身につけました。人を笑顔にするのは、飴細工もお笑いと同じだと、飴細工に打ち込みます。大人には懐かしく、子ども達には新しい縁日のような時間を提供しています。
“今週の演奏曲”は、「SWEET MEMORIES」(作曲:大村雅朗/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#70「古代漢字に魅了された樂篆家~高橋政巳さん」

#70「古代漢字に魅了された樂篆家~高橋政巳さん」

2015年08月23日放送
ゲスト:高橋政巳さん(樂篆家)

古代中国漢字研究の第一人者であり、漢字の語源をひもとき、それをデザインし「書」や「刻印」としても表現する高橋さん。漢字の持つ美しさや魅力について伺います。
44歳の時漢字の「幸」の語源を知って衝撃を受けた高橋政巳さんは、サラリーマン生活を辞めて漢字研究に打ち込みました。以来20年余、今では福島県喜多方市に工房を構え、刻字家として活躍する傍ら、訪れる人たちに名前に込められた漢字の意味を伝えるなど、漢字の語源の普及に取り組んでいます。漢字には、その成り立ちから深い哲学が込められているという高橋さん。喜多方は町をあげ「漢字のまち」に変身しようとしています。
“今週の演奏曲”は、「ひまわり」(作曲:Henry Mancini/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#69「こころふれあいコンサート」

#69「こころふれあいコンサート」

2015年08月16日放送
出演
ジャー・パンファン(二胡)
中村圭之介(ギター)
藤井茂(ギター)
石川智(パーカッション)

今週は、去る5月23日に東京・渋谷のHakujuホールで開催された「こころ ふれあいコンサート~二胡のしらべ~」のステージの模様をお届けします。ジャー・パンファンの二胡と中村圭之介のギターに加え、ギターの藤井茂とパーカッションの石川智が参加。これまでの放送でお届けした曲を演奏します。日本各地で行われたロケのこぼれ話やゲストとの思い出話など、二人が曲の間にくりひろげる絶妙トークも聞き逃せません。
演奏曲は、「ライオンハート」「やさしさに包まれたなら」「A Place in The Sun」「サボテンの花」「Moon River」「桃園の契り」「ヘッドライト・テールライト」。
番組のロケで訪れた各地での思い出話や、ゲストの魅力を紹介しながら音楽を楽しんでいただきます。二人の絶妙トークも必見です。

#68「シャボン玉に魅せられて~杉山兄弟」

#68「シャボン玉に魅せられて~杉山兄弟」

2015年08月09日放送
出演:小柳ゆき
ゲスト:杉山弘之さん・杉山輝行さん(杉山兄弟)(シャボン玉アーティスト)

世界で初めてシャボン玉を遊びからアートに変えた杉山弘之さんと輝行さん。「杉山兄弟」として、約50年にわたりシャボン玉のショーを演じ続けています。きっかけは、子どもの頃おじいさんに見せられたシャボン玉。中学時代から研究を重ね、大学卒業後二人で世界初のシャボン玉ショーを立ち上げました。シャボン玉を見ると、子どもも大人も一様に浮かべる笑顔。「明日も来てね」の言葉が、今も二人の活動の原動力だと言います。
“今週の演奏曲”は、「シャボン玉」(作詞:野口雨情/作曲:中山晋平/歌:小柳ゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
シャボン玉アーティストとして、約50年のキャリアを誇る杉山兄弟ですが、シャボン玉にかける情熱は衰えることはありません。新しい演出や新しいシャボン玉について伺います。

#67「まちづくりは人づくり~近藤博昭さん」

#67「まちづくりは人づくり~近藤博昭さん」

2015年08月02日放送
ゲスト
近藤博昭さん(東海道宿場まちづくり仕掛け人)

横浜市保土ヶ谷で四代続く老舗蕎麦屋を営む近藤博昭さんは、歌川広重が描いた「東海道五十三次」の保土ヶ谷宿に触発され、保土ヶ谷宿のまちづくりに取り組むようになりました。仲間との勉強会を皮切りに、やがて宿場まつりを成功させ、東海道の他の宿場町の注目を集めます。今では、日本各地の宿場町のまちづくりをアドバイスする立場に。まちづくりは人づくり、人づくりはハートづくりをモットーに、東奔西走の毎日を送ります。
“今週の演奏曲”は、「フレンズ」(作曲:鈴木キサブロー/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
「保土ヶ谷宿」をテーマにした街づくりで、周りの人たちも元気にしてしまう近藤さんは、今ではなくてはならない存在。今や全国規模に広がる活動や仲間について伺います。

#66「トイレットペーパーの芯が大変身~山田ゆかさん」

#66「トイレットペーパーの芯が大変身~山田ゆかさん」

2015年07月26日放送
ゲスト:山田ゆかさん(トイレットペーパー芯アーティスト)

使用後はほとんどが捨てられてしまう運命のトイレットペーパーの芯で様々なオブジェ作品を作り出しているのが、静岡県掛川市在住の「トイレットペーパー芯アーティスト」山田ゆかさんです。単に芯をリサイクルするだけでなく、作品を見た人に「感動」してもらい、自分も作ってみたいと「共感」することで、リサイクルの意識を「共有」することを目指す参加型アート。作品の材料になる芯は、共感した人たちから提供されています。
“今週の演奏曲”は、「ライムライト」(作曲:チャールズ・チャプリン/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
山田さんの作品は、「トイレットペーパーの芯に色は塗らない」「芯のカット方法は決まっている」「ゴミを出さない」と言う決まりがあります。芯からできているとは思えない、複雑で美しい作品を紹介します。

#65「絵筆で闘うネオ日本画家~天明屋尚さん」

#65「絵筆で闘うネオ日本画家~天明屋尚さん」

2015年07月19日放送
出演:森友嵐士  
ゲスト:天明屋尚さん(ネオ日本画家)

日本美術の中の権威主義的なものに対抗して絵で戦う「武闘派」を旗揚げした天明屋尚さん。日本美の中の過剰な美に着目し、新しい日本画である「ネオ日本画」を提唱しました。日本と西洋、現代と過去が不思議な融合を見せるその作品は、海外でも大きな注目を集めています。中でも3.11後に制作したインスタレーション「韻」は深紅の枯山水で米国でも衝撃を与えました。今回は、自らも墨象画を描く森友嵐士さんが同行します。
“今週の演奏曲”は、「月ノ夜二」(作詞作曲:森友嵐士/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#64「いにしえの人々の思いを修復~澤野道玄さん」

#64「いにしえの人々の思いを修復~澤野道玄さん」

2015年07月12日放送
ゲスト:澤野道玄さん(文化財保存修復家)

澤野道玄さんは、24歳のとき修復を依頼された国宝の茶室「如庵」を手始めに、桂離宮、厳島神社大鳥居、最近の平等院鳳凰堂に至るまで、数多くの国宝や重要文化財など貴重な文化財の保存修復を手がけてきました。伝統的な職人技に最先端技術を組み合わせた独自の技術体系を築き上げ、誰でも修復ができるようにと蓄積された職人の経験値をデータベース化。組織で保存修復に取り組むほか、文化財を味わう文化浴も提唱しています。
“今週の演奏曲”は、「Palace Memories」(作曲:S.E.N.S. /二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
伝統技法を継承する現代の職人集団を束ね、建築物を修復するだけでなく、いにしえの人々の思いを伝える「時代の架け橋」的役割が本当の仕事と語る澤野さん。仕事への熱い思いや国宝の楽しみ方を伺います。

#63「国産を守り続ける線香花火~筒井良太さん」

#63「国産を守り続ける線香花火~筒井良太さん」

2015年07月05日放送
ゲスト:筒井良太さん(花火職人)

300年もの伝統を持つ日本の夏の風物詩「線香花火」。1975年以降、国産の線香花火は安価な外国産に太刀打ちできず次々と姿を消していきました。そんな中日本でただ一人伝統的な線香花火を作り続けたのが、福岡県みやま市の花火職人・筒井良太さんです。線香花火の原形であるスボ手牡丹とおなじみの長手牡丹の二種類を作れるのは、今では筒井さんだけに。新種の線香花火作りにも挑戦して、日本伝統の美を守り続けています。
“今週の演奏曲”は、「花暦」(作曲:賈鵬芳/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
一度は消えかけた国産の線香花火だが、筒井夫妻の熱い思いによって再び火が灯ることに!日本の伝統と和の花火を継承するため、昔ながらの原料や製法を守り続ける花火職人に迫ります。

