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8月 日本
  • 8月6日放送

    四国の北東部に位置し、紀伊水道に面する徳島県徳島市。徳島市では毎年8月、130万人の人手でにぎわう「徳島市阿波おどり」が開かれます。

    街の大通りには、「連」と呼ばれる“踊りのグループ”が何組も登場し、軽快な鳴りものの響きにのって4日間に渡って踊りつくします。

    もともとは先祖の霊を慰める「盆踊り」などがルーツとされます。自由な民衆の娯楽として花開き、戦後は復興の象徴として発展しました。

    基本的な振りは、手を挙げ、足を運ぶだけ。力強く、自由奔放な「男おどり」、艶っぽく上品な「女おどり」などがあります。400年以上の歴史を誇る徳島の伝統芸能「阿波おどり」の魅力に迫ります。


  • 8月13日放送

    親しみやすい踊りと心浮き立つリズムが魅力の「阿波おどり」。現在では日本全国60カ所を越える街のお祭りで踊られるほどポピュラーになりました。

    夏になると、「連」と呼ばれる地元のグループが集まり、8月のお盆に行われるお祭り「徳島市阿波おどり」にむけて週に4日練習に励みます。

    老舗の「えびす連」には150人を越えるメンバーがいます。阿波おどりの花形は、やはり華麗な女踊り。その中でも中央で踊る増田晶子さんは誰もが憧れる、看板の踊り子。物心ついた時から初めていたという増田さんは家族全員とこれまで18年間、阿波おどりと携わってきました。

    今回は本場徳島で受け継がれてきた、伝統の極意に迫ります。


  • 8月20日放送

    「手を上げて 足を運べば 阿波おどり」と俳句でうたわれるほど誰もが親しみやすい阿波おどり。そのリズムを生み出す「鳴りもの」と呼ばれる楽器は鉦(かね)、太鼓、笛、三味線、鼓など5種類。

    笛職人の神下克巳さんは一本の笛ができるまで約3年かかるという、「みさと笛」を手作りで作っています。以前は調律のできない笛が使われていましたが戦後、踊りが個性的になるにつれ、より完成された音色を出すことのできる、この「みさと笛」が吹かれるようになりました。

    今回はその踊りにかかせない鳴りものの秘密を探ります。


  • 8月27日放送

    国内最大級の規模を誇る「徳島市阿波踊り」は、今年も8月12日から15日に開催されました。世界中から観光客が訪れ、4日間で、のべ114万人の人出で賑わいました。

    今回密着した老舗の連「ゑびす連」の踊りや観光で飛び入り参加した人たちも踊れる「輪踊り」、さらには、有名連が一同に介する「総踊り」など、祭りの魅力をたっぷりお伝えします。