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花火で人々に感動と勇気を!「小松煙火工業」

2014年2月22日(土曜日)O.A.

創業から129年、秋田県大仙市にある小松煙火工業は花火の製造、販売から打ち上げ、花火大会の演出まで行っている打ち上げ花火の老舗会社。現在は五代目となる小松忠信さんが社長を務めている。

日本最高峰の花火大会と言われている「全国花火競技大会」、通称「大曲の花火」で2013年に優勝。それも「五重芯(ごえしん)」と呼ばれ、花火の中に五重の円を綺麗に並べる究極の花火を成功させての快挙であった。

そんな小松さんは「花火で人々に感動と勇気を!」がモットー。東日本大震災があった2011年の夏に、被災した子ども達を招待した花火大会で花火を打ち上げたり、山形県寒河江市で毎年、大晦日に行われている花火大会での演出を担当して、地域の活性化に協力する仕事も行っている。

また未来に向けて、環境に優しい花火作りにも取り組み、打ち上げた後、ゴミとならない素材の開発を行い商品化に成功した。

このように、日本の伝統文化「花火」をさらに進化させるべく、日々、努力を続ける「小松煙火工業」の花火作りの現場や仕事ぶりを紹介していきます。