#62「音の世界を広げた和笛~蘭情さん」

#62「音の世界を広げた和笛~蘭情さん」

2015年06月28日放送
ゲスト:蘭情さん(笛師)

笛師の蘭情さんの手になる笛「蘭情管」は、日本の和笛演奏家の9割が愛用しているという名器。千葉県東金市にある工房を訪ね、蘭情さんの笛作りの現場を拝見します。子どもの頃耳にした祭り囃子の笛の音に魅せられて、笛作りを始めた蘭情さん。すべて独学だったからこそ、常識にとらわれない独自の笛作りが可能になったと言います。週末には子どもたちに笛の楽しさを伝えたいと、工房を開放して無料の笛教室も開いています。
“今週の演奏曲”は、「ALWAYS 三丁目の夕日」(作曲:佐藤直紀/二胡:ジャー・パンファン/ ギター:中村圭之介)。

#61「切手であそぶ絵封筒~ニシダシンヤさん」

#61「切手であそぶ絵封筒~ニシダシンヤさん」

2015年06月21日放送
ゲスト:ニシダシンヤさん(絵封筒作家)

切手の図柄を活かして封筒をキャンバスのように一枚の絵に仕上げる「絵封筒」が、今静かなブームです。香川県三豊市にアトリエを構えるイラストレーターのニシダシンヤさんは、出版社へ出す請求書を入れたユニークな絵封筒が話題に。絵封筒を誰でも楽しんでもらいたいと、ガイド本も出版しました。現在は子どもや高齢者の方々に、絵封筒を通して絵を描く楽しさ、手紙の喜びを知ってもらおうと各地でワークショップを続けています。
切手に図柄を足したり、動きをつけたり、物語を作ったりして、楽しい一枚の絵に仕上げる「絵封筒」作りをニシダシンヤさんに教えてもらいます。
“今週の演奏曲”は、「手紙」(作曲:川口真/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#60「手作りクレヨンの夢~伊藤朋子さん」

#60「手作りクレヨンの夢~伊藤朋子さん」

2015年06月14日放送
ゲスト:伊藤朋子さん(手作りクレヨン職人)

北海道・標茶町で「手作りクレヨン工房トナカイ」を主宰する伊藤朋子さんは、花や葉、木の実や土などを素に、蜜蝋などの天然素材だけでクレヨンを手作りしています。クレヨン作りのきっかけは、化学物質過敏症で石油系の化学物質を含んだ市販クレヨンが使えない少年との出会い。伊藤さんは、その子のために10年の歳月をかけて、身体にやさしい天然素材のクレヨンを作り上げ、多くの子どもたちに絵を描く喜びを与えています。
天然素材のクレヨンは、自然にある色、顔料にした色、クレヨンにした色、そして描いた色がそれぞれ違います。そんな不思議な色に翻弄されながら描く楽しさを紹介します。
“今週の演奏曲”は、「サリーガーデン」(アイルランド民謡/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#59「夫婦二人三脚で馬毛の網を復元~曲げ物師・大川良夫さん」

#59「夫婦二人三脚で馬毛の網を復元~曲げ物師・大川良夫さん」

2015年06月07日放送
ゲスト:大川良夫さん(曲げ物師)

東京・中野の曲げ物師、大川良夫さんは、日本に古くから伝わる伝統的な「馬毛の漉し器」を、唯一昔通りに制作している職人です。和食の料理や日本画の修復に欠かせない「馬毛の漉し器」は、2001年に馬毛の網を一手に生産してきた業者が突然廃業し、作ることができなくなりました。大川さんは、奥様の美富貴さんと共に、たいへんなご苦労の末に馬毛の網を復元。昔ながらの本物の「馬毛の漉し器」を後世に伝えようとしています。
“今週の演奏曲”は、「ヘッドライト・テールライト」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#58「職人技が光る究極ガラスペン~佐瀬勇さん」

#58「職人技が光る究極ガラスペン~佐瀬勇さん」

2015年05月31日放送
ゲスト:佐瀬勇さん(ガラスペン職人)

ボールペンに取って代わられるまで事務用筆記具の主役だったガラスペンは、1902年に風鈴職人・佐々木定治郎が発明した日本生まれの筆記具です。その流れを汲むただ一人のガラスペン職人である佐瀬勇さんは、さらに発展させた一体型ガラスペンを開発。その美しさと書き心地から、たちまち世界に知られる存在となり、あのGUCCIがコラボを依頼してきたほど。その見事な職人技を、東京・入谷にある作業場を訪ねます。
“今週の演奏曲”は、「Let It Go~ありのままで~」(作曲:Kristen Anderson-Lopez,Robert Lopez/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#57「漁師彫り作家~深渡栄一さん」

#57「漁師彫り作家~深渡栄一さん」

2015年05月24日放送
ゲスト:深渡栄一さん(漁師彫り)

「あまちゃん」の舞台にもなった岩手県野田村の漁師、深渡栄一さん宅は、木彫りの魚で足の踏み場もないほど埋め尽くされています。120キロもある巨大なザトウクジラから、掌に載るほどの小さな魚まで、その数約600点。すべて深渡さんが自分で彫った「漁師彫り」と名付けた作品です。今も現役の漁師である深渡さんは、漁で実際に見た魚を中心に、木彫りの魚を作り続けてきました。いつか「木の魚の水族館」を作るのが夢です。
“今週の演奏曲”は、「舟唄」(作曲:浜圭介/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#56「人の輪が創るねじ職人~浅井英夫さん」

#56「人の輪が創るねじ職人~浅井英夫さん」

2015年05月17日放送
ゲスト:浅井英夫さん(ねじ職人)

埼玉県草加市のねじ職人、浅井英夫さんが考案した頭部が平らな「低頭ねじ」「超低頭ねじ」は、二足歩行のホビーロボットの約7割に使われています。昭和の古い工作機械が並ぶ小さな町工場に、なぜこのようなことができたのでしょうか。父親から受け継いだねじ工場は、時代の流れに押されジリ貧でした。そんな浅井さんを救ったのが、インターネット。ネットから生まれた人の輪が、新たなねじの世界を切り拓いたのです。二足歩行ロボットに使われる「超低頭ネジ」から、オーダーメイドのねじ一本でも引き受ける浅井さん。昔ながらの製造方法と、インターネットでの独自販売から生まれた人との輪について伺います。
“今週の演奏曲”は、「A Place In The Sun」(作曲:Ronald Norman & Bryan Wells/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#55「モータースポーツの魅力を伝える~関谷正徳さん(後編)」

#55「モータースポーツの魅力を伝える~関谷正徳さん(後編)」

2015年05月10日放送
ゲスト:関谷正徳さん(ドライビングアドバイザー)

先週に引き続き、ル・マン24時間レースで日本人レーサー初の総合優勝を果たし、現在は「インタープロトシリーズ」を展開する関谷正徳さんを訪ねます。このレースの目的の一つが「地域活性化」。富士スピードウェイ周辺にあるガレージや部品工場などの「レース村」の力を合わせて、専用のレーシングカーkurumaを開発しました。いつか世界中のモーターファンが富士スピードウェイに集まる日をと、関谷さんの夢は広がります。“今週の演奏曲”は、「君をのせて」(作曲:宮川泰/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#54「モータースポーツの魅力を伝える~関谷正徳さん」

#54「モータースポーツの魅力を伝える~関谷正徳さん」

2015年05月03日放送
ゲスト:関谷正徳さん(ドライビングアドバイザー)

ル・マン24時間レースで日本人レーサーとして初の総合優勝を果たした関谷正徳さん。現役をリタイアした現在は、自ら立ち上げたレース「インタープロトシリーズ」を開催します。心拍数が200前後まで上昇するギリギリの身体能力を求められるレーシングドライバーは、最強のアスリートであるというのが、関谷さんの持論。車の性能ではなく、ドライバーの運転技能を競いたいと、専用レーシングカーの開発から取り組んでいます。
“今週の演奏曲”は、「愛しき日々」(作曲:堀内孝雄/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#53「時空を超えた幻想世界~山口晃さん」

#53「時空を超えた幻想世界~山口晃さん」

2015年04月26日放送
ゲスト:山口晃さん(画家)

