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9月 ルーマニア
  • 9月3日放送

    東ヨーロッパの国ルーマニア。かつては「東欧の小パリ」とも讃えられた首都ブカレストから車でおよそ5時間。トランシルバニア地方の東にある村、ゴルネシュティにロマの人々が暮らしています。

    「ロマ」とは、ヨーロッパや中近東などで移動生活をする民族のことで、ルーマニアには世界一「ロマ」が多い国といわれています。

    陽気な音楽を映し出したような鮮やかな衣装で踊る、「ロマの踊り」。放浪によって多くの国の文化を吸収し、独自に発展させてきた「ロマの芸術」。今回はそんなロマ民族の歴史と文化を紐解いていきます。


  • 9月10日放送

    放浪の旅の中で、ダンスや演奏などを生業にしてきたロマ民族。そんなロマの人々が大切にしている踊りのひとつに「バルブング」があります。

    素早いステップを踏みながら、両手で体をリズミカルに打ち鳴らします。そんな踊りとともに、人々が集い、踊りが楽しまれる場所で欠かせないのが「ツイカ」と呼ばれるお酒。

    果物を伝統的な方法で蒸留する、ルーマニアを代表するお酒です。今回は、ルーマニアの人々の暮らしと、放浪の末に築き上げられたロマの踊りを紹介します。


  • 9月18日放送

    世界を放浪してきたロマ民族。彼らのダンスや音楽は、多くの国に影響を与えてきました。スペインのフラメンコ。トルコのベリーダンス。バルカン半島の音楽。ヨーロッパの国々のほとんどが「ロマ」の影響を受けていると言われています。

    芸術性に優れた、流浪の民、ロマ民族。その文化と誇りがいかに継承され続けているかをご紹介します。