時空を飛び越えた大和絵のような、独特の緻密な画風で知られる画家の山口晃さんを、「山口晃展~前に下がる 下を仰ぐ」を開催中の茨城県水戸市の水戸芸術館現代美術ギャラリーに訪ねます。展覧会は2月からすでに始まっていますが、会場内で今も制作を続ける山口さん。その制作風景も拝見しながら、会場内に展示された作品の数々を鑑賞。山口さんから、不可思議な「山口ワールド」の秘密について語っていただきます。
自由でユーモラスな発想で描かれた作品は、お笑いや思いつきだけでなく、自身の人生観や芸術観あふれた世界が広がります。時空を超えた幻想世界を創る山口ワールドに迫ります。
“今週の演奏曲”は、「花~すべての人の心に花を~」(作曲:喜納昌吉/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#52「型破りなカリスマ左官職人~挾土秀平さん」

#52「型破りなカリスマ左官職人~挾土秀平さん」

2015年04月19日放送
ゲスト:挾土秀平さん(左官)

飛騨高山を本拠地に、東京はじめ世界各地で活躍する左官の挾土秀平さん。20歳で技能五輪全国大会で優勝したものの、現実の現場で役立たない自分に挫折。一度は土塗りの世界を諦めたが、独学で土壁を学び、独自の世界を切り拓きました。自然をベースに大胆に現代を取り入れたその技法は、国内だけでなく海外からも注目を集めています。さらに才能を、詩、映像、文章、文字、装丁、環境と広げ続ける天才の素顔に迫ります。
日本伝統の枠にとらわれず、自由な発想に自然素材が融合する挾土さんの職人技。ものづくりに関して、誰よりも繊細で真剣な素顔に注目です。
“今週の演奏曲”は、「Story of My Life」(作曲:Jamie Scott他/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#51「映像を影で支える背景画職人~島倉二千六さん」

#51「映像を影で支える背景画職人~島倉二千六さん」

2015年04月11日放送
※特別編成のため4月11日(土)午前11:30~11:54放送

ゲスト:島倉二千六(ふちむ)さん(背景画家)

本物より本物らしい雲を描くと、黒澤明監督をはじめとする多くの映画監督から絶対的な信頼を置かれてきた背景画家の島倉二千六さん。これまで数多くの映画で、雲が浮かぶ空を描いてきました。監督が思うイメージを聞いて、どんな雲にするか頭の中で構想し、下書きなしで一気に描き上げます。その見事な名人芸を買われ、今では映画だけでなく、博物館のジオラマやCM、ポスターなどでも大活躍。画家としても活動しています。
“今週の演奏曲”は、「君をのせて」(作曲:久石譲/二胡:ジャー・パンファン/ギター:)中村圭之介)。

#50「残布や廃材から生まれるエコアート~衣田雅幸さん」

#50「残布や廃材から生まれるエコアート~衣田雅幸さん」

2015年04月05日放送
ゲスト:衣田雅幸さん(エシカルアート作家)

エシカルアートとは、自然環境に負荷をかけない素材を使い、地域の伝統や技術を受け継ぎつつ、フェアトレードも取り入れるなど、世界中にある諸問題をアートを通して解決していこうとするもの。衣田雅幸さんは、捨てられる残布などを使い、糸と針で動物や植物を創作。作品やワークショップを通して、人と動物との ふれあい、親子の絆を考えるきっかけ作りを目指しています。そんな衣田雅幸さんの世界をご紹介します。残布や廃材から作られる衣田さんの動物や生き物は、仕草や表情、日常の習性など表現された、リアルでユーモラスな作品です。
“今週の演奏曲”は、「僕の背中には羽根がある」(作曲:織田哲郎/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#49「ダンボールアートの世界~玉田多紀さん」

#49「ダンボールアートの世界~玉田多紀さん」

2015年03月29日放送
ゲスト:玉田多紀さん(ダンボール造形作家)

どこにでもあるダンボールを使って、驚くほどリアルな動物や人物像のアート作品を作り上げる造形作家の玉田多紀さん。大学で油絵を学んでいましたが、人とは違う表現をしたいと思いついたのが、身近にあったダンボールでした。ダンボールを水に濡らして形を整えるという独自の方法を見つけたことで、ダンボールとは思えない豊かな表現が可能に。巨大な恐竜の作品も作ります。朝霞市のアトリエで玉田さんの創作活動を拝見します。
“今週の演奏曲”は、「らいおんハート」(作曲:コモリタミノル/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#48「Excelで描くパソコン画家~堀内辰男さん」

#48「Excelで描くパソコン画家~堀内辰男さん」

2015年03月22日放送
ゲスト:堀内辰男さん(Excel画家)

群馬県館林市の堀内辰男さんは、表計算ソフトであるExcelを使って見事な絵画を描きあげる「Excel画家」。きっかけは60歳を目前に早期退職して、初めて手にしたパソコンでした。若い人がExcelで器用にグラフや図形を描くのを見て、だったら絵も描けるはずと、独学で研究。ついにパソコンで描いたとは思えない見事な絵画を描くまでに。創作にゴールはないと、75歳の現在も意欲的に新作に取り組んでいます。
退職後、パソコンも絵画も知らないところからスタートした、堀江さんのExcel日本画。様々な人たちの意見を聞き入れ、自己流で取り組む堀江さんの飽くなき向上心に迫ります。
“今週の演奏曲”は、「川の流れのように」(作曲 見岳章 二胡 ジャー・パンファン  ギター 中村圭之介)。

#47「草木や落ち葉で作るプラントドール~近せつ子さん」

#47「草木や落ち葉で作るプラントドール~近せつ子さん」

2015年03月15日放送
ゲスト:近せつ子さん(プラントドール作家)

夫の定年退職後の55歳で始めた趣味の草人形作りを独自に発展させ、木の実や枯葉などの植物を素材に人形を作る「プラントドール」を確立した近せつ子さん。始めてわずか10年でルーブル美術館で開催された「美の解放展」で入賞。平凡な主婦が、世界各国で展覧会が開かれる世界的アーティストとして認められました。プラントドール作りを通して、世界中の人々が自然の大切さに触れてほしいと、今日も作品作りを続けています。主婦から芸術家へ転身した近せつ子さんに人形作りの魅力を伺います。
“今週の演奏曲”は、「Karma Chameleon」(作曲:George O'Dowd Roy Hay、Jon Moss/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#46「夜空を探る喜び~関勉さん」

#46「夜空を探る喜び~関勉さん」

2015年03月08日放送
【ゲスト】関勉さん(コメットハンター)

池谷・関彗星をはじめ6個の彗星と、200個を超す小惑星を発見した世界的コメットハンターの関勉さんを、高知県にある県立芸西天文学習館に訪ねます。幼い頃に見た星空の感動、小学校の恩師から贈られた天文学の本、そしてアマチュア天文家本田実さんとの出会いがきっかけとなりコメットハンターの道へと進んだ関さん。手作りの簡素な望遠鏡で多くの世界的偉業を成し遂げ、84歳の現在も望遠鏡で夜空を探る日々を送っています。
20歳のとき簡単な手作り望遠鏡で彗星探しをはじめた関さん。世界的なコメットハンターとして、今も夜空を探る日々がつづきます。新天体発見の楽しさや喜びを伺います。
“今週の演奏曲”は、「Jupiter」(作曲:G.Holst/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#45「結びに気持ちをこめて~水引職人・野々村義之さん」

#45「結びに気持ちをこめて~水引職人・野々村義之さん」

2015年03月01日放送
出演:小柳ゆき
ゲスト:野々村義之さん(水引職人)

長野県飯田市は、全国の水引の70%を生産する日本一の水引の町。かつては200軒以上の水引屋さんがありました。しかし時代と共にその数が減って水引細工の店ばかりとなり、水引そのものを製造する店は1軒だけに。その最後の1軒を守る水引職人が野々村義之さん。野々村さんは先代から受け継いだ伝統の技術を守りながら、時代に合った新しい水引作りにも挑戦。伝統ある飯田水引を次の時代へ伝えようとしています。
“今週の演奏曲”は、「涙そうそう」(作詞:森山良子/作曲:BEGIN /歌:小柳ゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#44「大の都電ファンが造る名車両~伊藤信男さん」

#44「大の都電ファンが造る名車両~伊藤信男さん」

2015年02月22日放送
【ゲスト】伊藤信男さん(都電模型制作)

東京・荒川区にある「下町都電ミニ資料館」館長の伊藤信男さんは、ボール紙を使ってGゲージといわれる大型の都電模型をホンモノそっくりに作る名人です。元々自分のお子さんに見せたいと始めた鉄道模型作り。目を輝かせて都電模型に見入る子供たちの姿を見るのが嬉しくて、都電荒川線沿線の商店などに模型の寄贈を続けています。完成させた都電模型はすでに数十輌。商店のショーウィンドウなどで、子供達の夢を膨らませています。
“今週の演奏曲”は、「赤ちょうちん」(作曲:南こうせつ/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。

#43「和鏡の技術を次代に残す日本最後の鏡師~山本晃久さん」

#43「和鏡の技術を次代に残す日本最後の鏡師~山本晃久さん」

2015年02月15日放送
【ゲスト】山本晃久さん(鏡師)

光を当てると反射光の中から鏡面に映る画像とは全く別の像が浮かび上がる「魔鏡」。世界で唯一人、この魔鏡を作れるのが京都の鏡師、山本晃久さんです。日本では古墳時代からあったとされる魔鏡ですが、明治以降その技術は途絶えていました。山本さんの祖父・真治さんが苦心の末40年前に復元、山本さんがその技術を引き継ぎました。すべての工程を習得して一人前になるには30年はかかるという厳しい鏡師の世界を探訪します。
“今週の演奏曲”は、「化粧」(作曲:中島みゆき/二胡:ジャー・パンファン/ギター:中村圭之介)。
「魔鏡」と呼ばれる丸いオレンジ色の青銅鏡は、自分を映し出す和鏡です。しかし鏡面に光を当てた照り返しを見ると、映しだされた文様が浮かび上がります。日本最後の鏡師、山本さんの世界を訪ねます。

#42「現代に生きる活動弁士~佐々木亜希子さん」

#42「現代に生きる活動弁士~佐々木亜希子さん」

2015年02月08日放送
【ゲスト】佐々木亜希子さん(活動弁士)

東京・北区で子供たちのために「弁士教室」を開いている活動弁士の佐々木亜希子さん。無声映画という素晴らしいものを子供たちに知ってもらい、それを素材に子供たちに表現力・読解力・コミュニケーション能力を高めてもらいたいと考えています。また、健常者も障害がある人も共に楽しめる「バリアフリー映画」にも取り組んでいます。ジャーさんは、二胡演奏で佐々木さんや子供たちの弁士とコラボ。無声映画にチャレンジします。
無声映画「ロイドの浮気者」(1917年・米 監督 サム・テイラー) 
「キートン探偵学入門(1921年・米 監督バスター・キートン)
演奏:二胡/ジャーパンファン ギター/中村圭之介

#41「レーシングカーデザインの世界~由良拓也さん」

#41「レーシングカーデザインの世界~由良拓也さん」

2015年02月01日放送
【ゲスト】
由良拓也さん(レーシングカーデザイナー)

かつてテレビCMで「違いが分かる男」として一世を風靡したレーシングカーデザイナー由良拓也さんを、御殿場にある工房に訪ねます。十代にして早くもカーデザインを手がけて以来、数々の独創的なレーシングカーを世に出してきた由良さん。中でも「紫電」は今も多くのファンを持つ伝説的な名車です。風洞室での最新車のテストを拝見しながら、常に時代をリードしてきた由良拓也デザインの秘密を探ります。
“今週の演奏曲”は、「風」(作曲 端田宣彦 二胡 ジャー・パンファン ギター 中村圭之介)。

#40「子どもたちの笑顔と腹話術~喜多尾講子さん~」

#40「子どもたちの笑顔と腹話術~喜多尾講子さん~」

2015年01月25日放送
【ゲスト】
腹話術師・喜多尾講子さん(kitao world KITASUN)

「kitao world KITASUN」のステージネームで活躍する腹話術師の喜多尾講子(とくこ)さん。児童指導員として少しでも子どもたちを楽しませたいと腹話術を始めました。初めて人形を介して子どもたちに接したとき、子どもたちが見せたこぼれるような笑顔に感動。以来、その笑顔を見たいとの思いで、腹話術を続けてきたのです。保育園や幼稚園、お年寄りの施設などでの公演はすでに500回を超えています。
子どもたちを腹話術で楽しませ、こぼれるような笑顔を見るのが一番幸せ時と語る喜多尾さん。人形を操り、人形になる楽しみ伺います。
“今週の演奏曲”は、「To Be With You」(作曲 Eric Martin/David Grahame 二胡 ジャー・パンファン ギター 中村圭之介)。

#39「チェンソーアート~城所ケイジさん~」

#39「チェンソーアート~城所ケイジさん~」

2015年01月18日放送
【ゲスト】
城所ケイジさん(チェンソー彫刻師)

木材の伐採などに使うチェンソーで、彫刻を彫りあげるチェンソー彫刻師の城所ケイジさんを、和歌山県龍神村にある工房に訪ねます。シンクタンクの研究員として地方活性化に取り組んでいた城所さんは、チェンソーアートに出合い、森林事業の活性化に最適と自らもチェンソーアーティストに。2005年からは4年間連続で世界チャンピオンに輝きました。環境問題も視野にチェンソー彫刻に取り組む城所さんの姿をご紹介します。
“今週の演奏曲”は、「ピエロ」(作曲 中島みゆき 二胡 ジャー・パンファン ギター 中村圭之介)。

#38「絵手紙を通した笑顔の輪~小川豊子さん~」

#38「絵手紙を通した笑顔の輪~小川豊子さん~」

2015年01月11日放送
【ゲスト】小川豊子さん

今週は、東京・中野区で絵手紙サークルの活動に取り組む小川豊子さんを訪ねます。小川さんたち「新井絵手紙サークル」は、講師を招かず、自分たちで絵手紙を学び合いながら、絵手紙による社会貢献を行っています。福祉施設や病院の他、東日本大震災の被災地への支援活動など、絵手紙を通して人々に笑顔の輪を広げています。ジャーさんと中村さんも初めての絵手紙に挑戦、絵手紙の魅力を体験します。
「ヘタがいい、ヘタでいい」をモットーに絵手紙を楽しむ小川さん。野菜や果物、花など、身のまわを見て短い言葉を添えれば「自分の絵手紙」が出来上がり。ジャーさんと中村さんも挑戦です。
“今週の演奏曲”は、「サボテンの花」(作曲 財津和夫 二胡 ジャー・パンファン ギター 中村圭之介)。

#37「総集編2 二胡の音色とともに」

#37「総集編2 二胡の音色とともに」

2015年01月04日放送
今週は、年末年始特番の第二弾。毎回訪問したゲストへのプレゼントにとジャー・パンファンが二胡演奏した曲の中より、2014年後半に放送した演奏をまとめてメドレーでお届けします。新春のひととき、日本各地の美しい風景の中で奏でられる二胡の調べをお楽しみください。
“今週の演奏曲”は、「SILENT MOON」「夏の終わり」「となりのトトロ~さんぽ」「Night of Beijing」「風の子守唄」「光の海」「もののけ姫」「竹田の子守唄」「花咲く旅路」ほか。

#36「総集編1 二胡の音色とともに」

#36「総集編1 二胡の音色とともに」

2014年12月28日放送
今週は、年末年始特番の第一弾。毎回訪問したゲストへのプレゼントにとジャー・パンファンが二胡演奏した曲の中より、今年4月の番組スタート時から前半にお送りした演奏をまとめてメドレーでお届けします。年末のひととき、日本各地の美しい風景の中で奏でられる二胡の調べをお楽しみください。
“今週の演奏曲”は、「義よ永遠に」「蘇州夜曲」「ディズニーメドレー」「イパネマの娘」「線香花火」「Top of the World」「Fly Me to the Moon」「真夏の果実」ほか。

#35「Christmas Premium Concert」

#35「Christmas Premium Concert」

2014年12月21日放送
【番組ホスト】ジャー・パンファン(二胡奏者) 中村圭之介 
【ゲスト】ピーボ・ブライソン、小柳ゆき、K、野沢雅子、成城学園初等学校児童合唱部

今週は、12月初めにジャー・パンファン、中村圭之介も出演して東京・第一生命ホールで開催された「Christmas Premium Concert」のステージをお届けするクリスマス特別番組です。この番組のテーマ曲を歌っているアメリカが誇るR&Bシンガー、ピーボ・ブライソン、韓国の実力派シンガーK、日本の歌姫小柳ゆき、さらに長い伝統を誇る成城学園初等学校児童合唱部の美しい歌声をお楽しみいただきます。
“今週の演奏曲”は、「義よ永遠に」(演奏:ジャー・パンファン)、「Here for You」(歌:小柳ゆき ピーボ・ブライソン)、「ファーストクリスマス」(歌:K)ほか。

#34「瑠璃色の長崎ひいどろ~竹田克人さん~」

#34「瑠璃色の長崎ひいどろ~竹田克人さん~」

2014年12月14日放送
【ゲスト】ガラス工芸家・竹田克人さん

「ガラス器伝来の地」であり、「長崎びいどろ」の生産地として全盛を極めた長崎では、戦後ガラス工房が次々と姿を消し、「長崎びいどろ」の伝統が途絶えました。ガラス工芸家の竹田克人さんは、「長崎人がせんばいかん」と「長崎びいどろ」復活に立ち上がり、江戸期の「長崎びいどろ」を数々復元、もっとも難しいと言われる冷酒用酒器「長崎チロリ」も復元しました。工房「瑠璃庵」を訪ね、長崎びいどろの素晴らしさにふれます。
ビードロの語源はポルトガル語でガラス製品の総称。竹田さんが作る「長崎びいどろ」は、独自に生み出した原料の調合で、新しい命を吹き込んだ瑠璃色です。長崎で初めて復元さた「長崎チロリ」も紹介します。
“今週の演奏曲”は、「北の国から~遥かなる大地より~」(作曲:さだまさし、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#33「冬至のアエノコト~先人が教えてくれる食のおまつり~」

#33「冬至のアエノコト~先人が教えてくれる食のおまつり~」

2014年12月07日放送
【ゲスト】民俗情報工学研究家・井戸理恵子さん

日本各地に残る伝統儀礼や風習、伝統技術などには、この国の環境で生き抜くための生活技術が集約されています。そうした情報を収集し、その意味と本質を民俗学的な視点から読み解いて、今の暮らしに活かし未来につなげていくのが、井戸理恵子さんが研究する民俗情報工学。井戸さんを訪ねて、“食のおまつり”である「冬至のアエノコト」を体験しながら、先人たちの知恵に秘められたメッセージについて伺っていきます。
“今週の演奏曲”は、「冬至」(作曲:花坂響、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#32「生粋の神田っ子が描いた昭和の東京~漫画家・うゑださと士さん~」

#32「生粋の神田っ子が描いた昭和の東京~漫画家・うゑださと士さん~」

2014年11月30日放送
【ゲスト】昭和絵師・うゑださと士さん

先祖4代140年にわたり東京・神田に住み続ける生粋の「神田っ子」うゑださと士さん。25歳のとき会社を辞め、幼い頃からの夢だった漫画家に。50代半ばから昭和30年代の東京の町並みや日々の暮らし、こどもの遊びやチンチン電車を描き始めて、大きな反響を呼びました。「ALWAYS三丁目の夕日」公開以前のことです。以来、貧しくても心豊かで温もりと優しさにあふれていた昭和30年代の情景を描き続けています。
55歳になってから昭和を描き始めたうゑださんの漫画は、当時の流行や生活を思い出しながら筆を走らせた水彩画です。色紙に描かれた懐かしくて優しさにあふれた昭和30年代の東京を紹介します。
“今週の演奏曲”は、「上を向いて歩こう」(作曲:中村八大、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#31「旧家の米蔵が創る出会いの夢空間~楠戸恵子~」

#31「旧家の米蔵が創る出会いの夢空間~楠戸恵子~」

2014年11月23日放送
【ゲスト】
楠戸恵子さん(夢空間はしまや)

倉敷で250年続く旧家の楠戸家。現在の屋敷は、明治15~20年頃に建てられ、平成8年に文化庁の文化財に岡山県第1号として登録されました。当主夫人の楠戸恵子さんは、歴史ある文化財を活かして使いたいと、築140年の米蔵を改装してアーティストなどとの出会い作りの場「夢空間(サロン)はしまや」を開いた他、かつての蔵を建築家のオフィスやショップ、ギャラリーなどに活用。新しい出会いと文化を生み出しています。
“今週の演奏曲”は、「桃園の契り」(作曲:嗣音奏多、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)、「Sweet Dreams」(作曲:京田誠一、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#30「絵画の医師に聴く名画の真実~吉村絵美留さん~」

#30「絵画の医師に聴く名画の真実~吉村絵美留さん~」

2014年11月16日放送
【ゲスト】 吉村絵美留さん(絵画修復家)

絵画修復家の吉村絵美留さんを再訪します。吉村さんが修復した東京・渋谷駅のコンコースにある岡本太郎画伯の壁画「明日の神話」は、年間のべ1億人を超す通行者が出す衣料埃で、色彩が変わるほど厚く覆われます。そこで年に一度ボランティアのみなさんによるすす払いが行われます。今回はそのすす払いの様子を通して絵画の保全継承の難しさを伺うとともに、修復の過程で見つかった驚くべき名画の真実もお話しいただきます。
細心の注意をはらっておこなう絵画保全継承の難しさや、X線調査などで見つかった驚くべき名画の真実を伺います。
“今週の演奏曲”は、「You are not alone」(作曲:R.Kelly、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#29「草笛響く森の音楽隊~ちば里山草笛音楽隊~」

#29「草笛響く森の音楽隊~ちば里山草笛音楽隊~」

2014年11月09日放送
【ゲスト】 ちば里山草笛音楽隊

千葉県の森林インストラクターの有志のみなさんが5年前に結成した「ちば里山草笛音楽隊」。懐かしい草笛を中心にした森の音楽隊です。森林の知識を伝えたり、森林での野外活動を指導する活動の傍ら、音楽を通して草笛などの伝統的な野外の遊びの伝承普及をとスタート。今では隊員が20人を超え、レパートリーも60曲に増えました。千葉県君津市にある「遊々の森」を訪ね、秋の気配が深まる森で、草笛などを楽しみます。
草笛を中心に森の恵みを生かした素朴な演奏が、秋の気配深まる森に響きます。自然に目を向け、自然の素晴らしさや面白さを伝えようとする草笛音楽隊の演奏は必見です。
“今週の演奏曲”は、「もののけ姫」(作曲:久石譲、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#28「色鮮やかな墨絵アート~イラン・ヤニツキーさん」

#28「色鮮やかな墨絵アート~イラン・ヤニツキーさん」

2014年11月02日放送
【ゲスト】イラン・ヤニツキーさん(墨絵画家)

イスラエル生まれのイラン・ヤニツキーさんは、画学生だった30年ほど前に偶然雑誌で見た日本に憧れ、片道切符で来日しました。京都の美術館で出会った雪舟に衝撃を受け、墨絵を学ぼうと決意。南画の大家・山田耕雨師に弟子入りして、16年間の厳しい修業に耐え、ついには南画院の東京都知事賞を受賞するほどに。現在は、世界各国の人々に墨絵を教えながら、西洋絵画と墨絵の技法を合わせた独自の墨絵を展開しています。
油絵を学んでいたイランさんが魅せられた墨絵は、様々な色彩や独自のタッチで描かれた墨絵アート。来日して美術館で初めて見た墨絵の感動を語ります。
今週の演奏曲は、「Night of Beijing」(作曲:京田誠一、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之助)。

#27「折り紙で紙ニケーション~鈴木恵美子さん~」

#27「折り紙で紙ニケーション~鈴木恵美子さん~」

2014年10月26日放送
【ゲスト】 鈴木恵美子さん(折り紙作家)

一枚の紙でバラの花を折り上げる「ツイストローズ」の創作で、世界的にその名を知られる折り紙作家の鈴木恵美子さんを、茨城県牛久市内で開かれている教室へ訪ねます。鈴木さんのモットーは、「四角い紙から生まれる丸い人間関係」。折り紙をすることでコミュニケーションを図る「紙ニケーション」。鈴木さんの教室は、いつも笑顔にあふれています。ジャーさんも、折り紙教室に参加して、「紙ニケーション」を体験します。
“今週の演奏曲”は、「光の海」(作曲:京田誠一、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#26「スーパーカーに憧れたプロドライバー~竹内浩典さん~(後編)」

#26「スーパーカーに憧れたプロドライバー~竹内浩典さん~(後編)」

2014年10月19日放送
【ゲスト】 竹内浩典さん(レーシングドライバー)

先週に引き続き、今春新たに「スーパーカーレース」を立ち上げたレーシングドライバーの竹内浩典さんを、スーパーカーの代名詞ともいうべきランボルギーニのショールームに訪ねます。レースを通して子ども達に車への憧れを持ってもらうと同時に、交通ルールやマナーを学ぶ機会を提供していこうとする竹内さん。自動車王国である日本にふさわしいモータースポーツ文化を根付かせようとする熱い思いを語ります。
後編はランボルギーニのショールームから、日本にふさわしいモータースポーツ文化を根付かせようとする竹内さんの思いに迫ります。
“今週の演奏曲”は、「TSUNAMI」(作曲:桑田佳祐、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#25 「スーパーカーに憧れたプロドライバー~竹内浩典さん~」

#25 「スーパーカーに憧れたプロドライバー~竹内浩典さん~」

2014年10月12日放送
【ゲスト】竹内浩典さん(レーシングドライバー)

スーパー耐久で6回もシリーズチャンピオンになるなどツーリングカーレースで大活躍したレーシングドライバーの竹内浩典さんを、フェラーリのショールームに訪ねます。幼い頃見たスーパーカーへの憧れがプロドライバーになるきっかけだったという竹内さん。今春スーパーカーだけで競う「スーパーカーレース」を新たに立ち上げ、スーパーカーを通して子ども達に車への夢と憧れを持ってもらいたいと取り組む姿をご紹介します。
世界のスーパーカーが、音速のバトルを繰り広げる迫力あるシーンを思い浮かべながら、子ども達に車への夢と憧れを持ってもらいたいと語る、竹内さんのドライバー人生に迫ります。
“今週の演奏曲”は、「やさしさに包まれたなら」(作曲:荒井由実、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#24「会津弁と民話の魅力~五十嵐七重さん~」

#24「会津弁と民話の魅力~五十嵐七重さん~」

2014年10月05日放送
【旅人】ジャー・パンファン(二胡奏者)・小柳ゆき(歌手)・中村圭之介
【ゲスト】五十嵐七重さん(奥会津民話語り部)

福島県の奥会津地方に伝わる民話を昔ながらの会津弁で語り継ぐ奥会津民話語り部の第一人者・五十嵐七重さん(三島町在住)を只見町に訪ね、江戸時代後期に建てられた豪壮な曲屋である叶津番所(旧長谷部家住宅)の囲炉裏端でお話を伺います。娯楽の無かった時代、夕食後に両親が語ってくれる民話は、何よりの楽しみであり、生きていく上での知恵と教えだったといいます。五十嵐七重さんを通して、そんな民話の持つ魅力に迫ります。
五十嵐七重さんに語っていただく民話は、お父さんから語り継いだ「キツネとタニシ」。会津弁が醸し出すやさしい響きと、七重さんの表情豊かな語り口は、聴く者をファンタジー豊かな民話の世界へと引き込みます。
“今週の演奏曲”は、「竹田の子守唄」(日本民謡、歌:小柳ゆき、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#23「日本最古の民謡~越中五箇山筑子唄保存会・岩崎喜平さん~」

#23「日本最古の民謡~越中五箇山筑子唄保存会・岩崎喜平さん~」

2014年09月28日放送
【ゲスト】岩崎喜平さん([越中五箇山筑子唄保存会]副会長)
※「崎」の正式な表記は「山」へんに「竒」となります。

世界遺産の合掌造り集落で知られる富山県の五箇山地方は、古い民謡の宝庫です。中でも上梨の山里に伝わる「筑子(こきりこ)」は、約1400年前から田楽として歌い継がれてきたと言われる日本で最も古い民謡の一つ。大正末期に始まった外界との交流で一時は消えかかりましたが、多くの人々の努力で復活。今も住民の皆さんがその伝統を守り続けています。脈々と受け継がれる古謡の魅力を、保存会の岩崎喜平さんに伺います。
毎年の祭礼で「筑子」が歌い踊られてきた五箇山の古社白山宮の舞殿で、越中五箇山筑子唄保存会の皆さんが往時のままに唄と踊りをくりひろげます。中でも豊穣を祈り祝う勇壮な「ささら踊り」は、見ものです。
“今週の演奏曲”は、「風の子守唄」(作曲:服部克久、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)、「筑子(こきりこ)」(唄と踊り:越中五箇山筑子唄保存会)。

#22「動物園まんが家飼育係~南方延宣さん~」

#22「動物園まんが家飼育係~南方延宣さん~」

2014年09月21日放送
【ゲスト】南方延宣さん(動物園まんが家飼育係)

広島市安佐動物公園では、動物の生態をおもしろく描いたマンガの解説掲示板が名物です。これを描いたのが、飼育係の南方延宣さん。20年前、当時の園長から言われた一言の勘違いから始まった8コマ漫画による動物解説は、動物たちの意外な生態や素顔を楽しく伝えて大人気になりました。ついには単行本としても出版され、広島本大賞を受賞するほどの話題に。マンガを通して動物たちの姿を伝える南方さんの活動をご紹介します。
トークの舞台は、園内にアフリカのサバンナを再現した一角で、ちょっとしたアフリカ旅行気分。本番中にはキリンのアキヨシ君がジャーさんたちの気を引こうと、盛んに三人に近寄って存在をアピールします。
“今週の演奏曲”は、「となりのトトロ~さんぽ」(作曲:久石譲、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#21「伝統の和紙文化を伝えたい~川原隆邦さん~」

#21「伝統の和紙文化を伝えたい~川原隆邦さん~」

2014年09月14日放送
【ゲスト】川原隆邦さん(蛭谷和紙職人)

越中和紙三大産地の一つ富山県蛭谷(びるたに)では、かつて120軒ほどあった紙を漉く家が消え、消滅の危機にありました。そんな状況を見た川原隆邦さんは、20代の若さで最後の蛭谷和紙職人だった米丘寅吉さんに弟子入り。師匠亡き後もたった一人で「蛭谷和紙(びるだんわし)」の復活に取り組み、今では原料であるコウゾやトロロアオイの栽培から紙漉きまで一貫して行い、一人で蛭谷和紙の継承と革新に取り組んでいます。
ジャー・パンファンさんが、川原さんの工房で生まれて初めての紙漉きにチャレンジ。はたしてうまく漉けるでしょうか?
“今週の演奏曲”は、「風の翼」(作曲:吉岡一政、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#20「鉄と線の世界はスイングジャズ~鉄筋彫刻・徳持耕一郎さん~」

#20「鉄と線の世界はスイングジャズ~鉄筋彫刻・徳持耕一郎さん~」

2014年09月07日放送
【ゲスト】徳持耕一郎さん(鉄筋彫刻)

鳥取市にあるアトリエで「鉄筋彫刻」に取り組む造形作家の徳持耕一郎さん。ジャズ奏者たちのステージの一瞬を捉え、鉄筋が生みだす線だけで表現するオリジナルアート。その作品は鳥取市内の各所にもパブリックアートとして数多く飾られている。ジャズとの出会いは、個展のため訪れたニューヨーク。帰国後、鉄筋彫刻として花開いた。その作品は、ジャズの本場ニューヨークのジャズミュージシャンたちの間でも高い評価を受けている。
鉄に魅せられた徳持さんの作品は、まるで紙から抜け出した「線」のジャズプレーヤーが奏でる音が聴こえてきそうなほど躍動的。ジャズとアートの魅力を併せ持つ楽しい世界を紹介。
“今週の演奏曲”は、「Moon River」(作曲:Henri Mancini他、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#19 「子どもたちの笑顔が広がる大きな夢~児童劇団代表・青砥洋さん~」

#19 「子どもたちの笑顔が広がる大きな夢~児童劇団代表・青砥洋さん~」

2014年08月31日放送
【ゲスト】青砥洋さん(児童劇団「大きな夢」代表)

今から21年前、東京都稲城市でわずか10人の子どもたちでスタートした児童劇団「大きな夢」。代表の青砥洋さんが目指すのは、子どもたちにミュージカルを通して自分に宿る能力を最大限に発揮してもらうこと。青砥さんのそんな思いに応えるかのように、今では全国で500人以上の子どもたちが劇団員として活動する大劇団に成長しました。子どもたちの成長ぶりに目を細める青砥さんのさらなる「大きな夢」とは?
“今週の演奏曲”は、「カントリーロード」(作曲:J. Denver他、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#18「光・影・色の幻想的アート!境界剪画~Sabさん~」

 #18「光・影・色の幻想的アート!境界剪画~Sabさん~」

2014年08月24日放送
【ゲスト】Sabさん(境界剪画家)

気の赴くままに切り抜いた切り絵から生まれる光と影が織りなす「境界剪画」の世界。アーティストのSabさんが、「境界剪画」を思いついたのは、友人との電話中。知らぬ間に片手で描いた模様の面白さに、カッターで切りぬいてみたのがきっかけでした。作る側の意志は3割で、後の7割は偶然が作りだすという不思議なアート。ジャーさんもSabさんの指導の下、カッターを手にして、「境界剪画」にチャレンジしてみます。
カッターを使って紙を切り抜いた独自のデザイン画(切り絵=剪画)が、何枚も重なって光と共に変化する「境界剪画」。光・影・色が織りなす、幻想的な非日常の世界が楽しめます。
“今週の演奏曲”は、「花咲く旅路」(作曲:桑田佳佑、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#17「新しい漆の世界にチャレンジ~伊藤猛さん~」

#17「新しい漆の世界にチャレンジ~伊藤猛さん~」

2014年08月17日放送
【ゲスト】伊藤猛さん(漆職人)

木曽路奈良井宿の隣に位置する木曽平沢は、16世紀からの歴史を持つ漆工の町。中山道に沿った古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、今も伝統の木曽漆が作られています。この町で漆器を作り続ける伊藤猛さんは、1998年長野オリンピックの入賞メダルを漆で作った人物。そのメダルはオリンピック史上最も美しいと評されました。漆の世界を常に革新しようとチャレンジする伊藤さんの仕事ぶりを拝見します。歴史ある漆の伝統を守りながら、新しい漆の世界を創造する姿には、人や物との出会いを大切にする姿勢があります。
“今週の演奏曲”は、「夏の終わり」(作曲:森山直太朗、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#16 「斬新な墨作りに挑戦~伊藤亀堂さん~」

#16 「斬新な墨作りに挑戦~伊藤亀堂さん~」

2014年08月10日放送
【ゲスト】伊藤亀堂さん(墨匠)

書道家に愛用されている手作り墨の逸品をはじめ、無限の色彩を生み出す8色墨や1分ですれる墨など、伝統を守りながら時代のニーズに合った墨作りにチャレンジする、鈴鹿墨の伝統工芸士伊藤亀堂さんを紹介。
1200年以上の長い歴史と伝統を持つ「鈴鹿墨」を、息子さんと共に唯一守っている墨匠の伊藤亀堂さんを、三重県鈴鹿市の工房に訪ねます。伝統は守っているだけでは廃ると考える亀堂さんは、常に新しいことにチャレンジ。伝統的な銘墨だけでなく、無限の色彩を生み出す業界初の8色墨「雪月風花」や、小学生でも1分間で墨がすれる「超早おり墨」など、時代のニーズに合った斬新な墨を作り続けてきました。その素顔に迫ります。
“今週の演奏曲”は、「SILENT MOON」(作曲:京田誠一、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#15「炎と対話する備前焼~人間国宝・伊勢﨑淳さん~」

#15「炎と対話する備前焼~人間国宝・伊勢﨑淳さん~」

2014年08月03日放送
【ゲスト】伊勢﨑淳さん(備前焼作家・人間国宝)

備前焼の第一人者で人間国宝の伊勢﨑淳さんを、岡山県備前市伊部の山中にある窯場へ訪ねます。伝統的な穴窯を復元した伊勢崎さんの窯場では、ちょうど新しい作品を焼成する窯焚きの最中。お弟子さんたちと共に窯焚きする伊勢崎さんに、お話を伺いました。さらにジャーさんは、火が入っていない穴窯の中へ通され、窯の内部で伊勢﨑さんからお話を聞くという貴重な体験も。最後に、二胡の美しい音色が新緑の窯場に響き渡ります。
“今週の演奏曲”は、「真夏の果実」(作曲:桑田佳佑、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#14「絵画に命を吹き込む~吉村絵美留さん~」

#14「絵画に命を吹き込む~吉村絵美留さん~」

2014年07月27日放送
【ゲスト】吉村絵美留さん(絵画修復家)

東京・渋谷駅構内に飾られた岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」をはじめ、数々の名画修復で知られる絵画修復の一人者、吉村絵美留さんのアトリエに訪ねます。最新鋭の測定機器や科学的な手法を駆使して、絵画を修復する姿は、まさに「絵画の医師」。現在、絵美留さんが修復中の岡本太郎「歓喜」や「死の灰」、牧野邦夫「赤い服を着た姉の肖像」などを実際に拝見しながら、絵画修復の難しさと醍醐味を伺います。
現在修復中の岡本太郎「死の灰」は、絵美留さんによるX線調査で、行方不明となっていた岡本太郎の幻の名画の上から描かれたものであることが解明されました。絵の下から浮かび上がった幻の名画もご覧に入れます。
“今週の演奏曲”は、「Fly Me to The Moon」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#13「日本初!公立の人形劇専門劇場~矢吹英孝さん~」

#13「日本初!公立の人形劇専門劇場~矢吹英孝さん~」

2014年07月20日放送
【ゲスト】矢吹英孝さん(札幌市こども人形劇場こぐま座館長)

1976年に札幌市の中島公園内に誕生した「札幌市こども人形劇場こぐま座」は、その名の通りこどもたちのための人形劇を上演する、全国でも珍しい公立の人形劇専門劇場です。ユニークなのは、劇場の持ち主は札幌市だが、運営するのは市民という考え方。人形劇を見たこどもが大人になって人形劇をする側になるという循環型のスタイルが確立。親子三代にわたり人形劇を楽しむ札幌ならではの人形劇文化が引き継がれています。
ジャー・パンファンと中村圭之介の二人が、矢吹館長の指導の下、ミニシアターで人形劇にチャレンジします。本人たちも思わず大笑いのショート人形劇は必見です。
“今週の演奏曲”は、「Top of The World」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#12「江戸風鈴の魅力と音色」~篠原儀治さん~

#12「江戸風鈴の魅力と音色」~篠原儀治さん~

2014年07月13日放送
【出演】 小柳ゆき
【ゲスト】 篠原儀治さん(江戸風鈴職人)

江戸時代から続くガラス製の「江戸風鈴」を、今も東京で唯一作り続ける篠原風鈴本舗会長の篠原儀治さん(89)。玩具扱いされていた江戸風鈴を伝統工芸品にまで高める一方で、持前のアイディアで様々なユニークな風鈴を生み出したり、20年にわたり海外での普及活動を行うなど、江戸風鈴を次世代に引き継ごうと活躍されてきました。新しいものにチャレンジしてこそ伝統は引き継がれるという篠原さんの生き方を紹介します。
篠原風鈴本舗の工房で、ジャー・パンファン、小柳ゆき、中村圭之介の三人が、職人さんの指導の下、生まれて初めて江戸風鈴作りにチャレンジします。はたしてどんなオリジナル風鈴が出来上がるでしょうか。
“今週の演奏曲”は、「線香花火」(作曲:さだまさし、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#11 「ギター小僧時代の腕前披露」~松浪健太衆議院議員決算行政監視委員長~

#11 「ギター小僧時代の腕前披露」~松浪健太衆議院議員決算行政監視委員長~

2014年07月06日放送
【ゲスト】松浪健太先生(衆議院議員決算行政監視委員長 衆議院議員)

中学生の頃ギターに熱中し、毎日6時間もエレキギターを弾くほどの「ギター小僧」だったという衆議院議員の松浪健太先生がお客様です。高校に進学してからは、格闘技に興味が移ったものの、クラシックギターに持ち替えて演奏を続け、国会議員になってからも議員バンドを組むほどのギター好き。そのテクニックは、玄人はだしとして知られています。今回は、腕前をたっぷりとご披露していただきます。
“今週の演奏曲”は、「Star of The County Down」「イパネマの娘」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:松浪健太先生、Eベース:中村圭之介)。
収録の舞台となったのは、東京・白金にある八芳園壺中庵の「蘭の間」。ここはかつて「中国革命の父」孫文が、日本亡命中に隠れ家として住んだ邸宅で、今も当時の抜け道などが残る、日中をつなぐ歴史の舞台です。

#2(再)「一代一職~鍛金に生きる」

#2(再)「一代一職~鍛金に生きる」

2014年06月29日放送
【ゲスト】奥山峰石さん(鍛金家・人間国宝)

一枚の金属板を打ち出して複雑な造形美を生み出す鍛金の世界。人間国宝の奥山峰石さん(76)は、15歳で山形から上京し、以来60年、鍛金の道一筋に歩んできました。その作品は、長い鍛金の歴史の中で誰もがなしえなかった独自の技術によって生み出され、まるで一幅の絵画を見るような見事さです。今回は、奥山峰石さん篇を再放送いたします。
“今週の演奏曲”は、「義よ 永遠に」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#10「女性の感性で五代目を継ぐ盆栽家」

#10「女性の感性で五代目を継ぐ盆栽家」

2014年06月22日放送
【ゲスト】山田香織さん(盆栽家)

ジャー・パンファン、中村圭之介が今回訪ねるのは、埼玉県さいたま市の通称「盆栽村」。嘉永年間から続く老舗盆栽園「清香園」の五代目を継ぐ盆栽家の山田香織さんです。山田さんは盆栽という伝統的な男性社会に、若い女性の感性で入り込み、先代が創案した「彩花盆栽」で、盆栽の世界を大きく広げました。そんな山田さんに盆栽の魅力を語っていただき、ジャーさんが生まれて初めてというミニ盆栽作りにチャレンジします。
“今週の演奏曲”は、「花は咲く」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。

#9「小柳ゆきが新内節に初チャレンジ」 

#9「小柳ゆきが新内節に初チャレンジ」 

2014年06月15日放送
【出演】
小柳ゆき

【ゲスト】
新内光千佳さん(新内浄瑠璃太夫・「新内節の会」主宰)
鶴賀喜代寿郎(新内如月派家元代行)
※ 「喜」の表記は正式には「七」が3つ=㐂/環境依存文字)

ジャー・パンファン、中村圭之介に加え、今回は当番組オープニング曲「Here For You」をピーボ・ブライソンと共に熱唱している小柳ゆきさんの三人が、新内浄瑠璃太夫の新内光千佳さんを訪ねます。浄瑠璃から素語りを発展させて生まれた「新内」は、新内流しという上演スタイルを定着させ、江戸情緒を代表する庶民文化の華として開花しました。その魅力に魅せられた新内さんに「庶民文化の華」新内の魅力を伺います。
“今週の演奏曲”は、安珍・清姫で知られる新内節「日高川」(新内:新内光千佳さん、三味線:鶴賀喜代寿郎さん、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)。二胡と新内のコラボは聴き逃せません。
小柳ゆきさんが、新内光千佳さんの指導の下、新内節に生まれて初めてチャレンジします。ふだんのボーカルとはまったく異質の発声と節回しが求められる新内。小柳ゆきさんの新内、必見です。

#8「クラリネットに魅せられた大臣」

#8「クラリネットに魅せられた大臣」

2014年06月08日放送
【ゲスト】古屋圭司先生(国務大臣 国家公安委員会委員長)

国務大臣 国家公安委員会委員長をはじめ4つの大臣を務める衆議院議員の古屋圭司さんを訪ねます。50歳のとき演奏会で聴いたクラリネットに感動、翌日にはクラリネットを買いに走ったという古屋さん。公務で多忙を極める中、毎朝5時に起き、自宅に作った防音室で練習を重ねました。目標は、10年後の還暦にオーケストラと演奏すること。その夢を2年前見事に果たしました。今回はソロ演奏に加え、二胡とのコラボにもチャレンジします。
“今週の演奏曲”は、「ユーモレスク」(クラリネット:古屋圭司さん)「故郷」(クラリネット:古屋圭司さん、二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)です。
対談と演奏の舞台になったのは、上野公園内の東京国立博物館庭園の一角にある九条館。九条家ゆかりの由緒ある建物で、床張には江戸時代狩野派による山水図が描かれた価値ある建築です。

#7「無心の書に魂がふるえる」後編

#7「無心の書に魂がふるえる」後編

2014年06月01日放送
【ゲスト】
金澤泰子さん(書家)
金澤翔子さん(書家)

先週に引き続き、書家の金澤翔子さんと、お母様で書家の金澤泰子さん母娘を東京都内の工房に訪ねます。翔子さんが14歳の時に亡くなったお父様との約束で、20歳になった記念にと一回限りのつもりで開いた作品展が話題となり、一躍書家として注目を集めた翔子さん。それからの活躍ぶりは、障害児を持つご両親にとって、大きな希望の光となってきました。これまでの歩みを振り返り、未来への夢を語っていただきます。
ジャー・パンファンからのプレゼント“今週の演奏曲”は、翔子さんが大好きなディズニーから「ハイホー」「いつか王子さまが」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)です。

#6「無心の書に魂がふるえる」前編

#6「無心の書に魂がふるえる」前編

2014年05月25日放送
【ゲスト】
金澤泰子さん(書家)
金澤翔子さん(書家)

当番組のタイトル題字を揮毫していただいた書家の金澤翔子さんと、お母様で書家の金澤泰子さん母娘を、東京都内の工房に訪ねます。ダウン症という障害をもって生まれた翔子さんに初めは戸惑った泰子さんでしたが、翔子さんの愛にあふれた姿に心が動かされ、翔子さんの才能を開花させていきます。翔子さんの子育ての経験をもとに運営されている書道教室には、障害を持つ多くの子供たちも学んでいます。
ジャー・パンファンから金澤泰子さんと翔子さんへのプレゼント“今週の演奏曲”は、翔子さんが大好きなディズニーから「ディズニー・メドレー」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)です。

#5「京野菜の文化を400年受け継ぐ」

#5「京野菜の文化を400年受け継ぐ」

2014年05月18日放送
【ゲスト】樋口昌孝さん(農業家)

京都市北部の鷹峯で400年続く野菜農家の14代目、「京野菜の匠」樋口昌孝さんを訪ねます。昔ながらの丁寧な農法で育てられる樋口さんの野菜は、うま味が濃く、野菜本来の味もしっかり。生産量が限られるため、料亭やレストランに直接引き取られるか、「振り売り」でしか手に入りません。おいしい野菜作りにとことんこだわり、次世代に伝えようと子供たちへの伝承にもエネルギッシュに取り組む樋口さんの姿をご紹介します。
ジャー・パンファンから樋口昌孝さんへのプレゼント“今週の演奏曲”は、「いつか、また」(二胡:ジャー・パンファン、ギター:中村圭之介)

#4「みんなでうたうと、みんな楽しい」

#4「みんなでうたうと、みんな楽しい」

2014年05月11日放送
【ゲスト】
田中宏さん(合唱指揮者・「うたう会」主宰)
「うたう会」のみなさん

月山の麓、山形県鶴岡市を拠点に日本各地で「うたう会」の活動を広める合唱指揮者の田中宏さん。田中さんが指導する合唱は、声を出すことの素晴らしさ、日本語の歌詞の素晴らしさ、そしてみんなで歌うことの楽しさを知ってもらいたいと、楽譜は一切使いません。庄内の豊かな自然と風土、伝統が、その場所の「風」に吹かれて歌うことの大切さを教えてくれたとも。“みんなで歌うとみんな楽しい”「うたう会」の合唱を楽しみます。
トークの舞台は、致道博物館内に広壮な大名屋敷の面影を残す「御隠殿(ごいんでん)」内の奥座敷「関雎堂(かんしょどう)」。背後には国の名勝に指定された「酒井氏庭園」の絶景が広がります。

#3「“雅楽”1300年のクラシック」

#3「“雅楽”1300年のクラシック」

2014年05月04日放送
【ゲスト】
上野慶夫さん(洋遊会会長)
洋遊会のみなさん

富山県高岡市福岡町に、153年間にわたり雅楽の伝統を連綿と守り続ける民間団体「洋遊会」があります。かつて明治天皇から菊のご紋章の使用を許されたほどの由緒ある雅楽団体。会に代々伝わる貴重な装束や仮面、宮内庁の楽師の方々から直接指導を受けるなど、その舞や演奏はとてもアマチュアとは思えません。会長である上野慶夫さんから、雅楽の魅力を伺い、ジャー・パンファンが舞楽「納曾利」を二胡でコラボ演奏します。

#2「一代一職~鍛金に生きる」

#2「一代一職~鍛金に生きる」

2014年04月27日放送
【ゲスト】 奥山峰石さん(鍛金家・人間国宝)

一枚の金属板を打ち出して複雑な造形美を生み出す鍛金の世界。人間国宝の奥山峰石さん(76)は、15歳で山形から上京し、以来60年、鍛金の道一筋に歩んできました。その作品は、長い鍛金の歴史の中で誰もがなしえなかった独自の技術によって生み出され、まるで一幅の絵画を見るような見事さです。今回はジャー・パンファンと中村圭之介が都内にある奥山先生の工房を訪問。鍛金を体験しながら、奥山先生のお話を伺います。

#1「手作り楽器が広げる笑顔」

#1「手作り楽器が広げる笑顔」

2014年04月20日放送
【ゲスト】
泉谷貴彦さん(「木と音の会」代表)
木と音の会のみなさん

高知県土佐清水市で20年以上前から「木と音の会」を主宰する泉谷貴彦さん。高知県の豊かな森林資源を活かした思い思いの楽器を手作りし、その楽器で演奏を楽しむという独自の音楽活動を続けています。ふるさと高知への熱い思いが生んだこの活動は、今や日本全国はもちろんのこと、遠くスイスにまで広がりを見せています。ジャーさんの二胡とのコラボ演奏も聴き逃せません。

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